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よく寒いと「風邪ひきますよ」って言いますが
あれは本当なのですか?
なぜ寒いと風邪をひくのでしょうか?
風邪ってウィルスのせいではないのですか?
だとしたら体温低下とどのような関連性があるのでしょう?そもそも風邪の定義って?

A 回答 (4件)

こういう基礎的な問題は、このごろ考えていなかったから、現役の研究者からは摘発(^_^;)・指摘されるかも知れませんが・・・・。



専門研究者の方の答えがあるかと思って、いつもは見ないのですが、ちょっと他の方のも拝見しました。
ちょっと違うかなとは思えますが、一般的な答えは既に出ているようですので、違う面から見てみます。

>なぜ寒いと風邪をひくのでしょうか?
⇒人体・動物はそれぞれ一番最適な温度帯に体を維持しています。
それはなぜか・・・・人体は化学工場の様に高温・高圧でエネルギーを作ったり、物質変換を行っていません。
では、なににより行っているか・・・基本的にはエンザイムによりおこなっています。

で、此のエンザイムは作動温度範囲が極端に狭いのです。 
だいたい36度後半から37度程度が一番働きやすい温度ですので、その範囲においておきたいのです。

で、風邪の原因は多くがvirusですが、一部のbacteriaやマイコプラズマやクラミジアも風邪症候群を起こします。
これらはまだまだ進化していないので、人体に寄生しても一緒に楽しく暮らすことが出来ないのです。
細胞内の寄生体で進化しているのは、ご存知のミトコンドリアです。これは元々は他の細胞でしたが、人類の細胞と(他の動物もらしい、獣医さんがいれば答えてくれるでしょうが、多分同じでしょう)適合して、お互いに助け合っています。

で、此のミトコンも温度が重要で、体温を一定に保ってあげないと働かない、役には立つが、わがままな同居人・細胞なのです。
で、体温を一定温度に保ってあげないと、人類の唯一のエネルギーであるATPを作ってくれなくなります。

すると、免疫細胞も働けなりますから、病原性微生物に体を乗っ取られて行くのです。
こういうミクロの世界でも弱肉強食の世界があるのです。

これらももっと進化すると、ミトコンほどでは無いでしょうが、腸内微生物程度にはなり、一緒に暮らせるように成るのかも知れません。

で、病原性微生物の体内への入り口は、皮膚からと言うことはまずありません。
普通は粘膜の部分・・・鼻腔内、咽頭喉頭部やこのごろわかってきたのでは、胃腸内腔からも体内に侵入して来るそうです。
(鼻腔・口腔から肛門までは厳密には体内ではなく、皮膚の続きです)

鼻腔内・咽頭喉頭部は気温が下がると、乾燥して粘膜がバリアー機能を発揮しなくなります。
で、皮膚と違い、ミクロの生物が入りやすい穴のあいている、粘膜部が丸出しとなると、其処から入ってしまうのです。
勿論粘膜部にはIGA(免疫グロブリンA)が主になり、微生物類から人体を守っていますが、此のエネルギーの体温低下で作られなくなり、弱くなってしまうわけです。




で、医学書には
風邪・Common coldは身体を突然寒気に暴露したり、濡れたまま放置したりしたときに惹起する呼吸器系の炎症性、そのほかの疾患の総称・・・・となっています。
で、原因は
意見が種々別れ、伝染することによりウイルス説を唱えるもの、抗ヒスタミン剤の効果によりアレルギー説を唱えるもの、体温の分布の不均衡により起こると説明しようとするものなどがあるが、おそらくこれらが総合して起こるのだろうともかかれています。
なんだかわからないわけです。(^_^;)


そのためインフルエンザ以外に風邪症候群と言うものがあるのです(インフルエンザは激症ですので、一応別格で、風邪症候群とはくしゃみ・鼻水・鼻づまり・のどの痛み・咳・痰、発熱・頭痛・全身倦怠感・食欲不振などの全身症状同伴する点が同じなので一括してかぜ症候群
と呼んでいます)

で、今は不明ですが、これら病原性微生物が居なかった場所・・・南極では寒いのに風邪には掛からなかったそうです。今はもって行っているので、掛かるらしいが・・・。

此の風邪症候群の症状は、他の色々な重要疾患の初期の症状と類似しているため鑑別診断が重要となります(例えば、肺がんと肺結核、クループ、風疹、麻疹、髄膜炎や多くなっているアレルギー性鼻炎などなど沢山あり、医師はこれらを一瞬で診断するのです(^_^;)。

まあ、此の程度の基礎知識を知った上で、
考えると、全部答えがわかると思います。
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こんにちは。


もう一つの側面があります。

先の方が述べてるように、体の中の酵素(エンザイム)等の働く温度に制限があるので、命を守る為には、寒いときには熱の生産量を高めて温度を維持します。
その為に筋肉を震えさせたりするわけです。

しかしこれによって、カロリーやビタミンも大変消耗します。
つまり、寒い中にいると、筋肉は疲労し、栄養はどんどん消費されてしまうわけです。

そうなると何も感染しなくても体自身が変調を来してしまいます。

体の弱い人が運動後、熱を出したりするのと同じものです。

そういう状態は免疫力も衰えているので、こういう時に元気な菌やウィルスがやってくると、イチコロなわけです。

逆に言うと、最初のカロリー消費、栄養消費に対して十分なカロリーやビタミン、ミネラル、水分など失われる物を補給できると風邪の対策としては非常に効果があります。
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この回答へのお礼

みなさん回答ありがとうございました。
大変参考になりました。
風邪をひきやすい体質なので、この冬はみなさんの回答を参考にしながら乗り越えていきたいと思います!

お礼日時:2004/10/30 19:05

風邪と言われる物は一般的に


病原微生物が体内に侵入して、増殖。これによって発病。いわゆる感染症の一種で、呼吸器系の粘膜に病原微生物が取り付き粘膜を傷つける疾患の事です
病原微生物=ウイルス

で、ウイルスの種類は限りなく多く。その諸症状によって対処し、薬を出すわけで風邪薬ができたらノーベル賞物だ
といわれる所以です。。。
風邪の原因の80%はこのウイルスだと言われてます
残り20%が抵抗力の低下による物だと言われてます

musieさんが書かれてる寒いと風邪。ですが、
まずウイルスは温度が高いと死滅したり弱ったりする物が多いです
低温で乾燥してる場所では増殖したり活発に働き出します
つまり、身体の温度が低くなる体温が低下すると
この状態になるわけです、それから、寒いと脳神経の働きで粘膜の分泌と線毛の運動が邪魔されます
これによってウイルス感染が容易になってしまいます
寒い状態では空気が冷たいと思われます

冷たい空気に粘膜がさらされると血管収縮がおき
そこに流れる血液の量が減るためウイルスを撃退する物質の量が減ります

これらから体温低下、寒いと風邪をひく事が多くなるわけです

風邪を定義するのは難しいですが、一般的には上記のような感じだと思われます
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寒いとウィルスの活動が活発になるんですよ。


湿度が低いとさらに活発になる!だから冬は
風邪引きやすいんですよ。

体温低下とはまったく関係ないですよ。人間
の体温は春夏秋冬一定ですから。関係あるの
は気温と湿度です。

風邪って鼻詰まり、喉の痛み、微熱、などの
総称だと思いますよ。
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