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 知人曰く、実をつけた銀杏の木だけが、今年に限って黄色くならない。と不思議がっています。植物学的に何か意味があるのでしょうか?教えてください。宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

イチョウ等の冬が近づくと葉が黄色くなる。


でも本当はもともと黄色の色素カロチノイドがあるためで春から夏、光合成が盛んに行われている時には
クロロフィルのため緑に見えている訳です。
冬が近づくと日光の量が減り効率よく光合成が行えず糖の生成に水分を多く使う植物は葉を落とすための準備として葉と枝の境に離層を形成します。この離層によって、葉の中で生産された糖分は枝の方に移送されるのが妨げられ、糖分は葉の中に残ってしまいます。一方葉緑体の中にある、葉を緑色に見せる色素、クロロフィルは老化してアミノ酸に分解されます。
さて、銀杏の実ですがここにも多くの糖分が蓄積されます。
したがってより多くの光合成を行う必要があるので
葉が緑の期間が長くなると考えられます。
今年の場合、気温が下る時期が例年より遅いので
イチョウの葉が黄色くなる時期も雄雌とも遅めです。
また銀杏の実が成長する時期も悪天候でした。
この影響もあって黄色になる時期も遅れたのではないかと思われます。
今年は全体的に紅葉も遅くなっているようです。
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この回答へのお礼

furu-tu2003さん こんにちは はじめまして。さすがご専門のお方、理論的に分かり易くご教授を賜りまして誠に有り難うご座居ました。たいへん勉強になりました。厚く御礼申し上げます。

お礼日時:2004/11/21 11:31

#1です。


実をつけた銀杏の木だけ…とおっしゃるので、糖質などを作る力が周りの木より、より弱くなっているのでは~…と、思ったのですが付加し忘れたので^^;追記します。ごめんなさい~。
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おはようございます^^


この間テレビでやっていましたが、秋~冬にかけて、気温が下がるにつれ、樹木は根から水分を吸収する作用が衰えてくるのですが、そうなると、葉と茎の付け根の部分を、木はせき止めて葉が落ちるようにしてしまうそうです。すると葉で光合成によって作られた糖分やデンプンなどは、枝から先に流れなくなり、葉に蓄積されていきます。それらは酵素の働きによって、赤や黄色になる色素になっていきます。寒暖が激しいと、葉の緑を形成している物質が、紫外線んどにより分解され、緑の色素が減少します。すると、葉が元来持ち合わせている赤や黄色の色素が目立ってきます。(緑の色素が多いから、緑に見えているだけなんだそうです)こうして紅葉していくのですが、今年は暖かい期間が長く、寒暖の差も激しくなかったため、きちんと紅葉しない可能性が高いそうです。
参考までに、下のURLをどうぞ^^
私もうろ覚えなので…(笑)

参考URL:http://www.ocn.ne.jp/travel/kouyou/mame/01.html
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この回答へのお礼

hinapiyoさん こんにちは、はじめまして。早速ご回答を頂きまして、誠に有り難うご座居ました。なるほどそう言うことなのですか。折り返し知人に知らせます。有り難うございました。

お礼日時:2004/11/21 11:10

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