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公務員試験の判断推理の数量の問題です。

Q、パーティーが開かれ、55人が出席した。初対面の人同士は必ず握手をし合ってから歓談したという。以上のことから確実に言えるのはどれか?ただし、0も偶数に含めるものとする


①奇数回握手した人は必ずいる。
②奇数回握手した人は1人もいない。
③偶数回握手した人は必ずいる。
④偶数回握手した人は1人もいない。
⑤偶数回握手したものは偶数人いる。

選択肢で、答えの「3:偶数回握手した人は必ずいる」の他に、「2:奇数回握手した人は1人もいない」もありえると思ったのですが、なぜ答えは3番になるのでしょうか?
どなたか教えて下さいm(._.)m

A 回答 (4件)

55人もいるとわかりにくいので、3人の場合を考えます。




3人のうちの一人としての目線で、
 3人とも初対面の場合、二人に握手 →偶数
 3人とも初対面でない場合、握手なし →偶数

 片方だけ知り合い →奇数

さてこのとき、3人をA,B,Cとして関係を考えると
AとBがお互い知り合いだった場合、Cから見てA,Bは初対面であると言えます。
すると、Cは条件から、A,Bに握手をします。 →偶数

つまり、3つのパターンのどれをとっても
偶数回握手した人が必ずいることになります。


当然ながら、(奇数人である)55人になっても上のように考えていけば、すべてのパターンで
偶数回握手した人は必ずいる
という結果が得られます。


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この問題では、55人全員がお互い歓談するという前提条件が付いています。
現実では歓談しない人も出てくるはずですので、
少しでも疑問に思うと悩んでしまうはずです。
数学だと割り切りましょう。
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この回答へのお礼

具体例を教えて下さりとても分かりやすかったです!
ありがとうございます!

お礼日時:2019/04/03 17:07

訂正します



55人の内の
2人A,Bが
1回だけ握手して他の
53人は1回も握手しなければ
奇数回握手した人が
2人いる事になるので

いつも
「2:奇数回握手した人は1人もいない」
となるわけではないので
「2:奇数回握手した人は1人もいない」
と確実に言えるとはいえません
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0も偶数に含めるのだから


1回も握手しなかった人は
0回握手した事になって
偶数回握手した事になるから
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企業でSQCを推進する立場の者です。



「反例」を挙げれば蓋然性は崩れます。論証問題の基本です。

①の反例:全対角線がある場合、全員が54名と握手します。奇数回はいません。
②の反例:全対角線から1本取ります。その関係が消えた2人は53名と握手、その他53名は54名と握手しています。奇数回の人と偶数回の人が混在します。
③の反例:奇数人のみの状況を作り出すことを考えます。ところが、対角線の本数の求め方を考えると、1人の人から出ている本数×人数÷2=対角線の本数です。これは、1人の人から出ている本数=2×対角線の本数÷人数 であり、必ず2の倍数になります。③は反例を作ることができません。
④の反例:②の反例と同じです。
⑤の反例:②の反例と同じです。54名と握手している人は、53名います。

③以外は、全て反例を示して否定できます。
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