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人類は、健康のため一日一万歩位の運動を勧められていますね。
ところで、人類に近い類人猿は運動しているところを見たことがありません。食物採取のため移動(運動)はしていますが。
質問は、なぜ、人類は近縁の類猿人とは異なり、身体を活発に動かさなれば健康を維持できなくなった、のでしょうか?

A 回答 (6件)

人類が「運動を積極的にしないと健康を維持できない」ようになったのは、近代というか産業革命以後で、今現在でも「健康を維持する以上の運動(労働)をして寿命が短くなる国」も存在します。



野生に居る類人猿が取っている食事は、そう簡単に得られるものではありません。食料を得るために必要な運動量ももちろんですが、それ以前に「冬や乾季など時期によっては、どれだけ頑張っても生命維持ギリギリの食料しか得られない」のです。

人類の歴史も「飢餓」と共にありました。飢餓を克服できたのは、産業革命以後、いやより正確に言えば「石油技術革新以後」です。現在の地球上では少なくとも地球人口を満たすだけの食料は作られていて、飢餓のある国は「政治や経済などの人為的な問題によるもの」なのです。

しかし、石油技術革新が始まったのはせいぜいここ100年程度のことで、世代から行っても2世代か3世代しか経っておらず、人間の体は「飢餓に対応できるようになったまま」なのです。ですから、人間の体は「いつ飢餓状態になっても対応できるように、必要以上のカロリーを取ればそれを貯める機能がある」が残っているのです。

そして、自動車などの機械やインターネットなどによって、体を動かすこと自体も少なくなり、その結果「自主的に体を動かす必要」がでてきたのです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<人間の体は「いつ飢餓状態になっても対応できるように、必要以上のカロリーを取ればそれを貯める機能がある」が残っているのです。>ですね。この機能は、100年ぐらい前必要だったまですが、その後、幸い、飢餓の心配が少なくなり、貯まらないようにカロリーの消費が求められるようになった、のですね。

お礼日時:2019/04/12 11:05

本来、生きることそのものが運動であり、他の動物も生きるために相当動いているはずです。

周りは敵だらけで、食べ物も乏しく、生きるか死ぬかの環境で、敵から隠れ逃れたり、ライバルと戦ったりなど、四六時中神経を張っていなければならない状態は辛いと思われます。こちらが撮影できるのは、彼らがたまたまじっとしている時だけなので、分からないだけかと。

人類はまず、火を使い食べ物を調理し、また農耕牧畜の過程で、貧弱だった野生の動植物を取捨選択、品種改を施し、高カロリーの栄養をまとめて摂取できるシステムを構築させたこと、これが大きな違いです。
捕食も消化も本来は大仕事です。生の食べ物だけでは栄養が得られないどころか、消化吸収のためにマイナスにすらなるほどです。
どこにでも豊富にある草を食糧とする草食動物は、大量の草をずっと食べ続けなければならないが、腹の中に微生物が住んでおり、固い草の繊維を分解してくれるため、栄養価の低い草だけであの大きな体を維持できています。
肉でも草でも果物でも、野生のものは栄養価に乏しいのです。食べても食べても足りません。食べ物を手に入れるための移動、狩り、消化活動に栄養が使い果たされます。だから、食物を得、消化する以外の時間のほとんどを睡眠に充てないといけないです。食べ物にありつき、敵から逃れ、ライバルを蹴落とし、子孫を残すのもやっとのことなはずです。

また人類は現代になって家事や労働が機械化され、動く必要がなくなったので、新たに”運動”という概念が提唱され、狩猟採集や畑仕事など生きるために肉体労働をしていたのを代替しています。
なぜ、日常生活は機械に頼るのに、わざわざお金を払ってジムに通ったりといったおかしな行動をするのか謎なのですが、
現代人は多忙なので、車や電車ではなく徒歩や自転車で職場に行くということもできず、家事も炊事洗濯など手作業でやっている暇がありません。だから、仕事をしていても、あまり動く必要がない場合、運動不足となるために、別個で”運動”という時間を設けて、効率的で生産的な現代生活を成り立たせているのかな、と思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
日経サイエンスを漁っておりましたら、関連する記事を見付けました。
(この雑誌は、最近のニュースが載っているので、重宝しています。)
一日一万歩位の運動は、健康を維持するために、役立つのだそうです。けしてカロリーを消費するため、ではないそうです。じゃあ、類似人の場合はどうなのか、についての説明はありまんでした。

お礼日時:2019/04/15 19:17

1日一万歩、一歩50センチとするとするとすると相当時間がかかります!


現在、リハビリ科に通院してますが、「先生、うちには犬もいませんし、終日歩けと質問すると」1日6千歩を推奨されました。約3キロで、片道1.5キロ!1時間程度では?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
歩くのは、単調で気が進まないし疲れますね。

お礼日時:2019/04/15 19:07

少し考え方が違うのが全く動かない単細胞の生き物は進化が出来ません。



二足歩行で道具を使う人間だからこそ進化が出来たのであり、動かなかったり四足歩行であれば動物と変わらないですよ。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
人類が人類たるもの進化できたのは、<二足歩行>で、よく動いたから、なのですね。

お礼日時:2019/04/12 10:52

近縁ということなら類人猿。


まず例外なく樹上生活。
運動していないということはあり得ない。
樹の上を飛び回るという豊富な運動をしないと、エサにはありつけない。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
私は思うのですが、類人猿は樹上生活をしていますが、
<樹の上を飛び回るという豊富な運動>はしていないようですが。

お礼日時:2019/04/11 19:37

栄養価高い加工食品を多く食べるから

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
荒っぽく言えば、カロリーの取り過ぎのせい、ということですね。

お礼日時:2019/04/11 19:32

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