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人間は360度の視界を持つことはできません。
目が二つしかなく、前方に揃っているからです。

単純な発想で考えると、視界は全方向にいきわたる方が、生存の上で有利だと私は思うのですが、なぜ「うしろは見えなくても良い」という進化の仕方をしたのでしょうか?

どなたかおわかりになる方いましたら、教えて頂けると助かります。
よろしくお願い致します。

A 回答 (16件中1~10件)

言葉足らずの部分が有りましたので補足しますと



>三つ目と紫外線の関係については、少々わかりかねます。
>メラニン色素を作ることができなかったということでしょうか?

答え:三つ目と紫外線の関係ですが単純に考えて目の数が1,5倍ですから目から入る紫外線量も当然1,5倍ですが不幸な事に当時は太陽活動が非常に活発な時期でもありました。またメラニン色素と言うのは二つ目人が進化の過程で獲得した能力で三つ目人にはその能力が無かったようです。目から紫外線が多量に入れば視神経から脳その物も無事では済まないでしょう。人間として最も大切な脳が紫外線で破壊される、当然地下に住みたくなりますね。

>惑星直列とグランドクロスの影響についても少々わかりかねますね。これは前に学説として否定されていませんでしたでしょうか?

答え:これも説明不足でした。
実は何の因果か当時は様々な現象が、その周期が偶然にも重なる時期でして各々の影響は僅かですがその位相が全てプラス側に働けば影響はとても無視できないでしょう。
具体的には月による潮汐、地球のマグマ活動、まだまだ止まぬ隕石の激突、地球磁場の反転、それに加えてグランドクロス、惑星直列・・・

これらの要因に加えて磁場が一時消えた事でバンアレン帯が消失し結果荷電粒子が大量に降り注ぎ地上の生命に致命的な影響を与えました。
中性子線、α線 Β線 ニュートリノ X線、更に恐ろしい事に大量のガンマ線、これらが数百年のうちに起こったと思われます。
地中文明は生き延びる為に必須でしたし今も地底人伝説が有るのは彼らに敬意を表すると同時に自分たちとて無縁ではないと言う潜在的な不安と先祖崇拝にも似た気持ちからそうさせているのでしょう。
という訳で二つ目人以前にも超文明は確かに有りましたが現代文明はそれを引き継いだものではありません。現代の科学文明は現代人のオリジナルでmofさんも仰るように決して異星人や三つ目人の二番煎じではないのです、自信を持ちましょう。

>たとえ地下から八つ目人の作った同じものが出てきたとしても。

その可能性もあります。
例えばコンピュータ、自動車、家電製品・・・
これらは高度な知能を持った種族ならいずれ手にするであろう文明の利器ですが同じ地球上で同じ材料を使い同じ物理法則の環境なら三つ目人とわれら二つ目人の文明が全く異なるとは考えにくいです。

何時の日か地下から三つ目人の膨大な科学遺産が発見されるかも知れませんが特にオーパーツと言われる物は殆ど三つ目人のおもちゃです。水晶のドクロなどは現代の100円ショップ商品のような物とお考えください。
オーパーツ
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9567/008. …


(^!^)b゛チッチッチ   
回答の内容に関しては一切の責任を負えませんのでご了承ください
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#11は宗教的、#14は発生学的の回答ですが実は人類の祖先は魚以前にもいました。


魚を遡る事数千万年前、そう今の蜘蛛の祖先です。
彼らは単眼を八っ持っていました、その理由ですがそれぞれの目はやっと光を感じる程度なので到底一個や二個では生存できませんでした。様々な幸運が重なって八つ目の動物も生き残った訳ですが彼らだって向上心が無い訳ではありません。

数億年後の現在立派に蜘蛛と言う生き物として世界中で繁栄しています。
がその数千万年前に八つ目の昆虫、八目のウナギ、八つ目の爬虫類、八つ目の猿などに進化しその過程でクロマニョン人とは全く別の人類、所謂ミッシングリンクの位置に相当する種族がいたのです。
http://salmon-volunteer.hp.infoseek.co.jp/fw/rep …

その彼らが独自に進化して中南米では一大文明を築きました。mofさんもご存知のマヤ文明はその種族のわずかな痕跡を元にクロマニョン人の末裔であるモンゴロイドが築いたものです。
でその種族ですが肉体が進化する過程で当然目も大幅に性能アップし八つもいらなくなりました。多くが三つ目として進化しました。
かつてメキシコで額に穴の開いた頭蓋骨が大量に発見された事はご存知かと思いますがあれこそ八つ目人の子孫の三つ目人なのです。
21世紀の科学文明に勝るとも劣らぬ超文明を一千万年ほど前に築き始めた超人類なのです。

知能や肉体は現代人よりも優れる点が多かったのですが唯一の弱点として目が三つ有る事による紫外線に対する脆弱性があげられます。
太陽の黒点周期は11年で変化していると言う事はご存知かと思いますが当時の活動も今よりずっと激しかったのです。
http://swnews.nict.go.jp/kiji/special/080101_sun …

結果光に弱い彼らは徐々に地下空間で生活するようになったのですが運悪く惑星直列とグランドクロスによる重力バランスの大幅な変化で巨大地震が地球規模でおき結果三つ目人の文明は跡形なく消え去りました。
今でも地中深く彼らの文化遺産が眠っているはずです。

しかし同時進行で魚から進化した人類がアフリカのコンゴ地帯で細々と生きていました、まるでバトンタッチを待っていたかのように。
その人類は当然二つ目人で紫外線にも比較的強く幸か不幸か地下空間もなかった為にジャングルを抜け出しサバンナへと生活空間を広げて生きました。この後は文献を読んで頂ければ詳しく書いてあります。

という訳でミッシングリンクを探すのは地中深くを探検しなければならずこれは一筋縄では行きません。地球上でミッシングリンクが発見されないのが私の学説の正しさの証明です。
しかし年月がたてば地殻変動で地上に現れる事も十分考えられます。実際アルプスで氷漬けになった人間のミイラが発見されましたがあれこそ三つ目人の亜種で突然変異の二つ目人だったと私は考えています。
造山活動で地表に出てきたのですね。

http://park10.wakwak.com/~ooki/sub23.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

三つ目人なるものがいるとは、私は知りませんでした。
大変刺激的なお話、ありがとうございます。

未発見の古代文明については、色々な方が仮説として立てておられますね。

三つ目と紫外線の関係については、少々わかりかねます。
メラニン色素を作ることができなかったということでしょうか?
「白い人」の伝説は聞いたことがありますが…

惑星直列とグランドクロスの影響についても少々わかりかねますね。これは前に学説として否定されていませんでしたでしょうか?私の記憶違いでしたら申し訳ありません。

しかし、確かに人類が唯一の知的生命であると決めるのは傲慢かもしれませんね。我々より早く知能化した生命があったかも知れません。知能化が有利な戦略であったとしても、絶滅しない保証にはなりませんし。
ただ、マヤ文明が何かを継承していたとしても、印刷技術や飛行機やコンピュータはマヤ文明がなかったとしても発見されたであろう現生人類のオリジナルの発明だと思いますね。
たとえ地下から八つ目人の作った同じものが出てきたとしても。

夢のある話だとは思います。

お礼日時:2008/06/27 01:21

#11です


先ほどの回答は生物カテには相応しくありませんでしたね。

生物学的に考えた場合何故目は二つか、ですが一つと二つでは情報収集能力に大きな差があります、当然二つのほうが良い訳です。
発生から考えると先祖が魚のような形をしていた頃身体を左右にくねらせて泳いだと思われますがこれは左右別の脳で分担する仕組みだったのかも知れません。人間の左脳と右脳の原点と言う意味で。

魚を上から見た場合右脳が働いて脊椎の左側の筋肉が収縮しその場合顔はやや左を向きます。この状態で前を見るには右目が有効ですよね。で右脳が左筋肉を分担しているのだから右目は左脳が分担すれば効率が良い訳です。それと何故左右の脳と筋肉、眼球が神経で交叉しているかですが仮に右脳が右の筋肉と眼球を受け持てば左右にくねらせた時に神経がブチッと切れるかも知れません。その点交叉していればその心配は少なくなります。

以上の説明は何故眼球が二つかと言う理由と運動神経と視神経が交叉している理由を私なりに考えたモノですが単なる思いつきにしては素晴らしいアイデアだと思いませんか(^^;

と言うわけで魚時代にまで遡って見ると目は二つ有れば前方と左右は完璧に把握できたのだと思います。まして魚眼レンズを持った彼らには周囲を把握するには充分だったのでしょう。つまり海にいる時は二つで充分だった訳です。
では爬虫類として陸に上がった場合後方が見えなければ生きていけないか?種が絶滅するほどの致命的な欠陥か?
そんな事は無いでしょう、爬虫類は陸に上がるとき前方は気になるが後方は敵も少なくバックモニターは不要だったと思われます。実際殆どの生き物は二つですしそれが原因で種が絶滅したとは考えられません。

目を一つ増やす分のエネルギーを嗅覚や聴覚の向上に振り向けたほうが効率よく生きていけると思いますので生物はより楽なほうを選んだのでしょう。

その後人類にまで進化した訳ですが相変わらず目は二つ、後方を見る為に首から上を大幅に改造するよりは頭部を支える筋肉の左右の収縮バランスを少し崩すだけで充分後ろは見えますからこれも簡単な方を選んだと思われます。

一言で言えば体の構造を変えるのは大変な事なので今有る機能をちょっと改造して同じような効果を得る方法を発明した、と。

※あなたはどんな人・・一般人デス
※回答に対する自信・・全くなし、責任は取れませんハイ(^!^)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

おっしゃることは全てごもっともだと感じました。
ニュートンに学説として載っていたら、そうなんだと信じてしまうような回答ですね^^
回答者様はぜひ生物学者になって頂きたいですw

魚の形態ってある意味、海の中で生きていくうえで一つの完成形ですよね。
あの形には必然性があると感じるし、その魚のときから目は二つでした。
たぶんそこが分かれ目ですよね。
もし、眼が三つ以上ある生物が存在するとすれば、魚以前からの分岐になるような気がします。
人間は魚から進化したから、この先ずっと眼は二つの可能性がかなり高いですよね。

進化や、体の形態について考えをめぐらせるのは、本当に刺激的なテーマで面白いと思いました。

こんなにたくさんの方から回答が頂けて、私は幸せです。

皆様、本当にありがとうございます。

お礼日時:2008/06/25 23:29

人の瞳が背中についていないのは


前に向かい生きていく使命があるから

某アニメソングではこう歌われていました。
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この回答へのお礼

すばらしい歌詞ですね。

お礼日時:2008/06/25 23:12

すべての生物は、どんな形態が生存に有利かと試行錯誤して


いるのが進化でしょうが、多くの機能を身につけることが
有利に直結するとは限りません。
後ろが見えるだけではなく、馬のように速く走れたり
鳥のように空を飛べたり、鯨のように水中でも暮らせれば
ますます有利になるでしょうか。
人類はここまで進化し繁栄し、人間のために多くの動植物が
死滅しました。人間が地球環境を悪化させて人類の生存すら
危うくなりそうです。
人類は進化しすぎたのです。今以上の能力を身に着ければ
われわれにとって不利になる一方です。
長い目で見れば、後ろに目がついたりするのは退化です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

このご回答を見て気付いたのですが、今の人間はこれまでの進化の結果ではありますが、進化の最終形態ではないという、そのことをなんだか意識から外していたような気がしました。
つまり、人間は今も進化をしていて、そりゃ持っていたいたほうがいい能力なんていくらでもあるけど、何でもすぐに手に入るわけじゃない。
まず何よりも先に習得すべき進化は何か?
そう考えると、人間のアイデンティティはやっぱり知能ですよね。
他のことも進化しているのかも知れませんが、人間は知能が特化して進んでいった…。
そういうことをちょっと思いました。
他はまだ追いついていないだけなのかも。

人類は確かに地球環境に悪い影響も与えていますが、さらに知能を高めてこの地球を守る存在になるべきだと私は思いますね。
人間だって地球生命の一部ではないですか。
と、考えるのもしかし人間のエゴなのかも知れませんね。

お礼日時:2008/06/25 03:19

着眼点が面白いですね、質問者さんは目が他にもあるのかな?



それはさておき確かに後ろも見える方が便利かと思います。人間は前に進むからといって後ろを見る必要が無い、と言う事は有りませんよね。

なら何故かと考えた場合【主は己の姿に似せて人間を作られた】と言う訳で主がそのようなお姿なのでしょう・・・・・

当然こんな回答では満足しませんよね、なら
地球上の生き物は種として不完全だから、こんな答えは如何ですか。
誰が考えたって360度見える方が良いに決まっています。
イージス艦のレーダーなどは死角は無いそうですからね。

結論!
神はそこまでの機能を与えなかったがその代わり人類を繁栄させる為に高度な知能、雑食性、季節無関係な性欲を与えた。
つまり始めから完璧な人間を作って捕食者から身を守り長生きをして人類を繁栄させるよりも固体は事故などで死んでもかまわない、その代わりに種として繁殖する機能が充分なら遺伝、突然変異を繰り返しより良い人類へと進化するであろうとお考えになったのかも知れませんね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

これまでになかった切り口ですね。
神がもしいたとして、人類の形に意味を与えたのであれば、そのような解釈もありうると思います。
でも、結局神が考えたことは人間にはとうていわからない、と最後にはなってしまうんですよね…。特に一番気になるのは「より良い人類への進化」です。
例えば、人類は戦争も環境破壊もしますが、そういったことが良くないと感じるのも、人間の感性ですし、その人間の思考回路を作ったのは神ですからね、神はやっぱり人間を良い方向へ進化させようとしているんですかね…?それはそれで、完璧に否定することはできない考えですね。…意外といいかも。

しかし少なくとも、科学は論理の堂々巡りを起こさずに日々新しい発見がありますので、私は科学的な分析に興味がありますね。まだ当分答えがわからないのだとしても。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/25 03:09

人間の目はなぜ前にしかついていないか、


という疑問の答えとしてはNo.8のかたのご意見で充分だと思われます。

もう少し、進化について補足しておきます。

目が前と後ろにつくような進化を人間が遂げるとしたらそれには人間がサルから進化するよりもはるかに長い時間が必要になると思われます。

少なくとも、哺乳類、いや脊椎動物には頭の前後に目のついている種は存在していません。(前方やや側面についている程度です)
これは、多くの方が書いているとおり「立体視」には目が左右対称の位置についている必要があるからです。

この立体視という前提を崩して、頭の前後に目を配置するなら、たぶん脊椎動物から別の動物門が進化するぐらいの大きな革命的進化が必要かと思われます。

もう一点。
生物が自分の周囲の情報を「視覚」という形で得る場合、どの方向の情報がもっとも重要か?という、視点で考えてみると、答えはおのずから「前方」になると思われます。
「前方」とは自分の進もうとする方向です。
こちらに危険があるのに、気が付かなければ、まさに、自分からすすんで危険に向かって飛び込んでいくことになります。
また、自分の進む方向に詳細な情報があれば、エサも取りやすく、危険も回避しやすいでしょう。

では「前」とはどちらの方向か?
それは「自分の進もうとする方向」のことです。
陸上動物の多くは一方向にのみ進みやすい体の造りをしています。
つまり「前方に進む機能」に「方向を変える機能」を付け足して、いろんな方向に進めるようになっているのです。
ですから必然的に「前」は一方向に限られているのではないでしょうか?

ヒトデの目は五つの腕の先に一つずつあります。つまり目は5個あるわけです。彼らは海底を這うだけですが、360度すべての方向に同じように進めます。
つまりかれらにとっては全方向が「前」なのです。

ですから、人間(またはそれ以外の陸上生物)が前にも後ろにも同じように進めるような運動能力を獲得すれば頭の前後に目を配置するようになるかもしれませんね。
まあ、その時は目ではなく別の感覚器か、第3、4の目のようなものができるのかも知れませんが。

長文失礼いたしました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ヒトデの話には驚きました。
やっぱり、というか、生活スタイルによってはそれもありなんですね。

動物はまさに「動く生き物」なわけで、動くというのは必ず進行方向があるわけですから、かなり根本的なところから眼の位置については傾向性が決まっているのかも知れません。

ただ、広い視界は、たとえそれがぼんやりとしたものであっても、「ないよりはあったほうがいい」とつい思ってしまいます。
厳しい淘汰の中では、あったほうがいいものはほぼ確実に手に入れるような気がします。
このことを逆にとると、「ない方がむしろいい」と積極的に捉えるべき理由があると考えられます。
情報処理速度の問題は既に出てますが、これだけなのでしょうか?
耳で補えても、眼もあった方がいいと言えるでしょう。

ところで、今まで「眼の数が多い」という突然変異は聞いたことがありません。それが起きないことには、永遠に目は二つですね。そういうことも関係あるのかも知れません。

色々なご指摘ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/25 02:53

皆さん哺乳類についてお話をされていますが


ここで少し視点を変えてみましょう。
360度の視界を持つ生物はいないのか。
います。それは昆虫です。
昆虫は複眼と呼ばれる多数の目が一つになったような
構造の目を持ちます。
しかしそのために一点に焦点を合わせる
といったことが出来ず、全体をぼんやりと眺める構造になっています。
これは果たして生存に有利なのか?
有利だから生き残っているとも言えます。
しかし現在の生物界において多数派だ、とも言えないと思います。
昆虫は弱者です。
遠方からのスピードのある攻撃に対して無力だからです。
多数の目を持つとこのような欠点が出てしまうのではないでしょうか。

ここで話は逸れますが
立体テレビ、ご存知ですか?
複眼のような構造のカメラを使い、
複眼のような画面を通して見ることで
立体的な映像を見せる技術です。
現在はぼんやりとした映像しか映せてません。
が、はっきりとした映像が映せるなら
360度の視界は無理でも、前方に3つあるいは4つの目を持つ
生き物がいてもおかしくはないですよね。
2つの目よりも立体的に物が捉えられるなら
それは有利な事かもしれません。

またまた話が逸れますが
爬虫類は4つの光を捉えている。
と聞いたことがあります。
人間は、赤、青、緑の3つですよね。
ということは、爬虫類は私たちよりも鮮やかな景色を見ている
ということになります。
哺乳類は一度夜行性になったため
2つの色の識別しか必要なくなり
今でも多くの哺乳類は2つの色しか識別できないとか
でも人間は3つの色を識別する事で繁栄した。
ということは、
生存に有利な能力は必ずしも現在の繁栄とは結びつかない。
と考えられないでしょうか?

恐竜のようにかつて栄華を誇った物でも
何らかのきっかけで滅びてしまう。
たまたま2つの目を持つ生物が生き残ったのかもしれないですね。

あーあと脳のポテンシャルですが
人間の脳は10%しか使われていない
という話がよくあります。
なんでも水疱症だかなんかで頭に水がたまり
脳の大きさが通常の10%程度しかなかったひとが
数学賞を受賞したことから来るのだとか
ということは、肉体が進化すれば脳はそれについて行ける。
といった考えもないではない。

長々と失礼しました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

虫って確かに、あまり目はよくないですよね。
爬虫類が四色見えるというのは驚きです。どうやってそれを確かめるのでしょう?でも、感覚の幅が広いというのは羨ましいですね。

脳の10%の話は私も聞いたことがありますが、その根拠までは知りませんでした。そのエピソードも驚きました。

他の生物に目を当ててみると、感覚そのものが多彩だし、脳も精密なのかアバウトなのか、よくわかりませんね。やっぱり、生命そのものが持っているポテンシャルってすごいものがあると思いますね。

虫の眼は哺乳類と構造がかなり違ったような気がします。
360度だから、眼が悪いのでしょうか?

脳より先に、ひょっとしたら肉体の発達があるのかも知れない。
実際に肉体を動かすことで、情報処理の回路ができていく。
また、感覚器官が先に発達して、それを認識するための回路ができていく。
もし問答無用に生まれた時から視界が360度、あるいは眼が四つあったりしたら、たとえ今の人間の脳みそでも、それを受け入れることができるんじゃないでしょうか?
なんだかそんな気もしてきました。

お礼日時:2008/06/25 02:38

動物の場合、捕食のために移動します。

これは草食・肉食動物共通です。
草食動物の場合、眼は顔の前面というよりは側面についており、より広い視野(300度以上)を獲得しています。植物は逃げず、草食動物にとって「見る」という行為は身を守るための機能だからです。

肉食動物の場合、眼は顔の前面に並んでいます。これは対象との距離を正確に知るため(立体的に見るため)です。肉食動物にとって、「見る」という行為は獲物を獲得するために獲物との距離を正確に知るための機能だと言えます。

人間の場合ですが、猿と共通の類人猿から進化しました。類人猿は基本的に雑食性なので草食動物と同様に顔の側面に眼があってもいいわけですが、そうはならず肉食動物と同様に顔の前面に並んでおり、物体を立体的に見ることができる範囲が広くなっています。

これは祖先の類人猿が樹上生活をしていたためだと考えられています。
樹上生活では木から木へ、枝から枝へ飛び移りながら移動します。このとき正確に枝と枝の距離を知る必要があります。そのため、眼は顔の前面に並んでいるそうです。

なぜ2つの眼しか持っていないのか?という疑問に戻ってみると、
草食動物の場合、2つの眼で周囲を見回すことが出来、2つで十分なのではないでしょうか。
肉食動物の場合、2つの眼で獲物との距離を正確に知ることが出来ます。獲物を捕まえるために「前に走り」ます。この「前に走る」ということが重要だと思います。普通、動物は前にしか速く走ることは出来ません。つまり、目の前にいる獲物を出来るだけ確実に捕まえるのには顔の前面についている2つの眼で十分なのではないかと考えました。

ヒトは、祖先の形質をそのまま受け継ぎました。ただそれは木から木への移動ではなく、おそらく手元に向っていったのでしょう。道具を作るには器用な手とそれを正確に見る眼が必要となります。それが結果として有利に働いたのだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

すごく回答の数が多いので、思ったのですが、進化に関する疑問というのは答えがないからこそ、考える楽しさがあるのかも知れませんね。

これまで、立体視といえば肉食のためという意味合いが強かったような気が致しますが、確かによく考えてみると人類が長い間木の上で生活していたであろうことは、よりいっそう深く関わっているような気が致します。

色を認識するのも、ジャングルの中で果物を見つけるためだった、という説を聞いたことがあるような気がします。
おそらく、その頃から目は前方にあったことでしょう。
今現在の猿もみんな前に目がついていますからね。

手が器用なのも、木を掴むのに手が発達したからじゃないでしょうか?

色々な指摘ありがとうございました。
勉強になりました。

お礼日時:2008/06/25 02:23

こんばんは。



これまでの回答者のみなさんもおっしゃっているように、
すでに進化しているものに対して「どうしてそうなったのか?」という疑問には
「正しい」回答などあり得ないと思いますので、
現実の事象に対する「考察・解釈・理由づけ」にすぎないことをご承知おきください。


> 単純な発想で考えると、視界は全方向にいきわたる方が、
> 生存の上で有利だと私は思うのですが、
> なぜ「うしろは見えなくても良い」という進化の仕方をしたのでしょうか?


これについては、No.6さんの、
「肉食動物の捕食行動においては、対象そのものを検出するよりも
 対象までの距離を正しく知覚できたほうが有利だから」
というご意見に賛同します。

逆に、草食動物の視野は基本的に広く、360度をカバーする動物もいます。
これは、自分から見えるような空間(距離)に自分を捕食する対象を発見したら、
その対象との距離うんぬんよりも、急いで逃げなければならない。

なので、視野を360度に広げておくことは、
「草食動物の逃避行動においては、対象との距離を正しく知覚するよりも
 対象そのものを素早く発見できたほうが生存に有利だから」
となるわけです。


> 眼が二つしかないから、横につけるか、前に揃えるか、という
> 二つの選択肢しかないのではないでしょうか?
> もし四つあれば、二つを前に、やや後方側面に左右一つずつというデザインも
> ありうると思うのですが。これが私の中では最強です。空想にすぎませんが。

これについては、もし生物が視覚だけで全ての情報処理をやっているなら
感覚器官である眼球の数が多いほうが有利だということにもなるかもしれません。

しかし、対象の検出における他にも重要な情報処理があります。
他の4つの感覚である、聴覚、触覚、嗅覚、味覚です。

そのうち、触覚と味覚については、肌や舌で直接触れる必要がありますので
ここでは除外します。
また、嗅覚についても、ニオイの情報をもたらすのは化学物質であって
空気中を伝達してくる速度は、光や音と比較すると遅くなってしまうので、
ここでは特に考えないことにします。

(もちろん、第六感や勘、気配、超能力などの、
 現時点ではよくわからないものについても考慮しません)

人間の聴覚も非常によくできたもので、
上下左右前後の3次元空間内の音源から発せされた音について、
どの位置から発せられたのかをかなり正しく知覚できるようになっています。
(聴覚の「音源定位」という研究分野で研究が行われています)

人間をはじめとする動物の耳が2つあることによって、
その両耳に入ってくる音情報はわずかに異なることになります。
あるいは、頭部の外に出ている耳の部分(「耳介」といいます)が
このような複雑な形をしていることにより、
音源の位置によって耳に入ってくる情報が変化します。
このような情報を、末梢~脳にかけての聴覚処理経路で分析することによって、
最終的な音源の位置知覚が得られています。

ただし、左右水平方向と、上下・前後では、使用できる情報が異なりますので、
基本的に聴覚における上下方向・前後方向の知覚はちょっと不正確です。

とまあ、これに関していろいろ語っていけば長くなるのでこのへんにしますが、
このような360度対応の情報処理が他の感覚で行われていますので、
あえて眼球の数を増やして、
視覚で背後の情報処理をする必要がなかったんじゃないかと推察されます。


人間をはじめとする肉食動物では

視覚:前方に2つ目をつけることによって前方の3次元空間の対象を正確に把握
聴覚・嗅覚:360度対応の対象検出

という情報処理の分担をしていますので、
視覚でこれ以上眼球の個数を増やす必要がなく、
聴覚や嗅覚にしてもこれ以上精度をあげる必要がないのではないでしょうか?

まあ、人間が宇宙に進出するとか、地球外生命体が侵略してきて人類の危機とか、
将来、そういう環境の劇的な変化が起きたら、
もしかしたら眼球の数や耳の数が増える可能性は、ゼロではないかもですけど。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

耳はある意味、部屋にいるとき、カーテンが閉まっていても外で雨が降っていることがわかりますし、場合によっては眼以上の情報源ですよね。

確かに、耳が死角を補うということについては、これまで言及していませんでした。

進化を逆にたどると、人類の祖先が置かれていた状況がどのようなものだったか、おぼろげに見えてくるような気がします。
耳がちょうど側面にあるのは、まさに前しか見ない眼を補うためだったのかも知れないですね。
だからこそ逆に、方向や距離についても、音から感じる必要があったのだと思います。
あるいは耳が優秀だったから、眼は前を見ることに集中できたのかも知れません。

要因は一つではなく、色々なものが関わっているけれど、何と何が関わっている可能性があるか、これまでの回答で色々出てきました。
とても勉強になります。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/22 23:36

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