プロが教えるわが家の防犯対策術!

もし文化大革命が起きなかったら。
中国は今頃、経済的にも文化的にも科学技術面でも先進国もしくは超大国になっていましたか?

中国は史実よりも何年くらい進んだ中国になっていましたか?

A 回答 (7件)

逆に鄧小平の登場というか復帰が遅れたか無くなって、今より酷いことになっていたと思います。


中国をまとめる、経済、という柱が失われることになりますので、毛沢東亡き後、小さなパイを巡って、四人組それぞれやら他の登場人物やらが、パイの大きさの割に激しい権力闘争を引き起こし、国家がバラバラ、にはならず、国全体が腐って低迷して、疫病飢饉が、となるでしょう。
このときに、従来の歴史と違ってそうなのは、中国に攻め入る周辺国が見当たらないことです。
ロシアかベトナムか、くらい。
周辺国以外なら、イギリスアメリカなど欧米諸国。

予想ですが、最大でも今のロシア程度にすらなってないだろうと思います。
    • good
    • 0

すでに中国は粗鋼生産量10億トン(日本は1億トン)で世界の50%の鉄を生産する超大国です。

良いとか悪いとか、好きとか嫌いとかではなく。アメリカは中国をプレーヤー、パートナーと見ていますが日本は属国との位置づけです。AIによる経済や社会システムの観察・分析も日本の10倍以上人口がおり、強権的に実施できるのでサンプル数が圧倒的に多く、簡単に言えば日本の10倍の速度で経験値が蓄積されます。良いとか悪いとか、好きとか嫌いとかではなく。その事実を踏まえた上で日本がどうすべきか考えることが重要です。悪口を言ったり罵倒したりしても差が開くばかりです。国土、資源、人口が違いますから。日本もアメリカの1州にさっさとなってしまうとかも選択肢でしょう。そうすれば防衛問題は一瞬で解決されます。英語を話せないと困りますけどね。
    • good
    • 0

無理です。

毛沢東が認知症になった上周恩来は暴走する一部を押さえるだけで精一杯だった。
    • good
    • 0

#3です。

お礼ありがとうございます。

根拠ですね。

まず中国という国は「強力な政治権力がないとすぐにバラバラになる国」であることが基本になります。
清王朝は非常に強力な権力があり中国全土を支配できたのですが、19世紀末には王朝の支配力が落ち始め、1911年には辛亥革命で清王朝は崩壊、孫文による国民党や八路軍と呼ばれた共産党勢力などの群雄割拠の時期になりました。

結局これらは日本の敗戦により求心力を失い、内戦の末に共産党が中国本土を統一、国民党は台湾に逃げて国民党政府を作ることになります。

どこの国でも統一政府が壊れれば群雄割拠になりますが、中国はあれだけ広い国土なので、それらの地方の指導者もたくさんいるわけです。

共産党は、中国の統一政府としての地位を得ると、各地の実力者・指導者層を共産党に取り込んでいきます。そして彼らの不満をそらし、彼らの地位を上げるために大躍進政策を実行したのです。熾烈な党内闘争を勝ち抜いた毛沢東は彼を支持する人々に恩恵を与える必要があったからです。

しかし、技術力も指導方法も知らない共産党のやり方では、人民に負担を掛けるばかりで一向に成果が上がらず、1958年から1965年の7年間での餓死者は4500万人とも7000万人とも言われます。

これに怒ったのはもちろん人民ですが、各地の実力者たちは「自分の実力を支える数多くの領民」を失ったわけですから、激怒していきます。

毛沢東は一時的に失脚しますが、江青らと共に若い世代に目をつけ、彼らを洗脳する形で紅衛兵を結成し、共産党の権力を取り戻します。そして紅衛兵の若い力の方向性を「造反有理」という文化大革命に結び付け、各地の権力構造を一気に破壊したのです。

では、これらの一連の流れが「起きなかった」らどうなっていたでしょうか
まあ、可能性なので、もちろん中国が今超大国になっていた可能性もありますが、私はその可能性はかなり低いと考えています。その理由も踏まえて

・大躍進政策がなかったら
大躍進政策の大きな特徴は「共産党が各地の実力者、または地方政府に一斉に指示を与える根拠となった」ことです。政策的には失敗しましたが、ここで構築された一党独裁の命令系統はかなり長い間残っていました。

しかし、大躍進政策そのものが失敗した理由は、工業でも農業でも知識と技術が足りなかったからです。
大躍進政策がなければ、農業や工業の知識や技術を中央政府が指導する方策もそれを支えるインフラなどの整備もまったくできず、現在のような大国になるには時間がかかったでしょう。

・文化大革命が無かったら
大躍進政策は大失敗し、餓死者と共に大きな経済的損失を出しています。これを収拾するために実権を握った鄧小平氏たちは、市場原理を導入して経済回復を図ったわけです。

そのままならうまく行く可能性もあったでしょうが、しかし文化大革命を経る前の共産党は必ずしも一枚岩ではなかったし、党の求心力も指導力も高いとは言えませんでした。
 なので鄧小平氏らが経済政策を進めれば、資本も技術もまったくない中国は再度西洋列強の草刈り場になったと思われます。

文革後の改革開放政策はその点で比較的緻密であり、外国資本を導入するにしても必ず国内企業とペアにして技術も資本も中国国内に取り込むようにしたからこそ、今あそこまで技術力も経済力も蓄えることが出来たのです。

大躍進失敗後のボロボロの共産党が資本政策を導入しても、改革開放のような状態になるには時間がかかったでしょうし、共産党独裁すら危うくなっていた可能性が高いと思います。
その理由は、天安門事件で、1980年代ですら共産党独裁に強い反発があったからです。経済政策が中国に不均衡をもたらし(実際改革開放では深センと地方の田舎町のような大きなひずみを生んでいます)その不満が共産党政府に向かい天安門のような共産党を批判する紅衛兵的な学生運動になったとき、当時の共産党政府では制御できなかったでしょう。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/07/29 16:23

もし文化大革命がなかったら、大躍進政策の失敗により中国共産党内は内紛状態を収拾できず、三国時代のような群雄割拠の時代になっていたと思います。

    • good
    • 1
この回答へのお礼

その根拠を教えてください。

お礼日時:2019/07/23 21:00

文革と大躍進でしね。

大躍進の大失敗で影響力が亡くなった毛沢東が支配力を回復するために起こしたのが文革です。文革で進歩派文化人が自己批判という形で公職追放されたのは大きいと思います。
で、鄧小平のもと華国鋒や趙紫陽が箍を緩めて開放しようとしたところで、鄧小平が強硬派の工作で寝返って李鵬ら強硬派によって解放勢力を弾圧し天安門事件が起きました。

共産党が諸悪の根源なのですが、共産党が弱体化したら、中国は分裂して内戦状態になります。人民解放軍には派閥があり、内部で支配力を競っています。共産党が弱体化するとこれが軍閥化し、内戦状態になる可能性が強いです、また、少数民族の独立運動が続出して収拾がつかなくなる可能性があります。

中国共産党は中央集権化が進みすぎ、習近平へお権力集中が固定化したまま高齢化しています。習近平が突然死んだらどうなるか不透明です。後継者決定がスムーズにいくかなあ。
    • good
    • 0

歴史上人類の生んだ最凶悪思想共産主義なので先進国になれません。

中国が進歩したのは日米欧の援助と協力があり伝統のパクリのためです。今の米中対立は人権無視独裁中国が世界覇権を隠さなくなり経済進出軍事進出を始めたからです。世界秩序を今の国際法でなく中華思想に変えようと時代錯誤政策にアメリカは危機感を抱いています。
米中和解(ソ連を孤立させ潰すため)のとき今の事態は予想されていた。そしてその時は経済力軍事圧力で潰せばいいと今始まったのです。
中国が超大国になるためには共産党を追放し自由主義と人権尊重、公平公正な法治国家となることです。中華思想に凝り固まった中国人には無理な相談です。(笑)

>中国は史実よりも何年くらい進んだ中国になっていましたか?
??
孫氏の兵法で国家運営している国ですから2千年以上昔のままですね。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!