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HPLC検量線を用いた濃度計算の方法(mg/gの求め方)についてご教授下さい。以下の方法で実サンプルと標準品を使い検量線を作成し、実サンプル中の化合物xの濃度を求めました。

実試料500 mgに2 mLのメタノールを加え抽出し, 遠心後上澄みをエバポレーターで濃縮した後、1 mLのメタノールに再溶解して2倍濃縮した試料を調整。この試料を2μL, HPLC(UV 254 nm)で分析した。化合物xの標準品を用いて2μLずつHPLCで分析し、横軸濃度(mg/mL), 縦軸面積値の検量線を作成した。検量線から実試料中の化合物xの濃度を求めたところ、0.2mg/mLであった。ここから実サンプル1gに含まれる化合物の量(mg)を求める.

検量線から得た化合物xの濃度から1gあたりの化合物量(mg/g)を求める方法がわかりません。以下に自分なりに求めた計算結果を記載します。

実試料500 mgを2 mLで抽出し(500 mg/2 mL=250 mg/ml)、溶媒を飛ばしてから1 mLのメタノールに再溶解しているので、実試料の濃度は2倍濃縮され500mg/mL (0.5 g/ml)。この実試料中に化合物xは0.2mg/mL含まれているので0.2 mg/mL÷0.5 g/mLから0.4 mg/gになる。これは正しいでしょうか?大変困っております、どちら様かお助けください。

A 回答 (1件)

とりあえず、間違ってます。



問題で求めるように指示されているのは「実サンプル1gに含まれる化合物の量(mg)」です。
実サンプル1gというところが計算に含まれていませんし、求めるのは化合物の量(mg)で、濃度(mg/g)ではありません。

まずは実試料500mgに化合物Xがどれだけ含まれているかですが、実試料中の化合物Xは2mlのメタノールに移動し、最終的に1mlのメタノール中に存在します。このメタノール溶液をHPLCで分析すると濃度が0.2mg/mlなので、HPLC用サンプル中に0.2mg/ml×1ml=0.2mg存在します。これは実試料500mgから抽出したので、実試料500mg中に0.2mgの化合物Xが存在します。

求めるのは実試料1g中の化合物Xの量なので、0.2mg×1000㎎/500㎎=0.4mg
となります。
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