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プットオプションに関しお教えください。

プットオプションに関し、京都地裁で、「素人が行うものではない」との
判例があると聞きました。

プットオプションはリスクの高い手法と思って良いでしょうか?
リスクが高い分ハイリターンなのでしょうか?

リーマンショックの際にもプットオプションが関係していたと聞きましたが
実際どうなのでしょうか?

お詳しい方情報お願いいたします。

A 回答 (3件)

プットに限らずオプション取引自体素人が手を出すものではありませんが、特に売り手は大損する可能性があります。



プットオプションはある株をある期日(まで)にある価格で売る権利で、この権利の売買を行います。
(株自体の売り/買いと権利の売り/買いがあるのがややこしい原因の一つです)
例えばある期日に1000円である株を売る権利のプットオプションがあるとします。
オプションにも販売価格(オプションプレミアムと言います)が設定されているのでオプションの売り手/買い手はその価格で売買取引します。
その期日に、
A.株価が1200円になっていた
 買い手:1000円で売る権利は放棄(1200円で売れるのに1000円で売る権利行使する意味が無いから)
 売り手:(特に無し)
B.株価が800円になっていた
 買い手:1000円で売る権利を行使して200円の利益
 売り手:権利を行使されて1000円で買う義務があるので200円の損失
となります。
買い手/売り手双方の最終的な損益は上記+最初に支払った/受け取ったオプションプレミアムになります。


プットオプションの買い手は損失はオプションプレミアム限定なのに大きく儲かる可能性(株価が1円になっていても1000円で売る「権利」)があります。
プットオプションの売り手は利益はオプションプレミアム限定なのに大きく損する可能性(株価が1円になっていても1000円で買う「義務」)があります。
コールオプションは「売る権利と買う義務」が「買う権利と売る義務」のように逆になりますが、本質は同じことです。

にも関わらず、通常はオプションは売り手の方が圧倒的有利と言われます。
不利だと判断すればオプションプレミアムを引き上げるか、そもそも販売しなければよいので。
オプションの売り手になることが多い証券会社等は、それこそあらゆる数学・統計・理論を駆使して市場分析を行い妥当な(自分が損する可能性の少ない)オプションプレミアムを出して来ます。
ところが「何か」が起こって想定以上に市場が予想と逆方向に振れると売り手の損失は雪ダルマ式に膨らみます。

上記例は簡単のため1株で説明しましたが実際には100株単位での取引ですし、個人で数十枚・数百枚も売った時に、
傷の浅いうちの損切り(反対売買)が間に合わないような急激な相場の大変動に遭遇した暁には・・・
実際、東日本大震災の時に個人でオプションを売っていた人の中に、大損害(破産)を被った人が多数出ました。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/6608569.html
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/6595436.html
オプションの売りは99勝しても最後の1敗で死ぬ、と言われる所以です。
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テンションが上がるチャートをご紹介。



オプション取引の凄いチャート ( 株式 ) - 臼田琢美の「かぶろぐ2(kabu.log2)」 - Yahoo!ブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/kabu8703/57083297.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます  リーマンの時期ですね

お礼日時:2019/10/17 14:10

プットオプションを買うこと自体は、それほどリスクが高いわけではありません。

むしろ最大損失が限定的なので、安全な取引に分類されます(ばくち的要素は高く、その意味ではハイリスクハイリターンですが)。

一方で、「オプション取引の売り手に回る」こともでき、こちらの方はオプションの買い手と逆で、リスクは極めて大きいです。オプション取引の売り手に回ることがピンとこないかもしれませんが、いわゆる仕組債の多くは、仕組債を購入するとオプション取引の売り手となるような条件になってます。(そんな商品を素人相手に売っている証券会社の良心を疑いたくなりますが・・・。)

あと、オプション取引ではなく、信用取引(先物取引)で売り方(プット)に回ると言うのがあります。これも怖い取引で、場合によっては損失が無限大になります。20年以上前ですが、パラジウムの先物取引でプット側(売り方)に回った個人投資家の多くが破産し、裁判にまでなった事例があります。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます
地裁で素人が手を出すものではないと
判例があるのでどんな取引なのか気になりました。

取引方法を理解するまで時間がかかりそうですね

お礼日時:2019/10/17 09:06

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