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はじめまして、お世話になります。

大腸菌は0~5℃
トリクロロエチレン・ジクロロメタンは0~4℃
BOD/CODは0~10℃
6価クロムは0~10℃

この細かな温度の違いは何故あるのでしょうか?

あと、大腸菌は「凍結させない」でBOD・CODは「氷詰め」になるのでしょうか?大腸菌は凍結に弱いのでしょうか?好気的微生物は凍結に強い…でつまりました。

6価クロムが中性で保存、
フェノール類がpH4、
全窒素がpH2、
銅・亜鉛・水銀・カドミウム・セレン・全クロムがpH1
シアン化合物はpH12

この理由もわかりません…有機物はpH2で化合物がpH2で無機物がpH1なのかな、とも思ったり(全然違う)


その物質がそのpHである理由が分からないのだと思いますが…
こんな所ではつまっていいのか?ですが
どなたか理由をご存知の方
お助けください

よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

 試料は、採取した直後から経時変化が始まります、


 しかし、分析は直ぐには出来ない場合も多いし、幾つかの試料をまとめて分析した方が効率的なので、試料の保存と云う手段が必要な訳です。
 しかし、保存すると云う事は経時変化の危険性が増します。

 経時変化を防ぐには、できるだけ低温が良いのですが、水なので、凍らない事が必要(凍らせる事もありますが)なので、0℃が、、、
 一方、低温ほどエネルギーを食うし、管理し難くなるので、その分析項目成分の変化速度が許容できる程度まで温度条件を緩めると都合が良く、上の温度が、、、
 其々規定される事になります。これが、分析項目により保存温度が違う理由です。

 また、保管時のpHの違いも、分析項目成分が持つ性質により、できるだけ変化しないpHを選んでいる訳です。
 全ての項目について知ってはいませんが、上から2つだけ、理由の一端を書きましょう。
>6価クロムが中性で保存
 → 酸性では6価クロムが有機物と反応して3価クロムに変化する。
>フェノール類がpH4
 → アルカリ性では、空気中の酸素で酸化される。

 項目其々に深い理由と最適pHの選定経緯が有るので、これを勉強する事は非常に有意義だと思います。
 souitirou-haneiさんが疑問を持った事は、とても良い事だと思います。
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