アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

テレビの某番組で「普通の人は掃除機を押して使うが、掃除機は押して使うのではなく引いて使う」と放送されたらしくインターネットでもこの情報が拡散されてます。曰く「ヘッドのローラの回転の向きが引いて使うように設計されている」からなんだそうだ。しかし、何故引いて使うようにローラの回転(またはローラと吸引口の位置関係)を設計しているのかは何も説明もなかったようです。

押して使うメリット
1.普通の人は押して使うのだから押して吸引力が増すようにした方が正しく使ってもらえる。普通の人の常識と反対の設計をして「マニュアルをちゃんと読んで下さい」はカスタマーオリエンテッドに反している。
2.掃除機のアタッチメントは、ロック式でなく差し込み式の場合は、引いて使うとアタッチメントが抜けてしまう。
3.(2とも関連し)押したときの方が引く時よりも力を入れやすい(ヘッドに同じ力を加えるのなら押した方が楽)
4.引いて使うとカーペットやゴザがまくれ上がってしまう(押して使えば自分の足で抑えているのでまくれ上がることはない)

なぜ購入者の常識と反対のローラ回転(ローラと吸い込み口の位置)の設計をわざわざ行うんでしょうか?

考えられる理由
1.押して使うと力が入りすぎ、ローラや絨毯を痛めてしまうので、わざと使いにくく力が入らない引いて使う設計にしている。
2.押すか引くかの問題ではない。時間をかけてゆっくり吸引させるのが重要。だからわざと使いにくく引いて使わせて吸引に時間をかけさせる設計にしている。
3.本当は押して使うように設計したいが、他者の知財関係で押して使うように設計できない。
4.押して使うと掃除した後を汚れた足や靴下でまた汚してしまう。ローラの有無やローラ回転の向きに関係なく引いて使った方が良い。
5.その他
6.いや実は押すよりも引いた方がヘッドに力が加わる。
7.「購入者は馬鹿だ、何にも知らない」と設計者が優越感に浸って喜んでいる。(該テレビ番組と同じ発想)

※教えて!gooで2005年に掃除機を押すか引くかの質問がありますが、要領を得ません。
※インターネットでは「押して引くがワンセット。押してゴミを浮き出し、ゆっくり引いてゴミを吸引する」の書き込みもあります。しかしこれが本当なら某いいかげんなテレビ番組の「ローラの回転が引いたときに沢山ゴミを浮き出させるから」の説明は嘘ということになります。

質問者からの補足コメント

  • 1.掃除機は押して使われる。
    該番組でも「消費者は押して使う」と放送している。ビックカメラのホームページでも押して使う紹介をしている。
    消費者は押して使っているのである。その方が使い易いのだから当たり前である。これが掃除機の使われる現実・現場である。

    2.上記に合わせて掃除機は押して使うように設計されている。これが掃除機の現物である。
    ①キャニスター式掃除機はヘッド、人間、掃除機本体の順番で使用される図になっている。押して使えばこの順番を常に保持できるが引いて使ったのではこの順番を保持できない。
    ②初期の差し込み式アタッチメントは押して固定され引いて外れるように設計されている。
    ③パワーノズルタイプ(自走式、パワーブラシ、パワーヘッド、モーターヘッド、ダイレクトドライブ)の回転ブラシは、ヘッドを前方に推し進めるように回転する。即ち押して前進するように回転しているのである。
    (続く)

      補足日時:2020/02/13 04:30
  •   補足日時:2020/02/13 04:36
  • 3.「パワーノズルタイプの取扱説明書に『引くときにゴミが良くとれる』と書いてある」は嘘。
    取扱説明書に「引くときにごみがよく取れます」と書いてあるのは日立のみ。パワーノズルタイプであっても、ダイソン、三菱、パナソニック、東芝、シャープ、エレクトラックス、アイリスオーヤマ、いずれの取扱説明書にも「引いたほうが良い」との記載なし。あるのは「力を入れず軽くゆっくり」「軽くゆっくりと滑らせるように」「一往復2~3秒」などの記載のみ。
    一部のみを取り上げて全てがそうであるかの放送がこの番組の常套手段。
    また「パワーノズルタイプ以外は押しても引いても同じ」との番組説明であるが、日立の取扱説明書には、エアー駆動方式であるCV-KV70G(2020年)、CV-SV90G(2019年)、古くは30年前のCV-M5(1990年)の取扱説明書であっても「引くときにごみがよく取れます」と書いてある。
    (続く)

      補足日時:2020/02/13 04:40
  • 4.さて本題。パワーノズルタイプのブラシ回転は押す方向に前進するように設計されているにもかかわらず、その意に反して引いた場合の方が本当にゴミが良く取れるのか?

    ①番組では他のパラメータ条件との比較は一切提示なし。一部のみを取り上げて全てがそうであるかのように放送する常套手段。
    ・「ハウスダストを取れない。原因はヘッドを押しているから」とのこの説明が正しいと科学的に証明するには、他のパラメータ条件(吸引時間、絨毯の毛の方向とヘッドを動かす方向、絨毯の毛の長さとブラシの長さ、絨毯の毛の剛度とブラシの剛度および回転トルク、などなど)の有意差よりも、ヘッドを押す・引くで生じるブラシ回転相対速度差による有意差の方がはるかに大きい、ということを示すべきである。
    にもかかわらず何の提示もない。番組映像ではBeforeの掃除機の使い方が「ゆっくり時間をかけて」吸引していたのかさえ疑わしい。
    (続く)

      補足日時:2020/02/13 04:45
  • ②番組では「引くとブラシ回転速度が相対的に増加するのでゴミが取れる」と説明しながら、回転速度が△cm/s以下だとゴミは取れず、○cm/s以上ならゴミが取れるとの説明は一切なし。

    ・各社の仕様書や各社の技術誌(日立評論、三菱電機技報、東芝レビュー、パナソニック技報、シャープ技報)をみてもブラシの回転速度やゴミ除去率との関係の記載が無い。ダイソンのダイレクトドライブクリーナーヘッドのYouTube画像をもとに想定してみる。

    ブラシ直径=4cm、ブラシ回転速度=10回転/s、ヘッド移動速度=90cm/3s=30cm/s
    ⇒押して使う場合 ブラシの相対回転速度は 95cm/s
     引いて使う場合 ブラシの相対回転速度は 155cm/s
    (続く)

      補足日時:2020/02/13 04:49
  • ・この番組の放送内容が正しければ以下のようになる。
    (1)ブラシ回転速度が95cm/s以下だとハウスダストは除去できず、155cm/s以上なら除去できる。
    (2)しかるに何らかの理由があってブラシの回転速度を155cm/s以上に上げることは難しく、実際にそのような機種は存在しない。
    (3)一方、125cm/s以上は回転速度を上げられない回転ブラシに、155cm/sで強制的に使用する負荷を連続してかけ続けても、ブラシにもモーターにも駆動機構にも絨毯にも何の悪影響も与えない。
    (4)従って、パワーノズルタイプの掃除機は30cm/s以上の速度で引いて使うのが正しい。

    ・さて上記(1)~(4)は本当か? 少し考えただけでも(2)と(3)は両立が難しく、眉唾物と思われる。
    (続く)

      補足日時:2020/02/13 04:52
  • ・実際に以下の書き込みがある。
    https://bbs.kakaku.com/bbs/K0000875793/SortID=20 …
    「ヘッドを前後に動かして掃除する人では、手前に引くときに自走式モーターに無理がかかります。家内がそのタイプで、そのせいかどうかは分かりませんが、最近まで使っていた TC-FXC8P は寿命が3年にまでは届きませんでした。」

    ③番組では「パワーノズルタイプ以外のヘッドでは押しても引いても同じ」との説明があったそうだ。しかしこれも支離滅裂な説明。「ブラシの相対的な回転速度が原因」と説明しているのだから、「固定ブラシのヘッドを155cm/sで使うとゴミが取れ、95cm/s以下で使ったのではゴミが取れなかった」でなければならない。もし、これが正しくないなら、②の内容が嘘であるか、ブラシの回転速度以上に重要なパラメータが存在する、ということ。
    (続く)

      補足日時:2020/02/13 04:58
  • 5.結論
    ・掃除機は押して使うように設計されている。「引いて使うように設計されている」は誤り。
    ・「使用説明書に『引いた方がゴミが取れる』と書いてある」は嘘。そう書いてあるのは日立だけ。日立はパワーノズルタイプ以外の機種にもそう書いてある。「パワーノズルタイプ以外は差異なし」の番組説明と矛盾。
    ・「引いて効果があるのは絨毯とブラシの相対的な回転速度が上がるから」といいながら、パラメータ条件も回転速度の数値も何も説明していない。非科学的、いいかげん、眉唾物である。
    ・「相対的な回転速度『だけ』に依存」といいながら固定ブラシでは移動速度を変えても関係ないと説明。支離滅裂である。

    以上、一部のデータだけを取り上げて、人気落語家の話術で、それが全てであるかのように言いくるめるような放送は止めて欲しいものである。
    (続く)

      補足日時:2020/02/13 05:02
  • 参考に以下の内容を引用しておきたい。
    前半は番組の内容をそのまま(正しいとして)紹介しているが、後半は参考になる内容である。

    http://www.mjx.co.jp/dani.html?gclid=EAIaIQobChM …
    「NHKという放送権威がある故に、【引き掛けがふとんヘッドもモーターヘッドと同じような効果が上がる】ような錯覚を視聴者の皆様が起こしかねない番組でした。アレルギー症状を緩和したい一心で掃除機掛けする人の心を顧みていただきたいものです。 」

      補足日時:2020/02/13 05:13
  • 頂いた回答のなかに「日本は鉋や鋸を引いて使い、欧米は押して使う。だから掃除機も日本は引いて使い、欧米は押して使う」「身体よりも前方にある長いパイプ(と床ブラシ)をコントロールする場合、押すよりも引く方が力が要らないし、動きのコントロールが容易」とのご見解がありました。しかし、これらは道具の種類や使用状況に応じて具体的に検討するべきでしょう。

    包丁について、柔らかい魚は引いて使うが、固い野菜は日本でも押して使う。
    大八車、リヤカーは(身体の後ろで)引いて使うが、台車、乳母車は日本でも押して使う。
    彫刻刀は日本でも押して使う。
    熊手は引いて使うが、竹箒は押して(または払って)使う。引いて使うのは角の部分のみ。
    槍や銛は押して使う。
    鍬や犂は引いて使うが、鋤やスペード、スコップは押して使う。
    鳶口は引いて使う(建物を壊しやすい)。
    刺又・突棒・袖絡は押して使う場合も引いて使う場合もある。

      補足日時:2020/02/13 05:22

A 回答 (7件)

視聴率を取るために、テレビは何でもアりだよ。


お笑い芸人の検査結果を以て、貴方は将来こんな怖い病気になるリスク何%とか、平均余命何年とか・・・

掃除機は、押して使うが解。
その為、回転ブラシが前にあり、埃をかき出し吸い取る構造。
自走式だと押すと云うより、ノズルの取っ手を持つだけで前に引っ張られいくよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございます。
同感です。
お礼欄では字数不足でまとめを書き切れないので補足説明として記載しました。

お礼日時:2020/02/13 05:24

使いやすいから。

じゃない?
邪魔くさい掃除機は軽快感が大切だから
そう言う設計になっているんだと思う

旧形式に固執せず
ロボット+マキタで良いと思う
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
大半の消費者が押して使っているのは、使い易い使い方をしていない、ということでしょうか。
知りませんでした。勉強してみます。

お礼日時:2020/02/07 18:24

要するに、ダイソンの方式が、マネされて、主流になったということ。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ダイソンが真似された、ということは英国流が主流であり、欧米向けは押して使い、日本向けは引いて使う、というような別設計されているわけではない、ということでしょうか。
ちなみにダイソンの取扱説明書(日本語)を何機種か読みましたが、「引いて使え」との記述はみつかりませんでした。

お礼日時:2020/02/07 18:11

掃除機の床ブラシの歴史を考えれば簡単な話。



①最初の掃除機は床ブラシに回転ローラーは付いてなかった
②吸い込む空気の流れで回転ローラーを回転させる「エアロノズルタイプ」の発売
③回転ローラーをモーターで強制的に回転させる「パワーノズルタイプ」の発売

掃除の歴史は上記①→③で、現在主流になりつつある「自走式」は③に含まれる。

で、①の頃は、引いて使うとか、押して使うとかそんな考えは全くなく、人の力でゴシゴシと床に擦り付けていた。

②のタイプは、吸込みの構造上(気流のメカニズム上)、回転ローラーが進行方向と同方向に回転する様に設計された。
床ブラシの形状から、同方向に回転させるのが効率が良かったのだと思われます。

③になって回転ローラーをモーターで強制的に回転させるようになったが、②の時代と同様、進行方向と同方向が引き継がれた。

上記の様な歴史がある為、現在も押すのではなく引く方が効率的だと言う事。

また、上記とは別の理由として、物理的、人間工学的な理由も大きい。
身体よりも前方にある長いパイプと床ブラシをコントロールする場合、押すよりも引く方が力が要らないし、動きのコントロールが容易、と言う事も大きい。

そもそもの話、今の掃除機は①の頃と違って、床やじゅうたんにゴシゴシ擦り付けて吸い取る、と言う考えの元に設計されていない。
あくまでも、モーターが吸う力に回転ブラシが補助をする、と言う考え方。
「強く擦り付けたからよく吸うわけではない」と言うデータの元に設計されています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
現在主流の③自走式は、引いたときに効率的に自走する(進行方向に合わせる)ようにブラシを回転させている、ということでしょうか。
知りませんでした。勉強してみます。

お礼日時:2020/02/07 18:24

簡単。



日本のノコギリや刃物は「引いて切る」が基本だから。そのほうが日本人に受け入れられやすい。

欧米での宣伝CMを見ると、「押して吸う」になってる。

勝手な想像を働かせて質問するより、きちんと調べてから質問しようね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答・ご意見・ご忠告ありがとうございます。

引く方が日本人に受け入れられやすいんですか?ヘッドにローラがついていない昔から引いて使うものだということですね?昔のアタッチメント差込口は引いて使うように設計されていませんでしたが。テレビでは大多数の使用者が押して使ってたそうです。消費者は馬鹿だということですね?欧米用は押して使う?ローラの回転とヘッド構造が日本と異なる設計ってこと?掃除機のヘッドも日本だけがガラパゴス?してみると芝刈り機も日本向けだけが引いて使うようになってるんですかね?

知りませんでした。勉強してみます。

お礼日時:2020/02/07 15:31

引いた方がホコリが巻き上がりと吸い込みやすいから。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ヘッドの構造やブラシの回転方向に関係なく、引いた方がホコリが巻き上がりやすいとは知りませんでした。
勉強してみます。

お礼日時:2020/02/07 18:30

>説明は嘘ということになります。


ですね、嘘だと思います。
『いいかげんなテレビ番組』ですから
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
お礼欄では字数不足でまとめを書き切れないので補足説明として記載しました。

お礼日時:2020/02/13 05:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!