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国債の価格が暴落した場合、金利が上昇して
日本の景気に悪影響を及ぼしますよね?
それを防止するために政府は国債の価格を高い水準に
保つための政策をとっていたと聞きました。

この政策って言うのは具体的にはどのような
ものなのでしょうか?
わかる方いくつか教えてください。
  

A 回答 (4件)

 貸出金利が下がると(公定歩合の低下政策)、起業や設備投資の増加し易くなり、景気が回復すると思われますが、そうはならず、現在のように、リストラ、ボーナス、賃金カットというように、国民の可処分所得が減り、消費が減少します。



これは一体なぜこのようななるのでしょうか?
前半はわかるのですが後半の「現在のように」以降の理由はどのようなものなのでしょうか。

おしえてください!

 とのことですが、お答えします。
下がった価格が国民の適正価格として定着し、可処分所得が少しずつ減少していくので、商品価格は安い価格でないと売れなくなります。
 これは、国民が不景気を意識して経済危機に備えて貯蓄をしようと言うムードが強くなり、なかなかはっきりした好景気がこないと払拭できないからです。
 また、景気は市場のマネーサプライ(市場に出回るお金の量)によって決まります、政府は一生懸命市場のマネーサプライを増やそうとしますが、消費をしたい大衆の可処分所得は、リストラ、ボーナス、賃金カットでどんどん減っていきます、そう消費は金持ちの可処分所得に左右されるのでなく、大衆の可処分所得に左右されるのです。政府は、大衆の可処分所得を増やす政策を実行しなければならないのに、既得権者の利益を守ることばかりを行います。ますます、金持ちの可処分所得は増えていきますが、少人数で飽和した需要では消費は増えません。
 そう日本の企業のための消費を増やすのは大衆の可処分所得なのです。しかしこれは行われません。
 行われるのは、海外ての消費です。中国とか北朝鮮とか、産油国、特にイラクですね。
 これが、従来の戦争パターンです。
 それ故、大衆の可処分所得を増やし、金持ちの可処分所得を減らす政策を行う政党を選ばなければなりません。選んでも既得権を守る官僚の大反対にあって、内閣は潰れてしまうでしょう。その時は、大統領制を創るしかないと思います。安定のための道のりは長いのです。
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この回答へのお礼

なるほど。なんだかいつになれば景気が良くなるのかわかりませんね。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2005/01/03 23:38

No1です。



> なぜ金利が上昇すると国債価格が下がってしまうのでしょうか。

仮に金利が2%の国債があったとします。額面100円で利子は年2円ですね。市中金利が2%程度であれば、国債は額面の100円程度で流通します。ところが金利が上がり、市中金利が4%になったとします。そうなると100円で2円しかつかない既発国債を100円で買う馬鹿はいませんね。50円なら2円の利子で金利4%になりますから買いますね。
実際には額面より安く買うと償還差益(買った値段と国債が満期になって戻ってくるお金との差額)が出るので、もっと高くとも買いますが、話を簡単にするため償還差益は無視して解説するとこういうことです。
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この回答へのお礼

なるほどです。
わかりやすい説明ありがとうございます!

お礼日時:2005/01/03 23:40

 主に、次の3つが考えられます。


1, 公定歩合の低下政策
2. 国債の銀行引き受け政策
3. 最終的には日本銀行が引き取る政策

 経済の概要を知ることが大切です。
資本主義社会では、生産が消費を上回ると、在庫が増え、価格の下落競争が生じます。ディスカウントです。価格下落競争が激化してくると、(現在のように)企業や投資家は、起業や設備投資の増加が困難になってきます。
 起業や設備投資の増加が困難になると、銀行や金融業は貸し出しが減り、貸出金利が下がります。(これにより、国民の預金金利は、超低下、ご存知の通り。)
 貸出金利が下がると(公定歩合の低下政策)、起業や設備投資の増加し易くなり、景気が回復すると思われますが、そうはならず、現在のように、リストラ、ボーナス、賃金カットというように、国民の可処分所得が減り、消費が減少します。
 消費が減少するから、ますます、起業や設備投資の増加が困難になる、貸出金利が下がる、リストラ、ボーナス、賃金カットというように、国民の可処分所得が減る。という不況スパイラル沈んでしまいます。
 そこで、政府は、国債を増発して公共事業をやり尽くしました。それでも回復しないので、下がる株価を国債や郵便貯金等で買い支えをしました。
しかし、景気が回復しないので、国債を増発し続けています。国債を増発すると市中に流通するお金が減るので、大量消化のためには国債の金利を上げなくてはなりません。金利が上がると困るので、(既発行の国債の価格が暴落する。ハイパーインフレになる。)政府は、無理やり、銀行に買わせています。しかし、銀行が経営困難になったら日本銀行で引き受ける契約になっています。
それ故、最終的には日銀に引き取られるのです。
 最終的には、政府の税収が国債金利の払いでお終い、本来の一般会計の公共事業、自衛隊、福祉、年金、健康保険、生産者米価の確保等が何にもできなくなると言うことです。無力な政府になると言うことです。
 これを回復させるには、どこかに大量の消費を求めなければなりません。
 過去には、戦争によって消費を求めました。
しかし、戦争は避けねばなりません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
こんなにたくさん書いてもらえるなんて感謝です!

そこでさらにお聞きしたいんですが

>貸出金利が下がると(公定歩合の低下政策)、起業や設備投資の増加し易くなり、景気が回復すると思われますが、そうはならず、現在のように、リストラ、ボーナス、賃金カットというように、国民の可処分所得が減り、消費が減少します。

これは一体なぜこのようななるのでしょうか?
前半はわかるのですが後半の「現在のように」以降の理由はどのようなものなのでしょうか。

おしえてください!

補足日時:2005/01/02 22:11
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> 国債の価格が暴落した場合、金利が上昇して


日本の景気に悪影響を及ぼしますよね?

国債が暴落して金利が上がるんじゃありません。
金利が上がると国債価格が下落するんです。

> 国債の価格を高い水準に保つための政策

まさに低金利政策でしょう。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>国債が暴落して金利が上がるんじゃありません。
金利が上がると国債価格が下落するんです。

そうだったんですか。
ですがなぜ金利が上昇すると国債価格が下がってしまうのでしょうか。
ものすごく根本的なことを聞いてしまっているような気がしますがよろしかったら教えてください。

補足日時:2005/01/02 22:21
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