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1.0×10-6Mの塩酸のpHは6になるのに、1.0×10-7Mでは、水の解離が影響し、6.79くらいになるのは、1.0×10-7Mでは、塩酸の解離によるH+より水の解離によるH+のほうが濃度がおおきいのでしょうか?1.0×10-6Mと1.0×10-7Mの塩酸溶液中では、水の解離によるH+の濃度はちがうのでしょうか?
-6とか-7は指数の意味です。変換ができませんでした。

A 回答 (1件)

>1.0×10-7Mでは、塩酸の解離によるH+より水の解離によるH+のほうが濃度がおおきいのでしょうか?


Noです。HClの解離によるH+の方が少し多いです。計算したところ、水の解離による水素イオンの濃度は 6.2×10^-8 mol/L でした。

>1.0×10-6Mと1.0×10-7Mの塩酸溶液中では、水の解離によるH+の濃度はちがうのでしょうか?
Yesです。計算したところ、水の解離による水素イオンの濃度は、1.0×10^-6 mol/L の塩酸では9.9×10^-9 mol/L でした。1.0×10^-7 mol/L の塩酸では、上の通り6.2×10^-8 mol/L でした。

(解説)
  
H2O←→H+ + OH-
この反応で、塩酸の濃度を増すと水溶液中のH+が増加し、左向きの反応が進んで、水から生じるH+は減少します。
(計算方法)水のイオン積
[H+][OH-] =1.0×10^-14 (25℃)

また、水から生じた[H+]は[OH-]に等しく、これと塩化水素の電離で生じた[H+]との和が全体の[H+]になるので(Cは塩化水素の濃度。塩化水素はすべて電離するとする)
[H+] = C+[OH-]

この2つの式を連立方程式にして解けば[H+]を計算できます。
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