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日本語は何故モーラ言語になったのでしょうか。

万葉集の歌のリズムが現代日本語のモーラではなく音節によって区切られていたという事から、上代以前の日本語は音節言語だったと言われているそうですが、何故モーラが出て来たのでしょうか。やはり仮名文字の影響でしょうか。

A 回答 (1件)

モーラ〔名〕({英}mora )


(言語音声について)音韻連続の長さの単位。現代の日本語では、五十音図のそれぞれのかな(濁・半濁音、拗音を含む)を一単位とし、それに長音、促音、撥音を加えて、一〇三種のモーラが標準的に数えられる。「はく(拍)」ともいう。また、一般に「音節」ともいうが、「音節」は音声学上の「シラブル」にもあてられ、音韻論上の考え方との間で混同されるおそれがある。

音節
言語における音声の単位の一つ。ひとまとまりとして意識される音声連続。母音で終わる開音節と子音で終わる閉音節の区別があるほか、各種の分類法がある。シラブル。→モーラ。

日本語で音節(拍)を形成するものにV,CV,CSV,Mの四つのタイプがある。Mはモーラ音素と呼ばれ促音音素/Q/と撥音音素/N/を含む。例えば,オンセーガク[onseːŋak]/ONseegaku/は,V・M・CV・V・CV・CVであるから6拍に数えられる。なおCSVはキャ/kya/のような拗音の構造を指す。

と言うことで、日本語は「音節言語」でもあり、「モーラ言語」でもあります。日本語ネイティブの人は小学生の頃から、俳句などを作らされ、指折り数えた経験があり、「あけぼのや白魚しろきこと一寸」という芭蕉の句が、五七五の定型になっていることがわかるのです。指一本で「一拍」を表します。モーラで考えても、清音は五十音図(の中で重なったイエウの3音を除いて「いろは歌」と同じ)『47音』、濁音「ガ・ザ・ダ・バ行」の『20音』半濁音「パ行」の『5音』拗音「カ・サ・タ・ナ・ハ・ガ・ザ・ダ・バ・パ」行の『30音』「撥音」『1音』「促音」『1音』「長音」『1音』(数があわないようです。済みません。間違いがお分かりの方、補ってください)
 「音声学」や「百科事典」がそれぞれ、6拍になればいいわけですね。
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