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ドの#とレのbは、とりあえず同音ですが、本当は違うという話ですが、その意味をお教えください。

A 回答 (4件)

例えば


キーがA majorのときの第3音C#と
キーがB♭minorのときの第3音D♭とは気持ちよいと感じる音の高さが違い、演奏者の微妙な音のとり方が変わってきます。

Amajor とB♭minorだけではなく色々な律(音階律)がありそれぞれ微妙に違ってたりしますが、もちろん平均律を使用しているピアノなどではドの#とレのbは同じです。

バイオリン等は顕著です。
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全音,半音といいますが、それが等間隔なのは、


12平均律という全ての半音を同じにした場合だけで、
半音、全音も全て同じわけではありません。
一般的に、全て異なります。

で、音程の決め方ですが,その中に和音をにごりなく
きれいになるようにする決め方があります。
オクターブの場合は周波数が2倍で、きれいに
とけあう響きになりますが、同様に完全5度(例えばド,ソ)の場合は3/2倍,
完全4度では4/3倍、長三度では5/4倍といったような
きれいな分数になります。
ところが、こういう決め方をすると平均律のような等間隔にはならないのです。

また、和音でなく音階をここちよくとるという考え方もあり、
この場合,ハ長調でいうミ、ファの半音、シ,ドの半音を
より狭くとろうとし、
やはり全音の半分が半音にはなりません。

これに、転調をからめて12音の音程を考えていくと
#、♭で音程が異なって来ます。

音律について調べるといろいろ判ると思います。

参考URL:http://plaza22.mbn.or.jp/~gthmhk/agordo.html
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 西洋音楽の音律には、純正律、ピタゴラス律、平均律の3種類が有ります。

この辺りのことは既に答えられていますし、参考ページも挙げられていますからそちらをご覧になれば良いでしょう。
 とにかくその中の平均律(ピアノの1オクターブの中に在る白鍵と黒鍵の数を数えてください)は、利便性を求めた結果の妥協の産物で、言わばごまかしだということです。以上余計な一言でした。
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先に出ている回答は音律の話ですが、楽典の上でも違ってきます。


(楽典と言うのは・・・音楽の文法みたいなものでしょうか)

例えば、イ短調の主和音「ラ・ド・ミ」の真ん中の「ド」を「ド#」にかえてピアノで弾いたとします。
すると、それはイ長調の主和音である、という意味を持ちます。
もしその響きが「ラ・レ♭・ミ」と譜面に書かれたものであるならば、楽曲の分析(アナリーゼと呼ぶことが多いと思いますが・・・)の上で、イ長調の主和音とは違う意味になってきます。
そうすると、曲の中でのその部分の意味合いや前後の関係、曲の構造、といったものが変わってくるのです。

すみません。どのくらい知識をお持ちかわからなかったので、とりあえず主和音だの書いてみました。
上の例はかなり強引ですね。
ただあるメロディーを聞いて、それを譜面に起こすとき、異名同音だからとめちゃくちゃに#や♭をつけると、読みにくいしメロディーを思い浮かべることもできなくなります。
それはそのまま、和声学やコード進行などにもつながってきます。

もっと専門教育を受けるようになると、先の回答に出てきたような音律とも関係してきます。
弦楽器や管楽器など、自分で音程をコントロールできる人と鍵盤楽器のように自分で音程を作れない人との間で、感覚の差がでてくることもあるそうです。
もっともそこまでの差を意識する人は、かなりプロ級な人だと思いますが。
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