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近々中判カメラの購入を考えてます。

ペンタ67に強く惹かれるのですが、
ASAHI PENTAX6×7からPENTAX67?に至るまで
いくつかマイナーチェンジしてるんですよね?

それぞれの違い(というか何が変わったのか)
分かる方教えて下さい。

ネットで調べてみたのですが、詳しく書かれたサイトを見つけられなかったです。

A 回答 (3件)

マイナーチェンジはかなりされていると思いますが


大きな区分けは前期・後期(現在)の2種類です。
大きな違いは、前期型が全くのマニュアル露出カメラであったのに対して
後期型はAE(絞り優先自動露出)が付いたことです。

それと、外観が変わっています。後期型でグリップが付きました。
ただ、後期型は全体的にちょっとダサいです(私見)。
とくに「PENTAX」のロゴ部分が「看板」みたいに見えます。

前期型は普通のペンタプリズムを付けているぶんにはそれほど大きさは感じませんが
後期型のAEペンタプリズムをつけたものは巨大に感じます。

両方ともシャッター制御は電子式ですが
前期型は速度を電気的に制御するだけのものです。

それ以外の違いとしては、前期型のシャッター速度が
長いほうで1秒まで、あとはバルブ露出でしたが
後期型では最長30秒までの間で無段階に速度が選べます。

AF(自動焦点)やAW(自動巻き上げ)はどちらの機種にもないと思います。



あとは、後期型は店頭で見ればおよそのことは分かりますので
見る機会の少ない前期型を中古で購入する時の注意点をいくつか。

まず、前期型の初期のモデルは、フィルム巻き上げのベアリングが脆いです。
購入の際には実際にフィルムを入れて巻き上げを確かめる必要があります。
ベアリングが磨耗したり破損したりしている場合、
カラの場合は差がありませんが、フィルムを入れるととたんに巻き上げが重くなります。
当然素早い巻き上げは不可能ですし、2~3本巻き上げれば指が痛くなります。

それと、このカメラの主な撮影対象が風景と言うこともあって
キズや凹みなどが多いものがあります。
作り自体はしっかりしていますので多少の凹みは実写には影響ありませんが
オークションなどで実物を見ない購入には注意が必要です。

前期型のTTLプリズムファインダーの測光精度は
平均測光ということもあってお世辞にもいいとはいえません。
単体の露出計が必要になります。
後期型は中央部重点測光になりましたので改良されていると思いますが
後期型を実際に使ったことがありませんので不確かです。

レンズは新旧とも同じマウントだと思いますので使い回しが利くと思います。
最初の頃のレンズは暗部の描写がイマイチでした。
いっけんコントラストの高いシャープな描写に見えますが
リバーサルフィルムでは暗部が潰れやすいです。
白黒ネガフィルムでも露出を多めにして撮っていました。



それでも、あのサイズの布幕シャッターを1/1000秒で動かすのですから
たいしたカメラだと思います。
私は初期に購入して10年ほど使用していました。

この回答への補足

中古購入時の注意点、大変参考になりました!ありがとうございます!

ただ、グリップの有無、AEなどの話から推測するに、
後期型というのはペンタ67(2)ですよね?
一応67(2)も購入の視野にいれてはいたのですが‥

当方の質問の仕方が悪かったのですが、
ASAHI PENTAX6×7からPENTAX67までのマイナーチェンジが知りたかったです。
67(2)以前のもので十分使えるようならそちらの購入を考えているので。

もし御存じでしたら教えて下さい。

補足日時:2005/02/23 01:31
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前期型の「ASAHI PENTAX」と「PENTAX」の違いは


確か、ペンタプリズムのロゴ表記の違いだけだと思います。

一時期、全ての機種から「ASAHI」を外した時期がありましたから
それに伴うマイナーチェンジではないでしょうか。

私の使用していたものは「ASAHI PENTAX」でしたが
総合カタログの1997年版を見たところでは「PENTAX」となっていました。
同様に右肩の「6×7」の表記が「67」となっていました。

そのカタログの説明に「デビュー25年以上・・・」と書かれていますから
恐らく互換性は保たれていると思います。

同様に後期型が載っている2002年版のカタログでも
私がずっと昔に使っていたレンズが現行品として載っていますから
少なくともレンズの互換性は大丈夫かと思います。
前期型でもTTLファインダー用にレンズの開放信号を伝える機能はありましたから
後期型の絞り優先AEでも使えると思います。

旭光学は新旧の互換性を重要視している会社ですから
特にこうしたプロ用途の機種に関しては大丈夫だと思います。

ただ、アクセサリーに関してはよく分かりません。
それと、新旧で電池の種類が変わっていましたが
前期型に使う銀電池が現在入手可能かどうか、も分かりません。
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この回答へのお礼

電池に関しては調べてみます。
2度も回答、本当にありがとうございまいた。

お礼日時:2005/02/26 16:46

次の4世代があります。


 (1)6x7   (ミラーアップなし)
 (2)6x7MLU(ミラーロックアップ)
 (3)67
 (4)67 II
 
 67 IIの「II」は、1文字で書くと機種依存文字になりますので、ご注意下さい。

 (1)と(2)は、ミラーアップ有無の差です。外見的には、ミラーアップボタンがあることだけの差です。
 (2)と(3)は、内部的には変わっているようですが、実用的には、あまり変わりません。レンズのブランド名が「SMCタクマー」から{SMCペンタックス」に変わりましたので、それに伴うデザイン変更が主だろうと思います。なお、1~2年くらい前の情報ですが、(3)は故障した時に修理可能、(2)は不可能でした。
 (4)は、外見が大きく変わり、内部機構も大幅に改善されたそうですが、実用的には、AEファインダーが装着可能になったことくらいで、あまり目立った改善はありません。内部機構では、巻き上げレバーが故障しにくくなったそうです(つまり(1)~(3)は、巻き上げレバーが故障しやすいです)。

 私は、(4)を除くボディを、各3~4台くらい持っていますが、普段はあまり区別することなく使っています。ミラーアップしたい時だけ、注意して(1)を使わないようにするだけです。

 レンズは、全部共通です。ファインダーも、AEファインダーが(4)専用である以外は、全部使えます(ただし、昔のTTLファインダーが(4)で使えるかどうか自信なし・・・折りたたみフードなどは使えます)。グリップは、(1)~(3)は共通ですが、(4)はわかりません。
 細かいことですが、電池切れ用のリセットスイッチが、(4)はレバー式になったため、バルブ無電源改造がしづらくなりました。

 お勧めは、値段が安く、一応ミラーアップもありますので、(2)でしょうか。故障したらおしまいですが、もう1台買えば済むことです。修理代が、かなり高いカメラですので。
 ペンタ67は、中判カメラの定番中の定番です。中判の良さ(写り)も悪さ(重さ、大きさ)も、両方とも的確に味わえるでしょう。
 ペンタ67のレンズは、概ね定評があり、特に標準~中望遠は優れていると思いますが、広角系はコマ収差が結構多いです。

 中古を買う際の注意事項としては、内部(ファインダーを外すと見えます。)にあるチェーンが切れていることが結構多く、これが切れているとTTLが使えません。ご確認下さい。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりすみませんでした。
hal-9000さんの回答を参考に(3)を購入しようと思います。
見やすく、分かりやすい回答で本当にありがとうございました!

お礼日時:2005/02/26 16:38

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