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黄色ブドウ球菌に関して教えてください。

食品検査で黄色ブドウ球菌が見つかった際、
それが陽性か、陰性かを検査したのですが、
結果は陰性でした。
陽性でないことがわかりとりあえず安心しました。
陽性だと食中毒の危険があるということはなんとなくわかりますが、
よく考えてみると、陽性と陰性の違いがわからないのです。

「黄色ブドウ球菌の陰性」とは、どういう状態なのでしょうか。
陰性はまったく危険がないのでしょうか。

宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

>食品検査で黄色ブドウ球菌が見つかった際、


というのは、どういうことでしょうか。
 標準寒天で黄色いコロニーが見つかった?
 マンニット食塩寒天にコロニーが出た?
 卵黄加マンニット食塩で卵黄反応が出た?
そこら辺がわからないと、回答しにくいんですが...

少なくとも「黄色ブドウ球菌陰性」というのは、検出された菌が黄色ブドウ球菌ではなかったということです。
そういう意味で、冒頭の
>食品検査で黄色ブドウ球菌が見つかった
というのは
黄色ブドウ球菌かもしれない菌が見つかった
というのが正しいです

黄色ブドウ球菌はStaphylococcus aureusといってStaphylococcus属の1菌種です。Staphylococcus属には他にも多くの菌種があり、それらも顕微鏡で見るとぶどう状な塊を作る球菌です。

黄色ブドウ球菌は、エンテロトキシンという毒素を産生する毒素型の食中毒菌ですが、普通に人間の皮膚とかに住んでいるため、食品の汚染につながりやすい菌です。

当然のことですが、黄色ブドウ球菌が陰性の食品にまったく危険がないわけがありません。他の食中毒菌はいるかもしれないし、アレルゲンが入ってるかもしれないでしょ。

この回答への補足

ご指摘ありがとうございますm(__)m
マンニット食塩培地でコロニーがみつかり、その後コアグラーゼ試験にて陰性と判明しました。
わかりやすくご説明下さってありがとうございます。

補足日時:2005/03/04 14:04
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こちらの思い違いだったら申し訳ないのですが、食品中に検出されたのは黄色ブドウ球菌ではなく、「ブドウ球菌」だったのではないのでしょうか?


もしそうなら、検出されたブドウ球菌のコアグラーゼ試験の結果が陰性であるため、黄色ブドウ球菌は陰性だったという風に考えられます。

ブドウ球菌にはコアグラーゼを産生する陽性菌と、非産生である陰性菌の2種類があります。黄色ブドウ球菌はコアグラーゼ陽性菌です。そのため、ブドウ球菌が検出されたときに、黄色ブドウ球菌かどうか検討するためにコアグラーゼ試験を行うことがあるのです。

この回答への補足

ご指摘ありがとうございます!m(__)m
マンニット食塩培地にて検査したところ菌が出たのですが、その後、コアグラーゼ試験の結果が陰性だったのです。
黄色ブドウ球菌に関しての知識が少なかった為、「マンニット食塩培地に出たものは黄色ブドウ球菌」だとばかり思っていました。

補足日時:2005/03/04 14:02
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