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アメリカのバイデン政権が、「民主主義サミット」を開くのを前に、中国政府は、中国は質の高い民主主義を実践してきたなどと主張する新たな白書を公表したそうです。


(1)「アメリカの民主主義は投票のときしか有権者の声を聞かない」と批判したそうですが、この中国の指摘は、もっともだと思いますか?

※中国がアメリカの民主主義“けん制” 「投票のときしか声きかない」
https://www.fnn.jp/articles/-/280407


(2)一方で、「国が民主的かどうかは、その国の国民が判断することで、外部が口を挟むことではない」とも指摘していますが、
そもそも、国家が国民への「言論統制」を強化しておいて、「国民が判断すること」と述べるのは、矛盾していると思いませんか?

※中国「質の高い民主主義を実践」主張 米バイデン政権に対抗か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211204/k10013 …

※中国、民間企業の報道事業禁止へ 言論統制強化
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100900472& …


(3)日本では、明治新政権で出された「五箇条の御誓文」が、日本の民主主義の片鱗があるのに、今の中国の民主主義の認識は、日本の明治新政権における民主主義のレベルにも達していないと思いませんか?

《五箇条の御誓文》

一 広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スヘシ

広く会議を開いて、すべての政治は人々の意見によって行われるようにしましょう。。


一 上下心ヲ一ニシテ盛ニ経綸ヲ行フヘシ

上の者も下の者も心を1つに、国を治めていきましょう。


一 官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス

身分にかかわらずに、誰もが志を全うし、その意思を達成できるようにしましょう。


一 旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ

今までの悪しき習慣はやめて、国際社会に合った行動をしましょう。


一 智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ

新しい知識を世界から学び、天皇が国を収める基礎を築いていきましょう。


さらに、「五箇条の御誓文」に記されている思想のルーツは、聖徳太子が推古天皇12(604)年に制定した「十七条憲法」が踏み台になったとの説もあるようです。

※保阪正康 日本の地下水脈17 「五箇条の御誓文と日本型民主主義」
https://bungeishunju.com/n/n7d8115b263bf

※五箇条の御誓文
https://manapedia.jp/text/259

A 回答 (2件)

(1)「アメリカの民主主義は投票のときしか有権者の声を聞かない」


と批判したそうですが、この中国の指摘は、
もっともだと思いますか?
 ↑
中国には投票の時もありません。
内容は正しくても、中国にはそれを指摘する
資格がありません。
泥棒が、泥棒は悪いからやめろ、と言う
ようなものです。



(2)一方で、「国が民主的かどうかは、その国の国民が判断することで、
外部が口を挟むことではない」とも指摘していますが、
そもそも、国家が国民への「言論統制」を強化しておいて、「国民が判断すること」と述べるのは、矛盾していると思いませんか?
  ↑
そうですね。
そもそも、中国は
国民に判断する機会を与えていません。

「国が民主的かどうかは、共産党が
 判断することだ」
と、するのが正しいです。



(3)日本では、明治新政権で出された「五箇条の御誓文」が、
日本の民主主義の片鱗があるのに、今の中国の民主主義の認識は、
日本の明治新政権における民主主義のレベルにも
達していないと思いませんか?
 ↑
思います。

日露戦争のとき、世界の多くはロシアの
勝利を確信していました。
しかし、米国ルーズベルト大統領は
日本が勝つと断言していました。

「日本は民主化が進んでいるが
 ロシアはニコライの独裁だ。
 故に、日本が勝つ」


温家宝元首相が言っていました。
「中国人民はレベルが低いので
 民主制にしたら、国が保たない」
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

中国の民主主義については、「No.1さん」の「お礼」と重複しますので、割愛しますが、アメリカの民主主義に対する中国の批判は、一定程度、的を得ているのではないでしょうか。

例えば、

(1)アメリカの民主主義は、「金権政治」に成り下がり、少数のエリートによって統治されている。
(2)人種差別の問題も根深く、貧富の格差が広がっている。
(3)さらに、アメリカが民主主義の旗印を掲げて他国の内政に干渉し、戦争を行ってきた。
(4)アフガニスタンで20年にわたって行った軍事作戦では、多くの犠牲者を出し、市民の生活を困窮させるなど、人道的な悲劇を生んできた。

※中国 米の民主主義の問題指摘する文書公表 対抗姿勢強める
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211205/k10013 …


しかしながら、それをもって「中国が質の高い民主主義を実践」していると主張するのは、中国の驕りですね。
何故なら、中国人民は、民主主義の基本である発言の自由を認められていないのに対して、アメリカは自由であることであり、それゆえ、中国はアメリカに対して、上記(1)~(4)を批判する資格を有しないのに、それをもって、中国の民主主義を正当化する理由にはなりませんね。

※中国「質の高い民主主義を実践」主張 米バイデン政権に対抗か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211204/k10013 …


中国は、恥ずかしげもなく、よくも、この様な主張が出来たものですね。
中国のこの様な、独善的な批判に対しては、アメリカをはじめ民主主義国家が、中国の認識の誤りを、一丸となって、指摘し、正すべきですね。

お礼日時:2021/12/06 00:20

>(1)「アメリカの民主主義は投票のときしか有権者の声を聞かない」と批判した・・・・・


>(2)一方で、「国が民主的かどうかは、その国の国民が判断することで、外部が口を挟むことではない」とも指摘していますが、・・・

この主張は「国の数だけ様々な民主主義がある」と言うのと同じです。「投票のときしか有権者の声を聞かない」は、日本や欧米がそうですが、中国では投票のときも有権者の声を聞きません。そして中国共産党は国民にまともな判断の基準すら与えないし、しかるべき情報を隠蔽しています。

今でも中国内で天安門事件のことは禁句になっているように、その何十周年の報道が中国内に海外メディアから流されるとプツッと切れてしまいます。
私も今から約30年ほど前、事件が収束してのちすぐ仕事で中国へ行ったところ、現地の人(国家公務員)から「最近外国人が急に来なくなった」と言う話を聞いたので「天安門事件を知らないの?」と尋ねたところマジで知らなかったようでした。国家公務員のそれなりの人で、決して知らないふりではなかったです。私は瞬時にこれは言ってはいけないことだと感じ、天安門事件に触れることは辞めました。その人に迷惑をかけてしまうからです。

それ以前でも現地人と日常の事で会話をしていると、数回その人たちが突然現れた人々に両脇を羽交い絞めにされどこかに連れ去られるのを見たからです。外国人である私は特にお咎めは無かったですが、罪もない現地人に迷惑をかけたくないと思いました。

中国っそう言う国です。国の数だけある民主主義って言うのは詭弁にすぎないと思います。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

「国の数だけ様々な民主主義がある」のが何故、悪いのでしょうか。
問題は、それぞれの国の民主主義の中身(内容)でしょう。

中国での政党は、憲法で中国国民が結社の自由を権利として有していると規定しているが、同時に憲法前文は、国民が人民民主主義に基づいて、中国共産党の指導で統一戦線を結成し、国家の統一と団結を守る事を規定しており、中国共産党による独裁体制の維持を目的としており、中国共産党が総てにおいて優先するのであり、これが本当の民主主義と言えるのでしょうかね。

※中国の選挙とは?
https://rekisi.info/tyuugokusennkyo.html


70年代末に民主活動家の魏京生氏が「第5の近代化」として訴えた民主化(北京の春)は、40年あまりたっても実現していないだけでなく、
ご指摘のように、民主化を求めて天安門広場に集まった学生らを軍が弾圧して多くの死者が出た天安門事件が起きてから、情報統制を強めて民主化の動きを徹底的に抑え込むようになり、国家が国民への「言論統制」を強化しておいて、「中国は質の高い民主主義を実践してきた」と主張できるのでしょうかね。

※北京の春
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E4%BA%AC …


疑問なのは、「中国式統治」に、国民が疑問を抱かないのかですが、国の統制が厳しいので、ご指摘のように、国民は意識的に疑問を抱かないようにしているのかもしれませんね。
ただ、経済が順調な時は、疑問を抱かないかもしれませんが、高齢化社会になる等で、経済が減速したら、国民の反発が起こるかもしれませんね。

※「中国式統治」を支持 若者たちのリアル
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4565/

お礼日時:2021/12/06 00:01

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