高電圧実験における電極ごとの特徴

高電圧実験をおえて疑問に思ったことがあったので質問させていただきます．

講義では，高電圧実験では標準球電極を用いるのが一般的と教わりました．
しかし，高電圧の測定では平行板電極が理想的ともおっしゃっていました．

なぜ高電圧実験では，理想的な平行板電極ではなく標準球電極が利用されるのでしょうか．

よろしくお願いします．

No.1 ベストアンサー 回答者： isoworld 回答日時： 2022/01/06 10:09

平行板電極と言っても無限に大きく広いわけではなく、頑張っても１ｍ四方か、そのくらいでしょう。

高電圧高圧の講義でも履修したと思うのですが、電極の尖ったところ（平行板電極の縁、とくに四隅）には電気力線が集中し、電界が高くなります（均一な電界を作ることから遠くなります）。なので、電界に関する実験ではこの点で具合が悪いわけ。

丸みを帯びた標準球電極では、そういう問題がないんです。