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平家の政権は、なぜ全国の武士団の支持を得られなかったのですか?

A 回答 (8件)

平家の政権?、金と武力で公家社会に入り込み、朝廷から官職を


貰っただけなのを政権と呼ぶのは疑問です。
平氏一族も源氏の一族も、勢力争いで一枚岩ではありませんでした。
平氏一族の一派の伊勢平氏の平清盛が太政大臣の官職を得て、朝廷を
牛耳っていた事は全国の武士団の多くは知らなかったでしょうし、
知ったとしても直接の利害がないので、情報として処理していたと
思います。
関東の地も同様だった所に、頼朝が流されて来て、あいつの言っている
「一所懸命」を守れば、領地を公家から分断して自分で支配出来る、
これっていいね!となり、自前の兵力を持たない頼朝が関東の武士団
を一つに纏めました。
幕府を開いた後も西国の武士団は情報として知っていた程度でした。
そこに、朝廷から幕府倒幕の勅命が下され、承久の乱になり、
戦う内に、西国の武士団は、あんたらの一所懸命いいね!となり、
倒幕を画策した、後鳥羽上皇以下が流刑となり、ここで、鎌倉幕府が
全国区になりました。
一所懸命は年貢の管理人から支配者になれる、合言葉だったのです。

平清盛は一族の繁栄を極めようとしただけで、スローガンが、無かったので
全国区になれなかったのです。
とはいえ、公家社会に穴を開け、武士の政権の道筋を付けた事は、
大きな出来事です。
その後、織田信長が「天下布武」のスローガンを掲げましたが、
道半ばに終わりました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。目からウロコが落ちました。

お礼日時:2022/01/10 17:14

平家一族で、官職と富を独占した


からです。
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既にある回答以外では「事実上武家政権ではなかったから」と言う点も挙げられるでしょう。

清盛が権力を握ってからのやり口は藤原氏と変わらず貴族化していたわけですから、武士の共感を得られなかったとしても不思議ではないと思います。
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「平家にあらずんば人にあらず」と言う言葉が端的に表すように、平家以外の武士をきちんと処遇しなかったため。

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平家に権限と利権を集中させたため。



それゃ~、源氏等他の氏族はもちろん、平家以外の平氏も面白くないでしょうね。
ちなみに鎌倉幕府の実権を握った北条得宗家も平氏でしたね。
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第50天皇、桓武天皇の次男は病弱で、天皇にはなれませんでした。


そのため、お前は出世出来ないので、関東に領地をやるから武士に下野せよ。として、その四人の子どもたちは、関東にそれぞれ領地を持ちました。(天皇は1代限りで天領を持てたようです。不確か)

これが、最初の平氏です。
平氏の氏姓(うじかばねの称号)です。姓は朝臣。
確か?群馬付近に領地を得たのが、長男の家で平清盛の系統。
千葉に領地を持ったのは、確か4男の系統で、平将門の系統。

その後、確か?4人の天皇の子孫も、平氏の氏姓を朝廷より下賜して、下野した。
そのため、4人か5人の天皇の子孫が平氏である。
一般に知られているのは、桓武平氏です。(長男の家)


一方、同じく桓武天皇の次男は52代嵯峨天皇。
嵯峨天皇の子孫も(おそらく孫のあたりに)、武士として下野しました。
これが最初の源氏です。
嵯峨源氏と言われ、武家貴族として朝廷に仕える。
(光源氏のモデルの一人?)

源氏の氏姓を朝廷より下賜したのは、その他、21人の?天皇の子孫が源氏を名乗りました。
多くは、残っていた東北地方に。奥州源氏などとして。


57代清和天皇の子孫は、源頼朝の系統であり清和源氏です。

初代が、東北地方を平定して戦功を上げたことから、「征夷大将軍」に。
以後、武士の最上位将軍家は、清和源氏のみが許される。

栃木足柄の足利家
群馬新田家(徳川家康は、新田家の系譜に入れてもらった)


全国には、源氏を賜った武家集団が多かったから。とも思われます。

平清盛の時期の、平氏は多くが武家貴族であり、力を持った武家集団はいなかったと思われる。しかも堕落していた。


清和源氏以外にも歴史上有名な、源氏は多い。
羅生門の鬼退治した。誰だっけ?
瀬戸内海の海賊集団
九州、細川家。
忘れたので。
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未だインターネットが普及していなかったからですわ、


と私は思いますわ…
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単純にそこらの領主財力、武装能力、兵力、軍団に圧倒的に劣ってたから


暴力が支配する時代ですから
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