「主語」を語る際に主語の(話者としての)定義が必須であることは当然ですが、個人的にはたとえば、
《(主語とは)一つの文が語る事態の中で認識の中核として存在するもの》(尾上圭介)
https://www.bus.nihon-u.ac.jp/wp-content/themes/ …
といった定義に同意した上で語っております。
では、
『象は鼻が長い』
という文における《一つの文が語る事態の中で認識の中核として存在するもの》とはなにかといえば、シチュエーション次第で2通りの可能性があると思います。
1.
(ケース1)
動物園に来ている親子の会話。
親:やっと入場できたね。ひとつづつゆっくり見ていこう。
子:ここは何がいるのかな・・。あ、カバだ!カバは口が大きいね。
親:隣のケージはキリンだ。キリンは背が高いねえ。
子:あ、見て! あそこに象がいる! 象は鼻が長いなあ。
この場合、「ひとつづゆっくり見ていく対象」としての象という認識なので、「象」は《一つの文が語る事態の中で認識の中核として存在するもの》であり、その意味で「主語」であると捉えるのが妥当。
この「主格項目」が二項対立する形で「用言支配」しているのが「鼻が長い」という述部である。
また、「象について言えば・・・鼻が長い」という意図なのであるから、その意味で主題でもある。
(ケース1)における『象は鼻が長い』については以下のように言うことができる。
「象」は「鼻が長い」という事態の中で認識の中核として存在するものである点からも、「鼻が長い」という述部に二項対立する形で「用言支配」している点からも「主語」であると同時に、「象について言えば・・・鼻が長い」という意図なのであるから、その意味で主題でもある。
述部である「鼻が長い」については、説明を要しないと思うが一応述べておくと、
「鼻」は「長い」という事態の中で中核として存在するものである点からも、「長い」という述語に二項対立する形で「用言支配」している点からも「主語」である。
「象」は、こうした構造の述部を持つ文の主語であり主題でもある。
と捉えるのが妥当でしょう。
2.
(ケース2)
動物園に来ている幼稚園児と、引率してきた保育士の会話。
保育士:動物がたくさんいるね。それぞれどんな特徴があるか、みんなで探してみよう。
園児全員:は~い♪
園児A :あ、カバさんだ!カバさんは口が大きい!
保育士:そうだね。ほんとに大きいね。
園児B :象さんは鼻が長い!
保育士:ほんとだ。とっても長い。みんなよく特徴を見ているねえ。
この場合、「それぞれどんな特徴があるか、~」というシチュエーションなので、《一つの文が語る事態の中で認識の中核として存在するもの》=「鼻(に特徴がある)」と捉えるのが妥当であり「主語は鼻」であると捉えます。
ということで、この場合の象は《一つの文が語る事態の中で認識の中核として存在するもの》ではないため、主題ではあるが主語ではない。
述語は「長い」。
以上、俄か勉強の書きなぐりで恐縮ですが諸賢のご見解を拝聴できれば幸いです。
A 回答 (25件中1~10件)
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No.23
- 回答日時:
No.22 のお礼に応えて
>>論理的な根拠を示せてない以上、」⇒「誤りということ」になるはずないだろ?
君の貧弱な論理性を露呈しておるの~~
論理的な根拠を示せてない以上、無論理、つまり非論理であり誤りじゃ。
>>あくまで「見解の相違」としないと論理が通らんのだよ?
いつも、こんな逃げ口上で逃げ回っているのじゃから、向上も無く、恥を晒す
だけじゃ!!
>>で、肝心の《「特殊な条件」とは???》については、答えられなくて、いつもどおりスルーかね???(笑)(笑)(笑)
馬鹿も休み休みにしなさい!!
文と文章の相違と関連も示せず、お座成りな辞書の引用で誤魔化すしかないオッサンはスルーしかあるまい!!!!(笑)(笑)(笑)
『日本語はどういう言語か』の、
第五章 日本語の文法構造 語と句と文と文章の関係
を眼光紙背に徹して読み抜きなさい!!!
読めるかな??????(笑)(笑)(笑)
■
ご回答ありがとうございます。
>論理的な根拠を示せてない以上、無論理、つまり非論理であり誤りじゃ。
:
こういう非論理的思考から抜け出せないようですな。
根拠が論理的でないからといって言ってる内容が誤りになるとは限らんだろ?
いずれにせよ、論理的な根拠を示しておるのだが、君のような非論理的な頭では理解できないということを自ら証明している発言ですな。(笑)
それゆえ、
>いつも、こんな逃げ口上で逃げ回っているのじゃから、向上も無く、恥を晒すだけじゃ!!
:
といった唐変木のセリフを平気で吐くことになるわけだ。
「見解の相違」というのは基本的に議論の収束を意味することは理解できるかな?
だから、自らの見解の根拠をいかに相手にわかりやすく伝えるか、という点に注力するのが議論のイロハなのだね。
君にはその能力が無いということを自ら証明しているわけだ。
私は一度も逃げたことはないぞ?
あるなら、どこでかを具体的に示して見給え。
できんだろ?
無いのだからな。
君の場合なら腐るほどあるがな。(笑)
そもそも、《いつも、こんな逃げ口上で逃げ回っている》のは君のお得意技だろ?(笑)
サイトの誰もが知っている公然の事実じゃよ。(笑)(笑)(笑)(笑)
ま、なにか言わないと悔しくてしょうがないのだろうが、見苦しい振る舞いはほどほどにしておくほうが身のためだぞ?(笑)(笑)
>文と文章の相違と関連も示せず、
:
「文章」
(1)話し手または書き手の思考や感情がほぼ表現し尽くされている一まとまりの統一ある言語表現で,一つもしくは複数の文{(1)}から成るもの。
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
ぶん [1] 【文】
(1)言語単位の一。思考や感情を言葉で表現する際の,完結した内容を表す最小の単位。多くは複数の文節によって構成されるが,「待て」「さようなら」のような一語文もある。文字で表す場合には,通常,文の切れ目に句点「。」を打つ。センテンス。文章。
(2)複数の文{(1)}から構成され,あるまとまった思想を表したもの。文章。「―を練る」
と示しておるが???
頭だけではなく目まで悪くなったのかね?(笑)
No.22
- 回答日時:
No.21 のお礼に応えて
>>主題の定義において文と文章を、それほど厳密に区分する意味はないのだが。
ま、どうしてもそう思いたければ構わんが、論理的な根拠を示せてない以上、見解の相違ということになるだろうね。
ま、その程度の理解ということじゃな!!
文に主語と主題があるなどと寝惚けたことを云っているようではどうしようもありません。
ま、どうしてもそう思いたければ構わんが、論理的な根拠を示せてない以上、誤りということです。■
ご回答ありがとうございます。
>ま、どうしてもそう思いたければ構わんが、論理的な根拠を示せてない以上、誤りということです。
:
君がオウム返ししかできない理由がわかったかも。(笑)
ちょっとでもカスタマイズすると、このような誤りを露呈してしまうからなわけだね。
「論理的な根拠を示せてない以上、」⇒「誤りということ」になるはずないだろ?
あくまで「見解の相違」としないと論理が通らんのだよ?
そもそも、論理的な根拠は挙げておるのだから、出だしから認識違いが発生しており、まったく話にならんのだがな。(笑)
で、肝心の《「特殊な条件」とは???》については、答えられなくて、いつもどおりスルーかね???(笑)(笑)(笑)
No.21
- 回答日時:
No.19 のお礼に応えて
>>《一つもしくは複数の文から成るもの》を「文章」と定義しているわけだから、「文章」は「一つの文」を表わす場合もあるわけだ。
「一つの文」を表わす場合は特殊な条件が有る場合で、文一般を文章とはいいません。
この理屈は理解できるかね?
だから《文と文章の区別もつかん》というのは、君の限界であって、どうしようもないということじゃ!!
誤りを指摘されたからといって《どうしようもないわ!!!》と逃げるようでは何の意味もないという単純なことに気づき給え。
こういう点に気づけないと他者とまともな議論をすることはできないぞ???
■
ご回答ありがとうございます。
>「一つの文」を表わす場合は特殊な条件が有る場合で、文一般を文章とはいいません。
:
「特殊な条件」とは???
ぶん [1] 【文】
(1)言語単位の一。思考や感情を言葉で表現する際の,完結した内容を表す最小の単位。多くは複数の文節によって構成されるが,「待て」「さようなら」のような一語文もある。文字で表す場合には,通常,文の切れ目に句点「。」を打つ。センテンス。文章。
(2)複数の文{(1)}から構成され,あるまとまった思想を表したもの。文章。「―を練る」
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
ともあるし、主題の定義において文と文章を、それほど厳密に区分する意味はないのだが。
ま、どうしてもそう思いたければ構わんが、論理的な根拠を示せてない以上、見解の相違ということになるだろうね。
>誤りを指摘されたからといって《どうしようもないわ!!!》と逃げるようでは何の意味もないという単純なことに気づき給え。
:
#19で、
文と文章の区別もつかんようではどうしようもないわ!!!
と喚いている方も誤りを指摘されて逃げている、ということですな。(笑)
No.20
- 回答日時:
多分「が」がつけばすべて主語、と思い込んでいるのでは?。
「が」は格助詞でも主格、と言われ、主語となる資格?は確かに充分ですが、逆は必ずしも、真ならずです。
主語は「像は」です、「鼻」は格助詞の主格「が」で待遇されているだけなんです、同じ文の中で主格待遇が複数あっても何の不思議もありません。
陸上競技なんかでも、同着1位、ということで1着が二人、もまれではありますが、現実にありましたね。
色、赤色、青色、黄色・・・・・。
腐った匂い、腐臭なんですが、これを腐色、と言いかねない人。
ネズミが、もの陰の奥で死んで腐臭をは放っていても、腐色を懸命に探しても見つけること不可能でしょうね。
文章なんかでは、読解力がないんですねとも言われるのかも。
準体詞なんてありません、形式名詞でーす、名詞は体言。
「の」単独では名詞(体言では)ではなく助詞、その他の〇詞なんです、
だから、準体の機能を持つ準体誌詞。
それを名詞と言うようでは、腐臭を腐色、というにと何ら変わりません。
最も、野に咲く花→のにさくはな、この場合は「の」名詞ですね、でも漫才のネタにはなるかな?。
No.19
- 回答日時:
No.17 のお礼に応えて
>>完全に読解力を欠いておったな。
すまんすまん。
いつものことじゃ!!!
>>「文」も「文章」の仲間に入れてやってくれたまえよ。
意地悪せずに。(笑)
文と文章の区別もつかんようではどうしようもないわ!!!
■
ご回答ありがとうございます。
>文と文章の区別もつかんようではどうしようもないわ!!!
:
たとえば大辞林は、
「文章」
(1)話し手または書き手の思考や感情がほぼ表現し尽くされている一まとまりの統一ある言語表現で,一つもしくは複数の文{(1)}から成るもの。
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
という語釈だろ?
《一つもしくは複数の文から成るもの》を「文章」と定義しているわけだから、「文章」は「一つの文」を表わす場合もあるわけだ。
この理屈は理解できるかね?
だから《文と文章の区別もつかん》というのは、君の主観であって見解の相違ということ。
見解が違うからといって《どうしようもないわ!!!》と喚くことに何の意味もないという単純なことに気づき給え。
こういう点に気づけないと他者とまともな議論をすることはできないぞ???
No.18
- 回答日時:
No.15 のお礼に応えて
1.
>>「夜は寿司だ」は正しい日本語表現ではない、と言っておるのかね?
当たり前田のクラッカーじゃ!!!!
「夜は真っ暗じゃ!!!」
3.
>>主語というものが必ずある
喚体に主語なぞないが???
具体的な例もあげましたが??
>>一応主語はあると見てよかろう。
八重ざくら
と
天河
奈良/七重/七堂伽藍
は事態認識の中核項目ないし基盤ではないのかな???
荒海や!!
は事態認識の中核項目ないし基盤ではないのかな??
ないとすれば何故?????■
ご回答ありがとうございます。
▽「夜は寿司だ」は正しい日本語表現ではない、と言っておるのかね?
▲当たり前田のクラッカーじゃ!!!!
「夜は真っ暗じゃ!!!」
:
こういう感覚では、他人とまともな会話ができんだろうね。
ラングにこだわる言語道具説支持者と同じ誤謬を冒していることになる。
三浦支持者がパロールを無視しているようじゃ論理破綻を呈しないかね?(笑)
>
奈良/七重/七堂伽藍
は事態認識の中核項目ないし基盤ではないのかな???
:
奈良七重七堂伽藍八重ざくら
七→七→八
ときてることからもわかるように、八重ざくらに焦点を当てようとする句であることは明白であり、その意味で「八重ざくら」が《事態認識の中核項目ないし基盤》と思うがの。
>
荒海や!!
は事態認識の中核項目ないし基盤ではないのかな??
:
荒海や佐渡によこたふ天河
「荒海」は「天河」を際立たせるための対照として提示されている、と捉えるのが妥当と思うがね。
表現の主眼はあくまで「天河」。
No.17
- 回答日時:
No.16 のお礼に応えて
>>《(2)談話・文章・研究などの,中心となる問題。テーマ。》には主題が入っていませんが????
と言いたかったわけだね。
了解。
何を頓珍漢な了解をしてるのですか???
これは、主題の定義、解釈で、その中に談話・文章はあっても【文】は入っていない。つまり、文には主題と呼ぶようなものは【無い】ということじゃ!!!
これくらいピンとこんのか????
>>主題は「主題」ということになるだろうね。
何を阿呆な同義反復をしておるのじゃ!!
■
ご回答ありがとうございます。
ああ、なるほど。
そういう意味だったわけか。
いや、これは失敬。
完全に読解力を欠いておったな。
すまんすまん。
因みに、
「文章」
(1)話し手または書き手の思考や感情がほぼ表現し尽くされている一まとまりの統一ある言語表現で,一つもしくは複数の文{(1)}から成るもの。
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
という意味だから、「文」も「文章」の仲間に入れてやってくれたまえよ。
意地悪せずに。(笑)
No.16
- 回答日時:
>>《(2)談話・文章・研究などの,中心となる問題。
テーマ。》には文が入っていませんが????と言っておるわけか。
そうだとして、それがどうしたのかね?
文に主題など無いということくらい分からんのかね????
定義ということが全く理解できておらんの!!!
■
ご回答ありがとうございます。
>文に主題など無いということくらい分からんのかね????
:
なるほど。
《(2)談話・文章・研究などの,中心となる問題。テーマ。》には主題が入っていませんが????
と言いたかったわけだね。
了解。
因みに、
《(2)談話・文章・研究などの,中心となる問題。テーマ。》というのは「主題」についての大辞林の語釈だということは分かるよな?
つまり、
【「主題」とは《(2)談話・文章・研究などの,中心となる問題。テーマ。》という意味です。】
と大辞林が言ってる構文なわけだから、主題は「主題」ということになるだろうね。
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>>主題は「主題」ということになるだろうね。
何を阿呆な同義反復をしておるのじゃ!!
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:
君の場合は《眼光紙背に徹して》読んだけど、
《「一つの文」を表わす場合は特殊な条件が有る場合で、文一般を文章とはいいません。》
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それ自体で表現が完結しているものならば,和歌や俳句も文章といえる。(大辞林)
という語釈もあることだし、今は主題を論じているのだから、特に重大な差異をクローズアップするまでも無かろう。
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君は論点を絞らぬままにあれこれ喚きたてる悪い癖がある。
そこを直さんと誰と議論しても噛み合うのは至難の業になってしまうぞ?