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大学院への進学というのは、どれくらいの難しさなのでしょうか。
どのような方が、その道を目指されるのでしょうか。

修士課程と博士課程と、両方お聞きしたいです。
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

まず,どのくらいが修士に進学しているか


https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/g …
確かめておいてください。工学部なら35%程度です。定員は学部定員よりも少ないし,研究型大学であれば80%以上が進学しますが,そうでないところが多いということです。なお,修士を優先して求人しているというのは誤解があると思います。統計はとってませんが,僕が勤めていた大学でも学部卒を技術者として大手は採用してくれますし,キャリアパスも修士と同じです。
 入試は専門科目の筆記試験で合否がほぼ決まります。内部学生でも毎年数名は不合格者がでます。他大学からは10名以上が受験して数名しか合格しませんから倍率は5倍以上,学部入試の足切り4倍より狭き門です。他大学から合格し難いのは専門科目(たとえ同じ学科名の同じ科目名でも)の内容が20%以上は異なるからです。
 工学部の場合は,ほとんどの国立大学では修士までの6年一貫教育としてカリキュラムを組んでいますし,修論のテーマは教員の研究テーマですから,研究者として在学するわけではなく,あくまでも研究スタッフの一員です。企業も,修士を研究者の卵だとか専門家とはとらえません。学士と修士の差はほとんどありません。進学する理由の半分くらいは学部3年生のときに就職先を決められなかったから4年生の就活の意欲が上がらなかった,もっといろんな企業のことを調べてから就活しよう,というのもいます。僕がそうでした。
 博士課程への進学は,指導教員が受け入れるなら原則可能ですが,僕らの周りを見る限り,そんなに簡単に進学をOKしません。本当に毎年論文を書けるのか,将来就職先が少ないけど覚悟はあるのか,などを述べて慰留することが多いです。もはや研究スタッフというより,自分で課題を設定して解決する研究者の卵になります。意欲と自覚と覚悟が無いとやっていけません。
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プロファイルの様な年寄りです。


私が大学時代を過ごしたのは、1980 年を前後する時代でした。
大学院に進む理由は、私の場合は、専門分野についてもっと知識を得たかったことと、『研究』ということについて、もっと検討・経験・実績を出す時間が必要と考えたからです。

私は首都圏のそこそこ名の知られた大学の理系に通ってましたが、学部で私の学科にいた 200 前後の学生から 40 数名が大学院に進みました。
修士課程は博士課程前期と称しており、多くはそこで社会人になっていきました。
私もその一人でした。
博士課程まで残ったのは片手で足りる数名だったと思います。
今ではその比はもっとずっと高いと思います。

難しさと言う点では、入るのは学部でしっかり専門知識を身に着けていれば特に問題なく進めたと思いますが、出るには学部と違ってちゃんと自分で考えないといけない分難しいものと言えると思います。
出る方と言うか、学位を手に入れるという意味では、修士より博士の方が格段に高いと思います
博士号を得ようとする場合は、学部を出る段階までに、その後の研究についてのかなりのビジョンを持ってる必要があると私は思っています。

私の場合は、もともと子どもの頃から電気工作のマニアで、小学校時代には自分でシャーシー加工やはんだ付けをしてラジオやオーディオのアンプを自作していました。
中学からはアマチュア無線の免許を取って短波帯の送受信機を自作したりすることを通して、回路部品の特性や回路の成り立ち、設計と製作の理論やテクニックなどを独学していました。
そういったことから他の方々に比べればもともと勘や実務経験がありました。
そこに大学に来てアメリカの先端技術の文献に出会ったことをきっかけに、その独学を始めて続けたかったので迷わず『勉強の時間を稼げる大学院を選ぶ』としました。

当時の日本の大学には、首都圏のいい大学でさえ、その文献を教えるような進んだ講座はなかったので、それはアメリカに自分から行くことを目指し、アメリカに派遣してくれそうな企業を選んで修士で出て就職しました。

入った会社でその希望はかなわなかったため、当時としてはまだ珍しかった転職もして機会を得る努力をしました。
そこでそこそこの名の大学の『修士卒』という言葉は役に立ったと思います。

その後アメリカに派遣される機会を得て来、当地であげた実績から、当地の機関が『日本の会社の顔色を気にせずにいつまでもアメリカで暮らせるようにしてあげる』というご褒美を下さり、それで私の今があります。

そこでは『日本の大学院卒』は何の役にも立ちませんでした。
真に役に立ったのは、実際に身に着けていた実践に即使える知識・知恵・ウデ・ワザでした。
当地では、いい学歴という看板ではなく、使えて実績が出せてなんぼ、でしたから。

その意味では、趣味で磨いてきた『独学に慣れていた』『自分で何でもできるようにしていた』と言うことが大きかったと思います。

強いて言えば、アカデミックな研究をプロ仕事にも通用するように『企画・実践し、成果をまとめる』というプロセスを体得できたことが大学院の成果じゃないかと思います。

私の子どもたちは今大学院です。
医歯薬系とバイオ工学系の二足のわらじを履いて博士課程に居ます。
皆高校時代から専門志向があり、博士課程まで行くことを前提に大学に入るとすぐにインターンを志願し、志望分野の研究をしている研究室の研究に加わらせてもらい始めました。

このような姿勢はしっかりした仕事人を育てる意味ではとても大事と私は考えています。
やっているうちに成果がモチベーションになり、それで勉強が進むことでいい成績も手に入っているようです。

いい成績を得られればいい奨学金がもらえます。
金額も上がりますし、返さなくてよくもなります。
それに研究のスポンサーからは報酬さえもらえるようになりました。

こういったことはいいスパイラルになります。

大学(学部)・修士・博士の各過程を学位ととらえず、自身の一生をどうしたいかを描いたうえでの訓練課程と考えて、どのレベルを手に入れようとするかで考えるのが良いように思いますがいかがでしょう。
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学部時代、きちんと勉強していれば(GPA3.0あたり)、問題なく入れるレベルだと思います。


日本だと、理系は院を出ないと、技術者として即戦力になれないからという理由で、就活では院卒が採用されやすいです。そのため、その道を目指す人は、院に進学する傾向があります。
海外だと、文系でも修士はもちろん、博士まで進む人も多いです。

例えばドイツだと、どこまで行っても学費が無料なので、学びやすいです。また、英語で授業してくれるので、海外からそれ目当てでドイツに留学する人も多いです。
日本ではあまり知られていないので、日本からの留学生は少ないですが。。。
ご参考まで:https://welcome.gogermany.jp/master/
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修士も博士も、その学部に入れる学力があれば基本的には入れます。

ただし、修士は定員が明確に決まってる場合が多いので、大学院によっては人気が高いと選抜で普通に落ちますが、場所を選ばなければ最低限学力があればどこかは受かります。

博士課程は文系、理系、医学部基礎系、臨床系などでもかなりことなりますが、基本的には受け入れ教員が認めれば受かります。試験で落ちるケースは、英語試験で足切りぐらいです。ただし、理学部のコテコテの基礎学問の場合は専門分野のペーパーテストを重視してる場合があるのでその場合は超難関です。

いずれにせよ、博士課程は学位を取ることが目的であり、そのためには理系なら基本的には欧文の査読論文に採択される研究実績が必要になります。これは分野によっては簡単ではないです。しかし、どの研究室も日本は人件費がまともに研究費から出されないので博士課程学生を戦力にしてる側面があり、とくに実験系の理系学問分野では人材確保的な理由から結構甘い試験で受け入れてる研究室も多いです。基本的に理系の実験系研究室では教授は手を動かす研究はしないのが普通だからです。

ゆえに欧米の難関大学だと、教授の研究費から博士課程学生のプログラムは奨学金や給与が出ることも一般的なので、その分倍率が高く、競争も激しいです。また、途中で離脱する場合もあり、そうした人が修士号を取得するケースもあります。
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