プロが教えるわが家の防犯対策術!

母が長年うつ病で精神科の先生もがんばってくださっているのですが、なかなかぴったり来る薬にたどり着けなくて試行錯誤&悪戦苦闘の日々を送っています。
処方された薬は副作用のこともあるので必ず医薬品検索しているのですが、抗うつ薬の三環系と四環系はなにが違うのでしょうか?専門家の方に教えていただきたいのですが。
それと4週間処方された薬が5日くらいで全く逢わないことが判明すると、ものすごい量が余ってしまいます。捨てるのには抵抗があるのですがなにか処分する良い方法は無いでしょうか。

A 回答 (2件)

80歳なんですね、お母さん。

・・・ところで、もう肺炎や気管支拡張症は完治されましたか?
完治して、”うつ”が現在の主訴であるならば、私なりの回答をさせて頂きます。
まず、シンメトレルですが、現在は?飲ませてますか?この薬200mgは多いですね、ちょっと・・・(お年を考えても、危ないです)幻覚や眩暈(めまい)不眠が出てきちゃいますよ。
折角、不眠を解消したく服用するのであれば、服用の投薬量をもっと調整すべきです。
「過去に小さいが梗塞を起こした影がある。」との事でシンメトレルを投与するのは私も賛成です(この薬は脳梗塞後遺症に伴う意欲、自発性低下の改善に有効だからです。)しかし、副作用で精神不安が出てくる事がありますので、”うつ病”の影響の精神不安なのか、シンメトレル服用の副作用なのか・・・これが問題なのです。服用量が多くなるとそれだけ副作用が心配になって来ますので、1
日100~150mgを朝、晩の2回、または朝、昼、晩の3回で分服するとよいでしょう。(お母さんの様子を見ながら。)
そして、坑うつ剤ですが、アモキサン10mgでしたね。これは、前回にお話しました”三環系”の薬ですが、私なら(患者さんを見ていないので・・・何とも言えませんが)同じ三環系の薬で”プロチアデン”と云うのがあります。
この薬は同じくうつ病、うつ状態に対して有効なんですが、中でも初老期、老年期うつ病に対して特に有効な薬です。これを1日に75~150mgの間で2~3回で分服してみて下さい。残る問題の”睡眠”ですが、”ベンザリン”をお勧めします。これは神経系に作用する薬でいわゆる”睡眠薬です(でも、これは中間型といって、睡眠導入剤なので、依存性が極めて弱い、つまり”くせ”になりずらい薬です。)これを、1日5~10mgを就寝の30分程前に飲ませて上げて下さい。副作用として”ふらつき”がある事が考えられますので、(シンメトレルも同等なので)その時は主治医と相談の上、どちらかの薬の量を調整してみてはいかがでしょうか?このベンザリンは睡眠がなされるまでの”補助的な”薬で、睡眠に入った頃には自発性の睡眠で過ぎて行きますので、目覚めは悪くなくすっきりとしているそうです。
・・・と色々と書いてしまいましたが、セレクトの3項目はどれもあてはまらなかったです。すみません。
しいて云えば・・・そうですね・・・その項目以外に服用している薬にもよりますし、現在の状況にも変わってきますので、一概にはお答えすることが出来ません。
私も、時間が有りましたら、お答えしたく思っています。
このような答えで申し訳ありませんでした。

失礼致しました。

この回答への補足

再び丁寧なお返事ありがとうございます。
気管支拡張症や肺炎は一応完治しています。もちろん痰が絡んだ咳が出たときは即痰をゆるめる薬、風邪になったら抗生物質、と3種の薬は常備してあり私が管理していますが、安定してきたので内科の先生もうつ病に眼を向けてくださったようです。

精神科の先生のファーストチョイスがシンメトレルなのは、おそらく母の症状で1番問題が大きいのが記憶力の低下で、主訴が「頭が馬鹿になって働かない、いつもボーッとしてる。おでこのあたりが痺ている。考え事をしようとすると頭の中が堅くなって締め付けられるように痛む。」で、精神不安はそれほど強く無いので「うつ病より梗塞の後遺症による意欲低下が大きい。」と判断されたからだと思います。又、シンチグラムの検査結果でも「特に血流が悪いところは無いが前頭葉の左脳側に少し流れが遅い部分がある、これはうつ病が原因と思われる。」と出ているので血流を良くする事を治療のメインに据えられたのだろうと思います。(しかも低血圧体質)確かにシンメトレルを飲み始めて「頭が少し働くようになってきた気がする。」と本人も言っていますし50mgから始めて様子を見ながら200gmまで増量したのですが、増量したほうが状態は良くなり、7月上旬より常時服用していますが今のところシンメトレルによる副作用は出ていないように見えます。
でも不安になってきたので様子を見ながらちょっと減らしてみます。

アモキサン10mgを飲み始めてから本人の話では「頭が少しずつ働くようになった。」と申しますし、こちらから見ていても声が大きくなり、表情や動きにも少し張りが出てきた感じがします。ただうまく言えないのですがなんとなく収まりが悪く、上滑りしている感じがするのです。うつ状態が長かったので良くなったことに違和感があるだけで考えすぎかもしれませんが・・・・・
プロチアデンは試したことがありませんが次回の診察の時先生に相談してみます。
できれば睡眠導入剤無しで、心が落ち着いて朝までぐっすりが希望ですが難しいのでしょうか?
睡眠導入剤を使うと途中でトイレに起きたときに全く頭が働かないために難儀するようです。
サプリメントの成長ホルモンは「人は入眠して少し経つと成長ホルモンを出すが、加齢にともない出が悪くなるので眠りが浅くなる。」と聞いて、逆手を取ってみようと取り寄せ飲ませてみたところ、「よく眠れるし寝起きも気持ちよい。」と言うので少々不安は抱えつつ飲ませてしまいます。やはりまずいでしょうか?

お忙しいでしょうに患者でない者にまで心配りしてくださってありがとうございます。
母は長年「自分の物でない頭」を抱え苦しんでいます。その間に友人達も年老い、いつも暗い母と付き合うのは耐えられなくなって疎遠になってしまいました。
介護している一人娘は我が儘で、「一人でご飯も食べられる、トイレも行ける上等じゃない。」と理性では解っていても、いざ目の前で訳の分からない母と対峙すると、やり場の無い苛立ちや言いようのない不安に襲われかんしゃくを起こして当たります。しかも心の中に罪悪感があるのでその度に深く反省しては勝手に疲れて外出してしまいます。
80歳は重い年齢です。召されるまで後何年あるのでしょうか。車椅子になってもいいから母が自分の物と感じられる頭を取り戻し、テレビドラマに見入り、時にはお芝居に行きデパートをひやかし、可笑しいことには声を上げて笑える。そんな日々を過ごさせてあげたいのです。
ごめんなさい、つい愚痴を書き連ねてしまいました。

教えてgooを見るとうつ病で悩んでいる人ってものすごく多いんですよね、それを読んで私は少し気が楽になりました。
こののやりとりがもしかしたら他のうつ病の方にヒントになるかもしれません。

補足日時:2001/09/11 12:28
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三環系と四環系の違いについてですが。


三環の名前は3つのベンゼン環(など)からできていることから付いた名前です。
三環系抗うつ剤は5つの薬がひとつになったものである。1、セロトニン再取り込み阻害 2、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)再取り込み阻害 3、αエピネフリンアンタゴニスト 4、抗ヒスタミン薬 5、抗アセチルコリン/抗ムスカリン薬 の5つで、3,4,5は副作用の元である。シナプス間のセロトニンとノルエピネフリンの濃度を高めることによってうつ状態を改善させます。
四環系抗うつ剤とは三環系抗うつ剤にもう一つ環の加わったものです。三環系に比べて薬効が高いことと副作用が弱いことが特徴ですが四環系独特の副作用があります。それは眠気。ただ、うつ病は自然治癒するもので、寝ていれば治るという見方もできます。だから簡単に副作用とわりきることはできません。「寝て治す抗うつ剤」テトラミドなどはまさにそれにあてはまります。また、第二世代抗うつ剤の代表と言えるルジオミールは覚醒に作用するノルエピネフリンに選択的(完全にではありません)に作用するなど、SSRI系第三世代抗うつ剤の薬理作用を一部先取りして開発されたすぐれた薬といえます。
また、服用しなくなったお薬は普通の燃えるゴミに出してもかまいませんが、出来れば通院の時に担当医に話をして処分して頂いて構いませんよ。
(ただし、病院では一般の燃えるゴミに捨ててますが・・・。)

この回答への補足

早速丁寧なお返事ありがとうございます。
4環系は眠くなるがうつ病は寝ていれば自然治癒する。にとても思い当たるふしがあって今日まで悩んでいました。
御親切に乗じて申し訳ありませんが、よろしかったら見解をお聞かせください。

母は気管支拡張症の持病から肺炎を何度も起こし、その間にうつ病になりました。
内科の先生は当然肺の方をメインに治療し、うつ病はおざなりにされたわけではありませんが、決して良い状態にはならないまま10年経過し80歳になってしまいました。
昨年、担当の先生が変わり初めてうつ病が表舞台に登場、CT、MRI, シンチグラム、と検査もしていただき最初の処方はデプロメールでした。初めて効く薬に出会えたか!と喜んだのですが、しばらく経つと効かなくなり増量、又しばらく経つと効かなくなり増量、を繰り返し、とうとう今年の7月から精神科にもお世話になることになりました。

精神科の先生の最初の処方は、シンメトレル、「過去に小さいが梗塞を起こした影がある。」と言われ驚きましたが、シンメトレルを200mgまで増量したあたりではっきり効果を感じ、もう少し増やせば正常になれるかもしれない、の処で「老齢なのでこれ以上は×」となりました。
 2番目の処方は、シンメトレル+テトラミド10mgを半錠、介護側が不安になるほどぐっすり眠れ本人も気分は良いのですが、飲んでしばらくすると足元がふらつき、ろれつが回らなくなる上、日中もボーッとしたままなので3日で止めました。
 3番目は、シンメトレル+ルジオミール10mg、夜飲んで翌朝は悲惨でしたが、3時くらいからは久々に頭の働きが快調になり、「これは薬が強すぎただけだな。」と考えて半錠にしてみました。翌朝はまあまあでしたが夕方からうつ状態悪化、「これは薬が少なくて夜まで持たなかったのだろう。」と思い朝夜半錠づつにして様子を見ることにしました。しかし数日経過したあたりから、まるで呆けてしまったようなひどい記憶欠如が起き始め先生に連絡、中止。
 8月28日に診察を受け4番目の処方はシンメトレル+アモキサン10mg、本人も見ている側も良さそうな感じがするのですがまったく眠れないのです。日が進むにつれ眠れないための疲労感が目立ち始め、日中も今ひとつ収まりが悪い感じ、あまりにつらそうなので昨夜はとうとうサプリメントの成長ホルモンを飲ませてしまいました。ぐっすり眠れて日中も快調な状態に持っていきたいのですが、
(1)夜、テトラミドをほんの少しだけ加えてみる。
(2)ルジオミールを朝だけ半錠にして2週間くらい試してみる。
(3)成長ホルモンで寝られるならそれで良い。
Mamomamo320119さんなら何番をセレクトなさいますか?

補足日時:2001/09/10 09:25
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