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これってローカル線だからとかって関係あるんでしょうか? ロングレールと定尺レール?

A 回答 (2件)

おはようございます。

電車運転士をしております。

この日はワタシの会社は通常速度で運転していましたが、レール温度が上がっていましたので保線区の添乗頻度が増えましたし、乗務区の急告でレールの歪み注意への注意喚起が書かれていました。

ローカル線、幹線、関係ありません。

▪️走っているエリアの気象状況
▪️使っているレールの材質

この相互関係に依ります。

レールは同一に見えますが、納入する路線の気候に合わせ耐性温度が異なります。
例えば北海道でしたら、極寒なので温度帯は相応に合わせたモノを。逆に言うと暑さに弱いのです。
その為、こういう気象だと散水車を臨時で走らせ、レールに水を撒いてレール温度を下げている状況でした。

今年の夏は暑く、レールと温度の相互関係がギリギリの所です。
その中で、たまたま流山線は規定のレール温度を越えてしまった。それだけのハナシです。

定尺レールですが、ロングレールより気温によるレールの伸縮は少ないので、軌道管理は逆に行いやすいモノです。
また、ロングレール始端にある「伸縮継目」ですが、

▪️温度によるレールの伸縮量に大きく対応できるので、ロングレールに使われているが、ロングレールは中間部をしっかり枕木に固定し道床厚が確保されていないと導入できない。当然費用も掛かる構造。
▪️維持管理は通常の継目より費用はかかる。

気温による伸縮への対応でしたら、使っているレールの温度帯と、継目の遊間の調節で済むハナシです。
わざわざ伸縮継目をとはなりません。
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ロングレールはつなぎ目が「斜め切り」ですから、対熱性に優れています。


ローカル線でも所々で斜め切りのジョイントを作ればいいです。
ロングレールは必要ありません。
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