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いまいち複雑すぎて理解に困る尖閣諸島問題ですが、
確かに日本人が歴史を知らなすぎるのも問題です。
しかし、尖閣諸島は日本の領地と昔から言っているのに、
何故、中国や韓国は「それは違う」と今更反発しているのですか?
また、反発する物的証拠は相手は持ち合わしているのでしょうか?
やはり、ただのストレス解消程度のデモなのかな…。

A 回答 (3件)

●尖閣諸島


日本側の主張:
国際法の先占主義を根拠とする。
先占主義は、領有が公式に表明されていない土地は、その領有を初めて公式に表明した国のものとするというもの。
中国、日本両国で尖閣諸島の存在は古くから知られており、中国の文献にも記述があった。
しかし、近代的国際法にのっとって領有を表明したのは日本であった。
この領有の表明は、日清戦争に勝利で中国側が文句をいえないタイミングであったことが問題点といえる。
つまり、対立を避けるため両国であいまいにしていた尖閣諸島の領有権を軍事力を背景に一方的に宣言したといえるからだ。

中国側の主張:
1.軍事圧力に乗じた領有であった。
2.日清戦争で中国は台湾や澎湖諸島を日本に奪われたが、太平洋戦争後のサンフランシスコ平和条約でそれが返還された。
日清戦争以前の状態へ戻すとなると尖閣諸島の日本領有もおかしい。
3.中国大陸の大陸棚の延長上にある陸島である。

●竹島問題
こちらも基本的には尖閣諸島問題と同じ構造です。
明治日本が対外進出する過程で、領有権があいまいであった竹島の領有を表明します。
この時期、韓国は日本の保護領であり、武力を背景にした一方的ものだという主張です。
そして、太平洋戦争の敗戦で日本は海外領土を放棄します。
このとき、日韓共に帰属根拠があいまいな竹島は明確にどちらの国に属するとは決定されませんでした。

どちらの言い分も一理あるといえばいえますし、だからこそ領土問題になっているんでしょう。
結局、日中韓どの国も領有の根拠があいまいです。
だからこそ、相手にとられてしまわないように領有の意思を政府は示し続けていかなくてはならないのでしょう。
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この回答へのお礼

丁寧な解説本当にどうもありがとう御座います。
何故日本が文句を言わない理由、それは戦争の歴史が背景にあるのですね。
しかし50年以上の前の戦争で文句を言っても、
半世紀も昔のことで、時代が違うと思うのですが…。
日本だって、アメリカに原爆投下されたのに、
"一応"友好関係をしているのだから、
昔のことをネチネチ言うのはなんか卑怯な感じですよね。

お礼日時:2005/04/10 13:37

良く言われる事としては以前から『不透明』な案件を


持ち出して、選挙運動に利用している。
報道機関は政府の情報を流しているだけですから他国の情報は改竄されて伝わります。
なので国民は違うと考えざるを得ないのです。
この問題等は自国の領土だと教えられます。
古い話ですが、日本で言う『大本営発表』と同じレベルと考えます。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。
やはり国家的な情報操作が原因なのですね。
日本もハッキリ言えばいいのだが…
やはり日本も情報操作で教育されていたのかな…。

お礼日時:2005/04/10 13:32

被害妄想と身勝手な国民性だからでしょう。


中国、韓国、北朝鮮は基本的に自分たちが
一番。他の意見は間違っているという考えですから。
同じアジアですが一緒にされたくない国々ですね。
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この回答へのお礼

別に証拠も無いのにデモして居るんですね…。
証拠無しで国旗燃やしたり暴言はいたりしてるんですか。。。
自己主張が強い国ですね。もう少し意見待ってみます。

お礼日時:2005/04/09 17:34

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