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今まで関東大手私鉄の中で、
なぜ相鉄だけ都心乗り入れが無かったのですか?

A 回答 (3件)

おはようございます。



相模鉄道(相鉄)は、横浜駅西口の大地主。
元々の「相模鉄道」(今の「相鉄ホールディングス」)の中身を見ていただくと分かりやすいのですが鉄道会社というよりは不動産の割合が大きい会社です。

その「相鉄ホールディングス」の下の子会社が、今の「相模鉄道」。

神奈川の地場企業でした。
鉄道の範囲だけで見ると大規模展開していない神奈川のいち中小私鉄でした。

都心に乗り入れる必要性が無かったのです。
(でも1960年代、神奈川東部方面線構想で、混雑著しい東海道線のバイパス線として東京都心↔️港北ニュータウン↔️二俣川↔️平塚で建設する予定があり、そのうち二俣川↔️いずみ野駅間は「いずみ野線」として具現化。後に湘南台駅まで延伸し、今度東急線まで直通することに。)

元々が神奈川の地場企業であり、
利用客の急激な増加で中小私鉄⏩️大手私鉄に。
横浜駅西口の大地主ゆえに、横浜駅の発展が会社の第一でした。

ところが、少子化で輸送人員が相鉄に限らずどこの会社も減ってきた。
東京都心に直結していない相鉄は、他社以上に影響を受けることに。

輸送人員の減少により東京都心に乗り入れる必要性が出てきた。
神奈川の地場企業では会社が成り立たなくなってきたので、東京都心にアクセスすることを考えたのです。

それまで神奈川ローカルだった相鉄、東京都心にアクセスするにあたって知ってもらって、沿線に住んでもらいたい。
電車の色(ヨコハマネイビーブルー)が特徴的になったのも、そういう意図があります。

遅れて東京都心にアクセスするようになったのは、そんな事情からになります。
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正式名称は「相模鉄道」。


もともと横浜を起点として神奈川県内のみを走る
ローカル私鉄ですからね。
そもそもの発端は横浜の港を整備するために
相模川の砂利を採集して運ぶために建設された鉄道です。
#1さんの回答にあるように、大手私鉄に組み込まれたのは
最近の話です。
都心乗り入れは相鉄の念願でした。2019年にようやく
JRと直通運転できるようになり、悲願がかないました。
が、コロナの真っただ中での開業でなかなか成果が出ず、
これは少し可哀そうな状況。

まあ、メインは来年の新横浜直通、および東急との直通運転
ですので、これでようやく他の大手私鉄と並べるくらいの
力を得ることになるのではないでしょうか?

それよりも、神奈川中央部(それこそ「相模」と呼ばれる地域)に
住む人たちが神奈川県の新幹線中心駅、新横浜まで
簡単に行けることになるのは非常にありがたいです
(実家の最寄りは湘南台)。
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話は逆です。


相模鉄道は路線長が短く都心乗り入れもなかったことから、もともと中小の仲間でした。
「準大手」と行いうくりかたもありましたけど、とにかく正真正銘の大手に入れてもらえたのは、平成2年(1990)のことです。

https://trafficnews.jp/post/40527
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