プロが教えるわが家の防犯対策術!


教会の鐘で、添付画像や動画のように巨大で重そうな鐘の本体を揺らして鳴らす構造の物を多く見かけますね。

巨大で重い鐘の本体はただ吊しておくだけにして、鐘の中の玉の着いた棒に紐でもつけて振って鐘を叩く方が構造が単純になりますね。そう言う構造の物もあるみたい
https://www.youtube.com/watch?v=9nIehBX8lDg

わざわざ構造を複雑にして鐘本体を揺らすってどうしてなんですか、物理的、工学的にどんな違いが生じるんでしょう。

動画を比べると揺らして鳴らす鐘はやたらと音が大きいみたいですが、音の大きさの違いがあるのかな

「西洋の教会の鐘で巨大な鐘を揺らして鳴らす」の質問画像

A 回答 (9件)

> 鐘の中の玉の着いた棒



 舌(ゼツ)と言います。舌を紐で振る場合、紐を横向きに引っ張ることになりますが、舌が鐘に当たった瞬間に素早く跳ね返らないと舌が複数回鐘に当たる現象(チャタリング)を起こして「ゴゲゲ」てな雑音を発してしまうんで、引っ張る手にうまくスナップを利かせる必要がある。ですから、あんまり長い(重い)紐は適さない。となると、鐘楼に登って演奏する必要がある。人が這入れる部屋を高いところに設けなきゃならんし、階段も必要だから、施設が大型化する。そして演奏者はものすごくウルサイのを耐えなくちゃならん。そのかわり、複雑なリズムでも自在に刻めるという利点がある。

 ご質問の鐘は、単に大音量で鳴ればいいじゃん、ということで、小さな鐘楼で済ませて、わざわざ人が登らなくたって簡単に鳴らせる構造にした、という設計思想なのだろうと思います。いや案外そこまで考えてもいなくて、単にハンドベルを大型にしただけであり、鐘を振って鳴らす以外に思いつかなかった、てなことなのかも知れないなあ。

というわけで、物理的というより経済的な理由なのかも。
    • good
    • 1

他の方も指摘していますが、本体を揺らすことについてはブランコと同じで小さい力を繰り返し加えていくことで極めて重たいものを大きく揺らせるという利点があります。

日本のお寺の鐘だと一回一回渾身の力を込めて撞木を引っ張らねばなりません。

ところで、振り子の周期は、その長さで決まります。振幅に関係なく一定ということです。
https://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/mech/tann/tan …

最初の動画、サンマルコ広場の鐘について、鐘の「舌」は、本体より下にのびていて、本体より周期が長いことがわかります。

本体が揺れの端に達して戻ろうとするとき、舌はまだ先まで行こうとしている、だからぶつかって鐘が鳴るというわけです。ぶつかると舌の振動はリセットされるから、この差で毎回毎回鐘が鳴ります。
    • good
    • 1

振り出し<ー最初は重いかもしれませんが


重いという事は慣性も働くという事ですからね

重い分、手前に大きく振ったものはその反動で奥の方に大きく振れていきます
最初は力掛かってもそれ以降は、反動を利用すれば良い

また最初の振り出しも、てこの原理を使えば意外に・・・
という事も可能ですね
    • good
    • 1

遠くまで聞こえる。


音が聞こえているところは、わが教会の縄張りだぞーって。
    • good
    • 1

昔は時計を持っている家庭は少ないし 


畑仕事をしていると時間がわかりません
時間を教えるため
日本でもお寺の金は時を告げるために鳴らしています
    • good
    • 2

音を大きくしたいんでしょう。


その場合、日本の鐘のように大きくて思い撞き棒が必要になりますが
鐘の位置や堂の構造からそれができない。
なので本体を揺らすんでしょう。
それなら重い撞き棒(に相当するもの)は固定して
鐘本体を吊って円で動かせば狭い場所でも効率的です。
    • good
    • 1

確かに重そうな鐘の本体を揺らすのは、最初は大変ですがブランコと同様に動き出すとそうでもないのと、連続して鳴らす場合はトータル的にはこちらのほうが楽かもしれないしリズムも一定で良い感じだと思います。

    • good
    • 1

小さいのに比べ遠くまで届くのではないでしようか

    • good
    • 1

もちろん音の大きさです。


遠くまで聞こえるように。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!