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中学校の冬休みで、雪や氷に関する科学的なレポートをまとめるという課題があるのですが、ここの科学的っていうのは、「分子が〜原子が〜でこれとこれは結合して〜」的な方の化学か、自分の感想じゃなくて科学的な根拠を混ぜてたらOKという方の化学なのでしょうか?
ちなみに自分は後者だと思うのですが、「これってレポートとして当たり前じゃない?」って思いました。先生は相手が中学生だからわかりやすくしてくれたのでしょうか?
「そんなん先生に聞けばええやん」とか思う人もいるかもですが、あくまでも一般的にどう捉えるかを聞いてみたいだけなのでそこらへんはおねがいします。

質問者からの補足コメント

  • ちなみにまだこの学校ではレポートを書いたことがありません。

      補足日時:2023/01/02 23:25

A 回答 (2件)

こんばんは。



一応研究者の端くれをやっていますので、その立場から回答しますね。
たぶん、「科学的」なレポートで合っていると思いますよ。化学は科学の一分野なので、もちろん化学的な観点でも構いませんが。「科学的」と捉えると、これはなかなか難しいテーマ設定だと思います。

何が難しいかというと、ジャンル(雪や氷)だけが指定されていて、何をテーマにするかが指定されていないんですね。つまり、「何を疑問に思うのか」ということです。割とよくあるものを挙げてみると、

・ 氷はなぜ水に浮くのか(同じ分子の固体が液体に浮くのは氷くらいのものです)
  
・ 水は透明、氷も透明なのに、雪はなぜ白いのか

・ 雪の結晶はどうしてあの形なのか
 ⇒ 結晶には色々な回転対称性(1回転させたとき、何回同じ形が出てくるか)があります。そして、そうなるにはそうなるだけの理由があります。雪の結晶は必ず6回回転対称ですが、それは何故でしょう??

・ 食塩水で雪をつくると色や結晶の形はどうなるか。砂糖、絵具、その他色々なものを混ぜた場合はどうか

この「課題設定」が、科学的な研究をするときの一番最初の、そして最大の壁です。研究者としてやって行けるのは、自分で課題設定ができる人間だけです。何を疑問に思うのか。その疑問は、社会にとって価値のあるもの、あるいはとんでもなく面白いものなのか。

そういう練習だと思ってみるといいと思います。

さて、課題設定ができたら、次はどうやってその疑問に答えるかを考える必要があります。

一番いい方法は、実験です。適切な実験系を立てて、検証をして、確かにこれで間違いないと証明することですね。
別に「実験するな」とは一言も書いていないでしょうから、もちろん実験をしてもいいです。

ただ、実験実証は、テーマ設定によっては物凄く難しかったり、何千万、何億、あるいはそれ以上の値段する実験機器がないと出来なかったりします(「氷はなぜ水に浮くのか」を説明できる実験、思いつきますか?)。

二番目にいい方法は、論証です。これは、何か「これはこうで間違いない」という前提をつくって、その前提から論理的に「絶対こうだと言い切れる」と結論付ける方法ですね。今回想定されているのは多分こっちだと思います。

これもまた、いきなりやれと言われても難しいですから、研究者が書いている色々な文章を読んでみて下さい(課題設定を決めて、Googleなどで検索するといくらでも出てきます)。
それらの文章は、他人に理解してもらうために書かれている=きちんと「前提」と「根拠」が書かれているはずです。
それらを読み比べてみて、これはいいなと思ったものをベースにレポートを書くといいと思います。
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この回答へのお礼

さすが研究者さんです。とてもわかり易い説明ありがとうございました。教えてもらったアドバイスを活かせるように、ちゃんと頑張って寝るまでにレポート終わらせれるようがんばります。
まだまだ冬休みの課題が残ってますので笑

お礼日時:2023/01/03 00:03

普通に考えると


「化学的」ではなく「化学的」でしょうね

当たり前に思えても念押ししないとわからない人もいるのでは?
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