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新規採用された若手の大学教員です。

今年からカリキュラムが改編され、新規の科目が開設されましたが、その科目について何も言われずに私が担当することになりました。①下っ端教員は上の教員が嫌がる専攻外の授業を担当するのが普通でしょうか。ちなみに自分より先に入った別の専任講師からも専攻授業を1コマ渡されました。その理由は本人の授業数が多いとのことで、こちらの前任の教員からその旨を一方的に伝えられました。

さて、科目名自体は私が採用される前の段階で決まったと思いますが、科目名だけ見てシラバスを作成しろということですが、漠然過ぎて何を目指す授業なのか分かりません。担当の教授に問い合わせているのですが、返事がありません。②新規授業を開設することって教授たちが会議で決めるのだと思いますが、決めた人が担当すれば良いのではないでしょうか。

③もし大学教務側の方針により一コマなんでもとにかく作れということならば、それを担当する下っ端の教員の考えはどうして反映されないでしょうか。

大学の関係者の方の中で、この辺りの事情を教えていただければ幸いです。

A 回答 (3件)

No.2です。

お礼コメントを読みました。

>大学のキャラクターと学科のキーワードを無理やり組み合わせたタイトルの科目でしたので

学生集めのため、あるいは少ない教員でやりくりするための苦肉の策のカリキュラム改編かもしれませんが、少なくともカリキュラム改編の目的に沿った内容の授業である必要はあります。カリキュラム改編の目的、新カリキュラム内でのその新規科目の位置づけから逸脱しないように気をつけて、その範囲で自由にやれば良いのでは。

>前任の先生は後任が決まるまで特任として勤めており、他の講師より渡された専攻授業はそれでまずっとその研究室の教員が担当していたものでした。

前任者が特任ということは、一種の欠員状態と同じですね。特任の働き方には制約があって、専任教員と同じようにはできませんから。
他の講師から渡された授業云々は、あなたの勤め先の事情次第なので個別事情があるとは思いますが、一般的に、同じ研究室や講座内で、教員の授業負担が特定教員に偏りすぎないように調整するものです。たとえその研究室の教員が伝統的に担当してきた授業でも、カリキュラム改編があれば授業科目の数も内訳も変わります。「前からおたくの研究室が担当してきたんだから、継続して担当しろ」では、カリキュラム改編によるひずみが生じます。新規科目が増えれば、以前の担当分を調整する、ということだって普通にあり得ます。
そのへんは要話し合い、ということです。先輩講師よりもあなたの授業負担が極端に多いならば断れるでしょうが、そうでなければ、断るのは難しいのでは。あなたの採用前に、専攻内で「いま講師が担当している授業は、新任教員に担当してもらう」ことが決まっていたかもしれませんしね。前任教員から、先輩講師の授業を引き継ぐよう伝えられたということは、少なくともその授業を担当していた講師以外の教員(=前任教員)もそれに疑問を持っていない、ということですから。

>教員が切り替わるタイミングで自分の専攻授業を投げかけるのか理解できません。

教員の切り替わりというより、カリキュラム改編のタイミングで、じゃないですか。カリキュラム改編があったのに、改編前の授業分担をそのまま引き継いでいたのでは、改編の意味が無いでしょうに。
まあ、その先輩講師もずっと「下っ端」で、授業負担が大きくても引き受けざるを得なかったのかもしれません。やっと自分より「下っ端」が来たので、これ幸いと余剰負担分を引き継ぐ、というのはよくある話です。逆に、これ以外のタイミングで余剰負担分を引き受けさせる機会はないでしょ。
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この回答へのお礼

詳細なコメントありがとうございます。新人だから授業コマ数が1~2個多く渡される仕方ないとも思っていたのですが、会社における部下みたいに扱う上下関係ならば困ると思いました。しかし「教員の授業負担が特定教員に偏りすぎないように調整する」機能があるのであれば、自分にとっては安心です。ある方は、新人でも先輩の教員でも結局大学教員はデパートのそれぞれの八百屋みたいな関係だとのことでしたが、教授だからああしろ、こうしろではなくて、自分の研究室(理系)を干渉うけずに独立的に運営管理できれば満足です。組織の雰囲気と大学によって違うかもしれませんが。

お礼日時:2023/03/15 18:39

カリキュラム改編による新規科目の解説と、あなたの新規採用は同時、ということですよね。

それなら、あなたの採用そのものが、新規科目を担当する人材としての人事だったのだと思うのですが。
新規開設科目を「決めた人が担当すれば良い」って、お子様ですか。カリキュラム改編にともなう新規科目開設は、学部や学科専攻が新たに向かおうとする方向に合うように、カリキュラム全体のバランスを考えて開設するものであって、「自分がやりたい」「自分はやりたくない」とかいう教員個人の好みでどうこうするものじゃありません。
先輩講師から1コマ渡されたというのも、あなたが採用されるまで1名欠員状態で、その講師の先生が欠員分の授業を多く負担していたのではないでしょうか。いまはどの大学も人件費削減で、定年退職者の後任をすぐ採用することが難しく、欠員補充をどうするかが深刻な問題になっています。欠員補充できない間は、残った教員で欠員分の仕事を負担するしかありません。欠員補充が出来たら、負担していた欠員分の仕事を新任教員に引き渡すのは当然です。
あなたは一方的に「下っ端に押し付けようとしている」と思っているようですが、既にいる教員達からみれば「担当してくれる人をやっと採用できた」といったところではないですか。

担当科目について何も言われないというのなら、科目名から逸脱しない範囲で、あなたが自由に授業を組み立てて良い、ということではないですか。新規開設科目なら、先輩教員の誰も「こういう授業にすればいい」なんてわかりませんよ。誰が担当しても「初めての科目」なんです。だから、どんな授業にするかは、最初に担当する教員、つまりあなたが決めるんです。
その新規科目の、カリキュラム全体での立ち位置を把握する必要はありますが、授業内容そのものは担当教員が決めるべきものです。他の教員があれこれ口出しする方が問題です。
授業について他の教員との協議が不要のほうが、縛りが無くて気が楽だと思いますけどね。自由度が高いと困るのでしょうか。でも、大学教員ならば指示がなくても自分で授業の内容を組み立てられる、と見込まれて採用されたのだと思いますけどね。採用された大学や学部の教員構成によっては、多少の専門外でも「なんでも屋」的にやらなきゃいけなくなるのも、よくある話です。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。大学のキャラクターと学科のキーワードを無理やり組み合わせたタイトルの科目でしたので、方向性がまったく捕まらなかったのですが、他の教員が口出せないのであれば、自分のやりたいようにします。前任の先生は後任が決まるまで特任として勤めており、他の講師より渡された専攻授業はそれでまずっとその研究室の教員が担当していたものでした。教員が切り替わるタイミングで自分の専攻授業を投げかけるのか理解できません。

お礼日時:2023/03/15 16:44

国立大工学部の元大学教員です。



ン十年前に,最初に任用されたとき,もちろん僕の専門では
ない学部講義をいただきました。当時は公募ではないので,担当
講義名などは予め知らされておりませんでした。一つは2年生の
専門基礎の基礎,あと二つは前期と後期に一個ずつの二つ。もち
ろん大学院の講義も,研究室の教授が担当する二科目のうちの
一つをいただきました。その後,退職まで,学部講義で僕の専門
の講義は一切担当したことがありません。似たような分野の研究
室が三つあって,6人の教員がいますから,ま,必ずしも研究の
専門の講義を担当するとは限らないのは当たり前ですけどね。

今は公募。公募書類に担当予定科目名が並んでいたと思いますが,
そこに無い科目なわけですね。しかし新規だとすると,公募には
その名称を書けなかった(まだ学生便覧には無いから)かもしれ
ません。そうなると仕方が無い。あなたの専門とは全く違うもの
ですか。僕の場合は専門の基礎に近いもので数学的なものでした
から,まるで関係が無いという理由で断ることはできないでした。
ご質問者の場合は,全く・完璧に関連の無い科目なのでしょうか?
だとすると,講義の質はおのずと低くなりますから,断ればいい
と思いますが。

それと,下っ端だとか自分でおっしゃっているくらいなら,仕方が
無いのでは。僕は下っ端だとは思ってなかったので,自分で講義
内容は工夫しました。それまでの学生便覧に記載された古い講義
内容に無い最新のものを取り入れてきましたけどね。

ご自分の専門はその学科・専攻とは関係ないのでしょうか。その
新規講義は,一部でも自分が学生だったときには履修したことが
無いのでしょうか。もしそうなら,これも断ればいいのではないで
しょうか。僕の場合は,講義名だけでだいたい内容は推測できまし
たし,教授に何が一番大事かを質問してありましたから,講義概要
今でいえばシラバスの講義内容を書くことができ,半年かけて
講義ノート15回分を作って講義しました。学生にとっては辛かった
ようです。あまり日本的な講義の仕方じゃなかったから。

> ②新規授業を開設することって教授たちが会議で決めるのだ
> と思いますが、決めた人が担当すれば良いのではないでしょうか。

カリキュラムは准教授も含めた教員会議で1年以上かけて設計して
います。当然,その学科・専攻のディプロマ・ポリシーとカリキュ
ラム・ポリシー(どちらも公開することを文科省に指導されていま
すから,既にお読みだと思いますけど)を踏まえて,何を基礎に,
次の基礎はどれに,応用はどれに,そしてすべての教員が学部に
学期あたり一個くらいと専攻で学期あたり一個くらいにして,
基礎の基礎は誰かが仕方がないから担当するという標準でやるの
が適切だと,僕らは思っていて,その通りにしています。今でも
同じです。提案した教員が担当する? 偉い教授は,大局的な
観点から講義を提案しますけどね。学科の学生のために教育をし
ていますから,新任だろうと古参だろうと,決めたカリキュラム
で講義しないといけません。

> それを担当する下っ端の教員の考えはどうして反映されない
> でしょうか。

採用される前に決まったカリキュラムには口は出せないです。
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