プロが教えるわが家の防犯対策術!

長文の相談です。大学新卒の22歳男です。

僕は小学生のとき恩師に出会いました。彼女は僕の夢(当時は学者)を応援してくれたり、自信をつけてくれたりした、素晴らしい先生です。僕は自分も子どもたちを幸せにしたいと思いました。それからずっと小学校教諭を目指してきました。中・高と、入りたい部活にも入らず、好きな女の子にも告白せず、がむしゃらに勉強しました。

おかげで第一志望の大学に合格することができ、そこで教育について学びました。彼女はできませんでしたが、サークルに入って、ずっとやりたかったことにも目一杯打ち込み、勉強も趣味も楽しみました。

しかし、僕は自分の考えの浅さに気づきませんでした。大学4年生になるまで挫折らしい挫折を味わったことのなかった僕の薄っぺらな心は、大学の先生からの「君、教師に向いてないよ」という言葉によって簡単に打ち砕かれました。僕は忘れっぽく、常識も無く、思いやりの見えにくい人間です。感謝の気持ちも我ながら足りません。そして、人と会話が噛み合いません。まともに授業もできず、教育実習はギリギリのところで単位を取得しました。

こういうことは大学で努力して直していけば良いと思っていましたが、実際に直りませんでした。僕は前述の、大学の先生から「精神科かどこかで診てもらったほうがいい」と言われたので精神科に行って聞いてみました。そして専門機関を薦められ、そこで知能検査を受け、「アスペルガー症候群とは診断できませんが、グレーゾーンです」と言われました。

その専門家や医師や、大学の他の先生に、このことと教員志望であることを相談しました。どうやら彼らが言いたいことは、「身体障害ならまだしも、発達障害のある奴が教師になるなどとんでもない。子どもは幸せになるどころか不幸になってしまうぞ。子どもに何かあったらどうするんだ。」ということのようです。彼らは「あなたが生きやすくなるように」と口先では言いますが、これがきっと僕に理解しにくい「建前」というものなのでしょう。

例えて言うならば、「あなたは実は今まで夢の中にいました。あなたが見ていたのは現実ではなく夢だったのです。一生目覚めることも、誰かの役に立てることもありません。残念でしたね。」と言われたように感じました。

「努力すれば夢は叶う」
「天才は99パーセントの努力と1パーセントの才能でできている」
「向上心が大切だ」
「最初からうまくやれる教師なんかいない」
「自分を信じて」

これらの言葉を、全て、信じていました。綺麗ごとだなんて、思ったことはありませんでした。しかし、僕はそれが当てはまらない例外だったとは…盲点でした。「欠点を直すのは諦めて、長所を伸ばしてください」なんて「教師を諦めろ」と言われたも同然です。

アスペルガーに向いているのは学者やIT関係らしいですが、僕は子どもが大好きで、子どもの笑顔が大好きなんです。

しかし、今までの向上心や持ち前のポジティブさや情熱が全て間違いだったと気づかされ、混乱しています。未だに諦めきれず、今月から小学校で講師をしていますが、教育書を何冊読んでもこれからのことが不安です。

以前の僕ならば、「障害があるから夢を諦めるなんて、発達障害への偏見だ」と思ってはねつけていたでしょうが、今は、子どもたちに危害が及ばないうちに転職したほうがいいのかとさえ思います。

子どもを喜ばせたり、守ったり、成長させたりする職業に就くのは、自閉症スペクトラム障害者には不可能なのでしょうか。教員以外でも不可能なのでしょうか。

不可能ならば諦める方法を教えてください。お願いします。

A 回答 (7件)

 こんにちは


自閉症スペクトラムの現在は児童を主に支援しているネコといいます。

私は以前より学会の方をはじめ、多くのスペクトラム関係の先生方と
お会いする機会がありましたが、皆さん口を揃えておっしゃる事は「業界(医者・学校・行政等、その他の専門)には多く居るよね、こんな人」という事です。

そんな私も実は癲癇持ちで、この世界に興味を持ち、自分と同じ様な人が同じ誤解を持たれたり、同じような目に遭わないように…と、この職業に就く決心をしました。

なので、あなたにはあなたと同じ様な子供達の気持ちや気持ちの動きが理解出来るし、私だったらそんな先生が居てくれたら心強い気持ちがします。
ただし、どなたかが言っていた様に、アスペの特性を受け入れて、「もし自分だったら…」とか「もし自分かされたら…」と、相手の気持ちを考えられる訓練をされたら良いと思います。

あなたが素敵な夢を勝ち取った時、
恩師の先生もきっと喜ばれるんじゃないかしら…!

頑張ってください!
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質問者さんのおっしゃる特徴だけを見ると厳しい面もあるかなと思いました。

ごめんなさい。
ですが諦めろってのも違う気がします。。ただ専門家の意見は耳を傾けたいものでもあります…。

子供さんが好きなのですよね?
養護施設などのボランティア、お稽古ごとの先生、あっ!塾の先生などもいいかもしれません!
学校教師で担任となると向いてなくとも違う道がある気がします。
就職された今、実際にはどうですか?もし本当向いてないなら転職を考えては? 非常識さがあって周囲に気が回らないのは確かに子供たちに良くない気がするので。。
なにも学校の先生が全てではないのでは無いですか?
運動神経悪いのにスポーツ選手は無謀だし、だけど教えることは出来るかもしれない。
子供と関わることだって今の仕事が全てではないと思います。
一度周りの先生にもご相談されては? 実際身近にいるかたの意見は参考になると思います。
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あなたがアスペルガー症候群で有る無しに関わらず、アスペルガー症候群の特性と教職員の適合についてですが、アスペルガー症候群の場合、たくさんの事を一度の処理することがでいません。


子供たちは、お構いなしに質問や話題など矢継ぎ早にしてきます。
それらをうまくさばきながら教育を行う必要があります。

次に例題ですが、ある小学校で、AD/HD注意欠陥/多動障害の子どもがいました。
子供が突然席を立って教室の外に出てしまいます。
それを見て、どのように処理をしていいか、わからない、理解出来ない事で欝になってしまいました。
このように、数十人の子供を別け隔てなく教育するには、臨機応変が必要ですね。

その臨機応変がアスペルガー症候群の場合一番苦手なところなのです。
一対一の場合は、アスペルガー症候群の方でも大丈夫ですが、数十人の子供の処理、親御さんの処理など、対人間関係が普通の会社より複雑です。

このように、教職の仕事がアスペルガー症候群に合うとは到底考えられません。
ただし、大学の教授職は別です。
自分の研究や思っていることは教壇で喋ることだけには最高にあっています。

アスペルガー症候群に合う仕事もたくさんありますが、やはり自分の特性をしり、外部の支援者のサポートが必要だと思います。
職場の環境によっては、適切なサポートを受けれない場合があります。
職業と職場環境が、アスペルガー症候群の方達が働く上で一番大切なことだと認識してください。

医師の診断で「グレーゾーン」とは、少し信じれれませんが、普通の方でもアスペルガー症候群の特性を少しは持っているからです。
アスペルガー症候群の場合は、必ず3つの特性があります。
そこのところが曖昧になっているのかもしれませんね。

ご心配でしたら、オピニオンを受けられるといいですよ。
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貴方に会ってお話したわけではないので、このアドバイスが的確かは分かりませんが、率直に人生の先輩として助言させていただきます。



私はこの文章を読んで、どこに障害があるのかさっぱり理解できませんでした。
的確に、順序良く、分かり易く記述されています。
このように文章で表現できる人が、それ程の障害をお持ちだとは思いません。
ただ人ですから、誰しも我侭な部分や分かってもらいたい思いはあります。
それが、協調性を欠くこともありますが、それは人生経験を積む上で少しずつ分かっていくことなのではないでしょうか。

こういったことは昔から言われています。
若者が社会で挫折するのは、大人と会話する機会が少なかったからではないかと。
若い者同士で居れば、考え方も年齢に沿ったものなので会話も合い易いのですが、いざ社会に出れば色々な経験を積んだ先輩に出会います。
その時に、彼らの話を理解できなくなって挫折することが多いのではないでしょうか。
いま貴方は、挫折感にさいなまれているでしょうが、私から見ればこれは大きな試練なのではないかと思います。
貴方の欠点を気づかせて貰えた良い機会なのではないでしょうか。
気づくことが出来たということは、改善できるチャンスが生まれたということです。
人は急に変わることは出来ません。
少しずつ変えていけばよいのではないでしょうか。
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非常勤でサクセスなされているのですから


ノー・プロブレムです。
例のサヴァン症候群のような
特別のギフトが質問者さまにも与えられていて
何らかのきっかけで、これから発見できるかもしれませんよ。

特別支援学級などで教えて、経験を積んでから
大学に戻り、近未来に
大学で教えられるようにスキルアップしませんか。

もちろん、福祉施設にも広く
質問者さまのご活躍の場はみつかります。
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特別支援学校で働いているものです。



確かに思いやり、感謝の心、常識、感情のコントロールなどは教員にとって必要なものですね。
これはなにがなんでも改善していかなくてはなりません。子どもに教えなきゃいけない立場ですし。


が、何も夢をあきらめる必要はありません。
実際に障害があっても色々な職場に就職する子がいますからね。卒業生の中に老人ホームや保育園などで働いている生徒もいます。
しかも質問者さんは大学で単位を取得したとのこと。先生になるための試験は受けられるじゃないですか。

そうですね・・・質問者さんがやる気でそうな情報を・・・

実際に教員になっている同僚の先生の中に
子どもが嫌いで嫌味を言う人、感情的に怒鳴る人、常識無い人、何も仕事しない人、自分の意見ばっかり言う人、
などなど
いわゆる変な人はたくさんいますw

自分が考える性格は障害の有無にかかわらず直すのも大変だし、直せないこともないですよ。
おれはこの仕事について家族や親せきから「性格が丸くなった」と言われるようになりました。

質問者さんはすごくいい先生に出会った様子。
その意識を次の世代に引き継いでいきましょう。
教員になるまで、教員になってから、苦労は人一倍かもしれません。
でも努力も人一倍できるはず。向いてないと言われたらそのぶん取り返してください。
一緒にがんばりましょう。
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>今月から小学校で講師をしていますが



もうなっているって事みたいですが?

教育実習の時に不適格と言われていないから 後は経験次第なのでは?
それとも 今が教育実習中?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。分かりにくくて申し訳ありません。

先月、大学を卒業して今は非常勤講師です。正規教員ではないので採用試験をもう一度受けようと思っていたのですが、専門機関での検査結果が2011年になってから出てきて迷っているのです。

実習では確かに不適格とは言われませんでした。「頑張って教員になってください。同じ学校で働ける日を楽しみにしています」と言っていただきました。当時は感動していましたが、例の専門家から、世の中には僕が思っている以上にたくさんの建前や社交辞令があるのだと教わりました。実習先の先生が言ってくださったことも社交辞令だったのかもしれません。

お礼日時:2011/04/16 16:26

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