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旅行ではないのですが、子供の友達に中国に親戚のいる子がいます。
その子は夏休みなどの長い休みには中国の北京に行ってしまいます。
特に夏休みは一ヶ月以上も帰ってきません。

そこで気になるのが感染症です。
特にB型肝炎が心配です。
他の友達と一緒にウチにもよく遊びに来るのですが、
指を切って血を出したり、自分がなめた指でうちの1歳児にお菓子をたべさせたり・・。

感染したらキャリアになるのではと心配で・・・
かといって、
予防接種をしてますかとその子の親には聞けないし。なので、北京で暮らしたことがある方、実情に詳しい方、すいませんが是非、教えてください。
北京で暮らすのにB型肝炎にかかる危険性はありますか?
地元の方達はどうしてるのでしょうか・・・
中国ではキャリアが多く、社会問題にもなっていると読んだことがあります。
また、中国の方は自分がキャリアかどうかを知っているとも聞きましたが、北京ではどうなんでしょうか・・

A 回答 (2件)

こんにちわ(/は)。


ず~っと以前に、北京や上海その他の地方都市に住んでいたことがあります。

まず中国の衛生状態を。
中国国内のB型肝炎感染者数は1億2000万人(2002年現在)で約10%の罹患率です。全世界の三分の一を占めます。結核罹患者は4億人だと言われています。インドについで世界第二位です。エイズ・HIV・寄生虫病の蔓延はおよそ文明国の水準から程遠き最悪の状態です。これらは圧倒的多数の貧困農村地域住民の罹患率が中国全体の罹患率を押し上げていることは確かです。諸悪の根源は中国一般人民の衛生概念の欠落・貧弱が原因です(最近の大都市における衛生教育は進歩しましたが・・・)。WHOでは中国を肝炎汚染地域に指定しています。大都市部でも多発します。上海などは殆んど毎年初夏のころに流行して多勢が亡くなります。この時期に上海特産の貝を半生で食べるからですね。
では何故これほど中国で肝炎が蔓延するのか? 彼の地の食事風景をご覧になると容易に理解できます。中国料理は多人数で食べる調理品が多いです。そして小分けにして食べる習慣は殆んどありません。スープでも各自のレンゲ(匙のようなもの)をそのままスープ大碗の中に突っ込んで掬って皆で食べます。調理品を自分の箸で摘まんで他人の皿に分配することも日常的です。高級食堂内でも全く同じ状態です。北京でも全く同じようにやっています。北京だけが肝炎罹患率が低いとは考えにくいです。彼らの長い歴史の生活習慣なのでガイジンがとやかく言うべきことでは有りませんが、こればっかりは私は今でも恐れていて避けさせてもらっています(笑)。

中国人が公共の食堂に入って席に座ったのち、真っ先にやる興味深い「儀式」が有ります。何だと思いますか?
自分にあてがわれた全ての食器を備え付けのナプキン・紙などでゴシゴシと丁寧に拭きます。お椀・箸・匙・皿・ガラスコップ全てです。心配性の人は自分で持参の紙で拭く者もいます。高級食堂でも同様ですが低級ならなおさら慎重を期します。私もそのようにして合計7年ほど暮らしていました。当時、中国へ出張で行く者の最低必須条項でした。そのくらい不衛生な環境で感染病が多かったということです。中国人は今でも全国でやってます。

中国はインフルエンザも多発する乾燥した国です。手洗いの習慣が殆んど無いことが感染性の病気が流行る原因ではないでしょうか(私見)。以前(1980年代)は、大のトイレ使用後も手を洗う人を見るのは稀なことでした。当時は各家庭にトイレは有りません、殆んど全てが各地域にある外の公共トイレ使用です。そして水道の蛇口は絶無です(現在はいくらか改善はしていると思いますが・・・)。
ですから、肝炎も怖いけれど、寄生虫病も怖いです。北京といえどもお子さんの友達の家族に寄生虫病罹患者がいる可能性は大です。中国の野菜は、違法農薬の大量使用や、人糞栽培が日常的に行われています。北京郊外の農家も当然該当します。北京市は狂犬病も、ただ今流行中です。

怖いことばかりですいませんでした。幼児は免疫力が低いのでご心配ですね。各種予防接種はするに越したことが有りませんがそれを過信するのはもっと怖いですね。中国の人が普遍的に自分が肝炎キャリアーであることを認識しているとは些か考えにくいのですが・・・。ましてや北京といえども一幼児が、すみません(汗)。

以上、僅かに誇張も含めて書きましたが、当たらずも遠からずです(^^♪。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
いやあ、カルチャーショックでした。中国のことなんてあまり知らないじゃないですか。予防接種が一番確実なんですけど、なんかそこまでするのもやりすぎかなあって・・・同じマンションなのですが、なるべく付き合い避けようとは思ってます。差別と言われるかもしれませんが・・神経が持ちません。

お礼日時:2005/04/20 17:23

日本のB型肝炎感染者は100万人強で人口の1%ほどですが、中国は1億人強で人口の7%ほどです。

なので確率で言うと日本より感染する可能性が高いとはいえます。また中国では7,8年前からほぼすべての子供に対して予防接種を始めていますので今後減るでしょう。
エイズもそうですが、B型肝炎もキャリアの人と接触するだけでなるものではありません。ちゃんと手を洗い、うがいをすれば大丈夫だと思います。自己の衛生管理をちゃんとしてればそこまで神経的になることないと思います。

この回答への補足

そのお子さんのお母様が中国人で実家が北京なので1歳から中国と日本を行き来しているそうです。

補足日時:2005/04/20 10:19
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございます。
何しろまだ幼児なのでスキンシップがすごいんです。いきなりうちの子にキスしたり(口と口です)。冬は手にアカギレができて血がにじんでるなんてのはよくあるし・・・。私も手にひび割れができやすいので、
あまり接したくはないのですが、そうもいかなくて・・・この間もお菓子の袋を開けてくれと持ってきたので何気に手にしたら、口で開けようとしたらしくツバがべっとりついてしまいました。
でも、予防接種をしているということは意識はあるってことなんですね。少し安心しました。勉強になりました。

お礼日時:2005/04/20 10:32

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