プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

外国の和訳された小説を読んでいます。
その中に、比喩なのですが、「〇〇は僕の靴を重くするんだ」というセリフがあります。
あなたの思うこのセリフの意味を教えてください。

このセリフは小学生くらいの男の子のもので、
彼は頭は良いのですが、とても比喩表現が多く、障害があるのか、比喩から比喩にとんだりして、小説がとても読みにくいです。でもすごく面白くて。
でもこのセリフだけはいまいちピンときません。でもなぜか、ひどく心に引っ掛かります。
〇〇には人の名前や物、行動が当てはまりますが、時には思い出だったりします。

例えば、エレベーターは僕の靴を重くするから階段を使った、僕がこれをプレゼントしようとしたのは彼女が僕の靴を重くするからだ、などです。
他にもこの小説の中には彼の靴を重くするシーンがたくさんあり、その度に立ち止まってそれはどういうことかを考えるのですが、彼の言いたい本質が掴めません。
なんとなく、一歩を踏み出しづらい?あまりいい気分にならなくて気が重い?なのかな?と思ったりしますが、どれも当てはまるような気がしません。
いろんな意見が聞きたいです。お願いします。

A 回答 (6件)

気になったので、ネット上の感想を探してみました。



「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」、を読んだ。
http://minuma-2doro.jugem.jp/?eid=295

> 一見とても読みにくく、訳がヘボと思うかも知れぬ。訳者は意識的に英語的表現をそのまま直訳し、日本語に置き換えていると思う。例えば、オスカーがしばしば使う、「靴が重くなる。」は「気分が滅入る」と言う意味なのだが、そうした意識的な訳は登場人物の人柄、雰囲気をより醸し出していて、私は評価したい。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いみんなのつぶやき
https://coco.to/movie/16189/twitter_good/193

> 「靴が重い」って表現がすごい気に入ってるんだけど、自分なりに同じようなことを表現してみると「川の水かさが増える」って感じかな。

wiki ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%81%AE …

> 情緒不安定な面もあり、時に「靴が重く」なったり、「自分にあざを作」ったりして、カウンセリングの世話になっている。

読んでないのであくまでも想像ですが、「靴が重くなる」という言い方はこの子の特殊性を表現しているようなので、普通に英語で使われる慣用句的表現には無い、または、あるけど使い方が違うのではと思います。
この子の感性ではそういう言葉になるけど、それを聞いた周りの大人たち、そして読者は、「ん??」っていう反応になるのが、ある意味正解と言うか。
なんとなくですが、「気が乗らない」「気が重い」(出来るなら避けたいなぁ)的な意味ではなく、「気持ちが身体の中にあふれていっぱいになる」(だから、重くなる)的な雰囲気なのかなぁと感じました。
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この回答へのお礼

なるほど…
大変ためになりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2023/08/08 17:18

うーん


翻訳本といっても
いろいろあって
何やらよくわからん翻訳本もあります

ベストセラー本でも
とんでもない誤訳の本だってあります

私は時々
出版社宛に
これはどういう意味なのか
手紙で尋ねることもあります

原文のコピーが送られてくることもあります

ははあ、これは勘違いしているなと
読んでいてわかることもあります

何やら
あなたが読んだ本は
怪しいですね

書籍は必ず正しいとは限りません

なんの本だろう?
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この回答へのお礼

誤訳ってこともあり得るんですね!
びっくりです。

読んでいるのは「ありえないほどうるさくて ものすごく近い」という題名の、映画の原作で、アスペルガーの少年の一人称視点の小説なので、比喩が多用されており、そもそも彼の心の声(小説で言う地の文)を読み解くのがそもそも、なかなか難しいです。

気が向いたら、感想聞かせてほしいです。

お礼日時:2023/08/05 22:05

おそらくですが、その外国に「靴を重くする」という表現の慣用句があるのだと思います。


そして、翻訳する際、その人もよくわからないので、日本語に置き換えずに直訳しているのではないでしょうか。

その本の原文の同じ部分を読み、どのような意味なのか調べてみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

学校では、外国語の教科はいつも赤点で、とても苦手なので…原作を読んでもどの文が「靴が重い」に当てはまるのか理解できないのと思います。

でも慣用句…
確かにこの小説の男の子はとても賢いので、日常会話の中で平然と使っていそうな雰囲気があります。

今度時間がある時に海外の慣用句を調べてみようと思います。

お礼日時:2023/08/05 22:08

内容を知らずに、その表現だけで捉えるなら、



○○の所に向かう時は気が「重」くなる。
憂鬱な気持が足の運びを「重」くして、
靴が「重」いとさえ感じさせてしまう。

…気持の「重さ」を強調する比喩の対象として、「靴」を引合いにすることで「感情の重さ」を表現している。

…和訳する上で「気が重い」では物足りないながら、誰もが理解できる適切な慣用句は他に思い浮かばなかったのかも。
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この回答へのお礼

やっぱり重たい陰鬱な気分を表してるのかなぁ?

この小説は、9.11でお父さんを亡くした少年の話なのですが、
私は親よりも大切な人を亡くした時に靴が重いと感じたことがないんです。むしろふわふわして覚束なくて、現実感がなかった。

それだけ少年が「大好きなお父さんがいない世界」と真摯に向き合っているのかなと思ったら、余計に涙が出てきました。

ありがとうございます。

お礼日時:2023/08/05 22:11

日本語なら「足が重い」とは言いますけど、同じような意味なんですかねぇ・・・。



【慣用句】「足が重い」の意味や使い方は?例文や類語も含めて現役文系講師が詳しくわかりやすく解説!
https://study-z.net/100081960

> 何らかの精神的な原因で物事を積極的に行う気になれないでいる状況を表します。

ただ、「エレベーターは僕の靴を重くするから階段を使った」「僕がこれをプレゼントしようとしたのは彼女が僕の靴を重くするからだ」ですと、いまいち当てはまらない感じがしますね。
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この回答へのお礼

むしろこの少年は、積極的に行ってるんですよね…
エレベーターが怖いから階段を使う、ホームレスの彼女にプレゼントを送ろうと考える。とか。

逃げる、避けるという点を見れば、積極性はないですが、少年が果たして「怖いエレベーターを避けるために階段を使った」と思っているのかどうかも気になってきました。


海外の人の考え方はいまいちピンときません。

お礼日時:2023/08/05 22:13

それがプレッシャーになっていて、前向きに行動することを躊躇ってしまう。

そんな意味かと
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この回答へのお礼

少年は常に前向きで、小説のラストでようやく辛い、苦しい、逃げたい、という感情を吐き出すのですが、それまではポジティブなんです。
無理にポジティブに見せている、といえばそうなんですけど、ポジティブに考えたいと思って発言をするなら、「プレッシャーだからためらっている」を表す言葉を果たして選ぶのか?というところもモヤっとします。

お礼日時:2023/08/05 22:15

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