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タイトルの通りです。
名前付けの際には漢字の成り立ちを見てからつけるべき、と書いておりその例示として腥が挙げられていました。
おそらく現代実用事典か漢和辞典のどちらかだと思いざっと確認してみたのですがありません。私が見落としているだけかもしれませんが。
今手元にあるどれかで読んだのかと思いますが全く検討がつきません。
デスク版 現代実用辞典、くもん学習国語辞典、新選漢和辞典、最新国語辞典が今手元にある国語系の辞典です。もしかしたら売ってしまったのかもしれませんし或いは辞書で読んだのではないかもしれません。なにぶん幼少期のことなので記憶が曖昧です。
お分かりになった方、ぜひ教えてくださると幸いです。

A 回答 (2件)

「腥」は常用漢字でも人名用漢字でもいないので、子の名に使えない漢字ですが、使いたいという要望が実際にあったという話を、漢字関係の書物で読んだことがあります。

読み物だったので、辞典・事典・字典でないことは確かです。
漢学者の阿辻哲次さんの著書のどれかの可能性があります。
 ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E8%BE%BB …


文化庁所管の「文化審議会 国語分科会 漢字小委員会(平成17~22年)」の議事録で、阿辻哲次委員の「腥」に関する発言が確認できます。

第8回国語分科会漢字小委員会・議事録(平成18年6月13日)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/k …
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○阿辻委員
 岩淵委員がおっしゃったハイカラな名前ですけれども,「苺(いちご)ちゃん」というのが2年ほど前に話題になりまして,80歳になっても「苺(いちご)婆さん」かというような冗談があったんですが,その今2歳の「苺ちゃん」が80歳になった時には,周りの女性の名前は多分同じような,「檸檬(れもん)ちゃん」がいたりというような状況であって,「苺ちゃん」だけが突出してということでは多分ないだろうということなんですね。
 後もう一つ,今,甲斐委員がおっしゃった愛情の愛に人偏(にんべん)の字「あい」,あれは確かJISに入っていない文字で使用頻度もほとんどないということ。もう一つ,あの場で私が伺ってびっくりしたのは,月偏に「星」という字「腥」の,要するに「腥(なまぐさい)」という漢字なんですが,その漢字の希望が出ていて,太陽(日)と月だったら「明るい」だから「月」と「星」も「明るい」の意で,「あきら」と読んだらいいじゃないかというような希望が法務省の窓口に寄せられているというわけですね。その保護者の命名の動機としては,自分の感覚で,少子化の時代に生まれた子供を,「日」と「月」のありきたりの並べではなくて「月」と「星」の並べで「腥(あきら)」と読ませたいということは,動機として分からないでもないんですが,しかしそれは「生臭い」という意味で使う漢字ですので,その子供が自分の名前の意味を知ったときにはショックを受けるだろうと思いました。
 結局,この字は頻度数の問題で,常用という条件をクリアしなかったんで,幸いなことに外れているんですけれども,世間一般の命名の良識と言えば,語弊があるのかもしれませんけれども,モチベーション(motivation)はかなり年代によって変わっているというのが現実で,行政としては,かなり手広く対応せざるを得ないんじゃないかという気はします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。阿辻哲次さん、ですね 書店で見かけたら色々購入してみます。
発言自体は新しめなのでやっぱり最近の書籍なのでしょうか、探す期間が短くなっただけでもありがたいです。ありがとうございます。
名前に使われる漢字というのは色々考えて決まってるんですね、ここら辺のことについては全く無知だったので知れて良かったです。興味深そうなので自分でも色々読み漁ってみます、重ねてですがご回答ありがとうございました。

お礼日時:2023/08/06 12:41

ご質問の回答になりませんが、



「 胱 」という漢字。

「月の光」をイメージさせてロマンチックなので人名用漢字にしてほしいというリクエストがあったとか。

漢字の意味を知ったらとても名前に使えないですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そんな事例もあったんですね…確かに見た目はロマンチックですが膀胱の胱ですし相応しいとは言えないです。月と光という字自体は使えそうですが組み合わせによって意味が全く異なって来るのが面白いですね。

お礼日時:2023/08/06 12:36

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