アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

僕の地元の情報ですが、地方はどこもこんなものですか?

・人口5万人(高齢者が人口の3分の1)
・夜間の午前1時から5時までにかけては、人通りが少なくなる。住宅街であってももはや無人。
・外灯がなく暗いところが多い。
・治安はいいが、窃盗が起こることはある
・窃盗が複数起こるが、犯人が捕まらない。この時期に僕は人生初めての職務質問を受けました。地元では職務質問をすることがほとんどないので窃盗犯が出たから警察は働いてるアピールだと思います。
・その1年後くらいにおばさんが民家に入って窃盗をするが、その家が被害妄想の強い人の家で防犯カメラを仕掛けており、映像が残っているため判明した。
またおばさんなので動きが鈍く普通にその家の人にも気づかれていた。
しかし、逮捕されたかどうか名前なども公表されずそのまま終わったみたい
・早朝は若い男性はいても、若い女性が一切出歩いていない(治安がいいとはいえ、本当に人通りが少ないので、何かされたら夜とは違い住人が起きている民家も少なく助けを呼べないので出ないのだと思われる)
・花火大会など祭りがあるときは、東京並みに人混みができる。こんなに人がいたなんて信じられないってくらい
・店や企業以外で防犯カメラが設置されている場所が皆無に近く、夜間は学校などは民家以上に入りやすい。

A 回答 (2件)

いいえ、少なくとも私が暮らすところは全く違います。


もっとも、国は違いますが。

私はプロファイルに記したような在米の隠居爺です。
私が今暮らす町も田舎町です。
それも、日本で言えば超がつくようなド田舎にあります。

どういう田舎具合か。
それはこうです。

アメリカ東海岸の南北方向の真ん中あたりには、200~300キロ四方の森に覆われた、なだらかで低い丘がちな平野が広がっています。
6万ちょっとの人口が半径数キロのところに集まっているコンパクトなこの町は、そんな平野の真ん中にあります。

いわゆる大都会は遥か彼方。
それどころか、どっちを向いても隣町までは 50キロ以上はあり、その間に人は住んでいません。
そういう田舎です。

ではその町もあなたが言うような感じと同じかと言うと全く違います。

その最大の違いは人口の年齢構成です。
この町の住民の平均年齢は何と30歳台、人口の約半分が20歳台なのです。

なぜそうなのか?
それは、ここがマンモス大学を中心にした町だからです。

この地方は、歴史的にタバコを中心にした産業で栄えていました。
しかし、タバコは斜陽産業。
それに伴って地域は廃れていきました。
この町はもとから大きかったわけでもなく、タバコ産業の衰退とともに寂れていったのですが、50年ほど前に、それを憂えた人たちが町興しを企画したと言います。
いろいろ考えた末、町に昔からあった小さな州立大学を核にした町興しをすることにしたのだとか。

その計画は大胆かつ遠大なものでした。
何しろ『世界中から優れた研究者や学生が来たくなる大学、そこで勉強し仕事がしたくなる町』というのをスローガンにぶち上げたのですから。

それをもとに、大学の育成・拡充計画と街の都市計画がたてられ、長い年月をかけてコツコツと大学と街を作ってきたと言います。

その活動は今でも脈々と受け継がれて進められていますが、今現在で、大学は学生・研究者数約3万をかぞえるマンモス総合研究大学になり、世界的に権威のある大学ランキングでは東大に比肩するレベルにまで成長しました。
ノーベル賞を受賞した研究者も複数いるそうで、みな現役で活躍しているそうです。

こんな辺鄙なところに世界中から優秀な学生や研究者がこぞって集まってくる背景には、町の住みやすさが大きく寄与しています。

田舎故にふんだんにあるゆとりに満ちた自然の環境、外界から離れていることによる雑音の少なさ、豊かで快適な生活を楽しむための文化的な施設の充実がそれです。

街はもともとの環境を生かし、森の中での暮らしをイメージできるように都市が作られています。
キャンパス、住宅地、商業地などが機能的にまとめられた都市構造はとても暮らしやすいです。

そして、行楽としてのショッピングや飲食、スポーツや芸術を見たりやったりできる施設も大都会並みに整備されているので、わざわざ遠くの都会まで行く必要がありません。
野球やバスケット、アメフトやゴルフなどのプロや大学のリーグ戦も行われますし、有名なミュージカルや歌手なんかの公演もやってきます。

何より快適なのはバス網でしょう。
優れた大学には、そこの研究成果や人材を期待して、大勢の訪問者が日々町の外からやってきます。
その人たちは街の中心にある大学キャンパスに集中しますが、それを放置すると交通混雑を招いてしまいます。
それを防ぐため、この町ではもう何十年も前から厳しいパーク&ライド政策をとってきました。

町に来た人は、街の外縁にあるいくつかのショッピングセンターの駐車場に車を置き、そこから町の中へはバスで入るようにしているのです。
それを実現するために、街の中の駐車料金はバカ高く設定され、道路の駐車違反は厳しく取り締まられています。
その一方で、市内の移動を容易にするために、早朝から深夜まで、街の中を縦横に頻繁にバスが運行され、それをタダで利用できるようにしています。

これがあるので、散歩の途中でフラッとバスに乗り、街を一周したり、ダウンタウンでお茶をしたりなんて言うことが気軽にできています。

世界中から人が安心してきて暮らせるように、街の治安や風紀、衛生や美観の管理はアメリカとは思えないほど行き届いています。
例えば、信号無視などの交通違反の検挙でさえ交差点の監視カメラでされているぐらいです。
家や車に鍵をかけなくても大丈夫なレベルと言うのはここでも言えると思います。
もっとも、セキュリティには気をつけないといけない国情があるので、ウチでは家も車もしっかり施錠はしてますが。

この町はインフラにも気を使っており、町自身でエネルギ供給組織・施設を持っています。
大学は医歯薬バイオ学群が優れていることでも有名で、コロナ禍ではワクチンや治療薬の開発でも話題になってました。
そんな活動では大学病院などの研究組織は大きな役目を果たしますが、それを24時間365日休みなく働かせるには電気などのエネルギや水の供給を止めないことが大事になります。
辺鄙で外界から遮断されている土地と言うことで、災害でそれが止まらないよう、町は独自でコジェネレーションの発電所を持っています。
そのおかげで、町全体がとても強固なインフラで守られるようになっています。

大学の町と言うことから、大学の生活に由来するいろいろな行事が行われるのが町の特色のひとつです。

そのひとつはスポーツイベントです。
全米の公立大学のアイビーリーグ校にもなっているので、アイビーリーグの試合がある時には人が大勢集まってきて街はとてもにぎわいます。
大学のフットボールと野球とサッカーのスタジアムはそれぞれ5万人以上を収容できます。

隣町にある私立の大きな有名大学とは日本の早慶のような関係にあり、スポーツだけでなく、演劇や音楽などの芸術も含めた様々な催しがよく開かれ、それに集まってくる人でも街はにぎわいます。

今7~8月は大学の新入生を迎える時期です。
この時期、街は全米や世界各国からやってくる学生やその家族でにぎわいます。
大学は、編入学してくる学生だけでなく、その家族に対しても大学生活や大学の紹介のためのオリエンテーションをやってくれるからです。
そのほか、州や国ごとに県人会のような出身地組織があるようで、そういった人々もこの時期いろいろなイベントをやっています。

新学期が始まった9月初旬には『Home Coming』と言って、卒業生たちが家族を連れて街に帰ってくる行事が催されます。
日本の秋祭りのようなもので、街には人があふれ、卒業年次や学部ごとに町の大通りの一角に集まり、道路に座り込んで旧友たちと話に花を咲かせたりします。

さて、この町は、町興しを始めて以来、今は変革期を迎えているかもしれません。
最初の30余年で大学と街の拡充・整備は成功しました。
それに続くこの十数年は、その大学の活動によって町が成長し始めているように思えるのです。

大学がいい研究成果を出し、優秀な研究者を輩出すると、そこには企業や公的な機関がそれらを期待してやってきます。
その結果、町の周囲にはそういった機関の施設や、輩出者が起業したベンチャー企業などが次々とあらわれてきています。

街のそばを通る幹線高速道路は拡幅され、近くの空港はターミナルを拡大してヨーロッパへの定期便を何本も飛ばすまでになりました。
競い合う大学がある隣町との間には、これまで人が住んでいなかったところに小さな町が形成されつつあります。

これからのここは、学生として一時的に暮らす人の町ではなく、永く定住して仕事をする人の町になっていくのかもしれません。

私は、アメリカに渡ってきて安定した生活が出来るようになった頃から、カミさんと『どこに暮らすのが良いか』を考えてきました。
幸い、ネットが普及しだしたころからは今で言うリモートワークが出来ていましたから、実際にいろいろなところに住んで暮らしてみて、自分たちが暮らすのに必要な要件は何かを考え、それがどこにあるかを探してきました。
この町はそうして見つけ選んだところです。

当地で生まれて育ったウチの子供たちにとっていい環境だと考え、彼らが学齢になったころにここに越してきました。
快適で住みよく、いい社会サービスが手に入る半面、税金が高いというように難点も無いわけではありませんが、他では手に入らない快適性と言うことで満足しています。

同じ『地方』でも質問者さんのところのようなのばかりじゃない、というところを感じていただけましたでしょうか。
    • good
    • 0

・人口5万人(高齢者が人口の3分の1)


・夜間の午前1時から5時までにかけては、人通りが少なくなる。住宅街であってももはや無人。

地方都市だと、そんなものではないでしょうか?

都内ですが、大きな国道沿いであっても、夜間の午前1時から5時だと、人通りは少ないし、住宅街なら無人って感じ。
また、近くの商店街を通っていると、すれ違う人が「おじさん」「おばさん」ばかりで、若い人や子供が少ない!と思うことありました。(まあ、自分自身もおじさんですが・・・)
区によっては、高齢者比率が高いはずです。
新築のタワーマンション、ショッピングセンターの付近だと、子連れの若い人たちが多いけど・・。

新書「未来の年表」の「人口減少カレンダー」を見ると
・2022 団塊世代が75歳に突入し、「ひとり暮らし社会」が本格化し始める
・2023 団塊ジュニア世代が50代となり、企業の人件費はピークを迎える
・2024 団塊世代がすべて75歳以上となり、社会保障費が大きく膨らみ始める
・・・
・2035男性の3人に1人、女性は5人に1人が生涯未婚という「未婚大国」になる
・2045 東京都民の3人に1人が高齢者となる

ちなみに、昔はとても高額だった防犯カメラも、最近は、高性能で、設置しやすくなったし、価格もお手頃価格になっています。(たぶん、中国が国民監視用に、防犯カメラを大量生産しているので、日本でも安く買えるようになったのでしょう)
私の自宅には、野外向け・赤外線機能付きカメラ4台セットを購入して、家の周囲に4台の防犯カメラを設置しています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

高齢者ほど防犯カメラなど意識は高くなるみたいです。
自分は30前後の若い男ですが、明け方など外を歩いているとそれだけで高齢者がいたら避けてきます。避けてもらうのはいいですが、多少傷つきますね

祖母には若い男がそんな時間帯に騒いでると強盗だと勘違いされると言われます。

お礼日時:2023/08/05 06:34

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!