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1日にどれくらいビールを飲むと痛風になりやすいですか?。

A 回答 (4件)

高尿酸血症となるのが根本の原因であり、その原因を探りますと、


体内の老廃物として生じた血中の尿酸は、その2/3が腎臓の尿細管トランスポーターから尿中へ、1/3が腸管のトランスポーターから便中に排泄される。また尿酸の一部は再吸収されています。
(トランスポーターとは細胞膜に存在する排泄や再取り込み口と考えれば解かりやすい)
従い、高尿酸血症になる原因としては2つの考えがあり、
①尿酸の再吸収口としてのトランスポーターであるURAT1の亢進
②排泄口としてのトランスポーターであるABCG2の機能低下
いずれかが関与していると考えられています。
URAT1の再吸収亢進をさせる外的要因となりうるものは考えにくいため、ABCG2の排泄機能の低下よる血清尿酸値の上昇の可能性が高いと思います。

●権威ある?東大病院の『ABCG2というヒト尿酸排泄トランスポーターの遺伝子Q126Xなどに変異が起きている』という2009年の研究以上の新たな報告は見当たりません。
その遺伝子の変異が、良くある塩基の点変異なのかどうかについては記されてはいません。
点変異が起きる要因として、よく放射線や化学物質が上げられています。それらによるものなら体細胞どこの部位にも生じます。尿酸排泄トランスポーターという特定のモノだけに変異を起こす理由として放射線や化学物質はあてはまりません。
点変異の原因としては、ウイルス感染による点変異(塩基の置き換えや欠落)によるものがあります。
・癌の場合、原型癌遺伝子に点変異が起きて癌遺伝子となったり、癌抑制遺伝子の塩基が欠落することが上げられています。それはウイルス遺伝子が作るタンパクが結合することにあるとされます。
・ABCG2という排泄トランスポーターを形成する細胞のQ126X遺伝子などの点変異とすれば、
何らかのウイルス遺伝子が作るタンパクの結合により点変異が生じ、尿酸を排泄できない細胞が次第に増えていると考えられます。

痛風発作は、高尿酸血症からの尿酸の結晶が関節の内面に沈着し、これをマクロファージなどの白血球が異物として認識し、処理しようとする炎症反応を起こすことで病状として現れるのが一般的な症状です。
この痛風発作は、尿酸塩を白血球が処理する数日間続きます。

「尿酸塩は他の臓器にも溜まります。皮下にたまり皮膚の下に結節ができます(痛風結節)。
痛風結節はまれに脊髄にも起き神経症状の原因になる事もあります。
高尿酸血症や痛風の人は腎機能に注意が必要です。
さらに、痛風の患者さんでは心血管障害や、脳血管障害などの生命を脅かす成人病を合併する割合も高い・・」と説明されています。
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痛風はビールなどでなるのではありません。



痛風とは、
{痛風の背後には、「高尿酸血症」という病気が潜んでいます。高尿酸血症とは、体内でつくられる尿酸が増えすぎている状態です。
尿酸は体の新陳代謝により発生する老廃物です。通常、体内の尿酸は産生と排出のバランスを保ちながら、一定の量に保たれるようになっていますが、尿酸が過剰につくられたり、排出がうまくいかなくなったりすると、体内の尿酸は一定量を超えてしまいます。
こうして血液中の尿酸の濃度が7.0mg/dlを超えた状態が高尿酸血症です。
高尿酸血症は、それだけでは自覚症状はありませんが、尿酸濃度が高い状態が続くと、血液に溶け切れなかった尿酸が結晶化して、関節や組織にたまっていきます。関節にたまった尿酸結晶に対してマクロファージという免疫細胞が反応し、処理をしようと炎症を起こして痛風となる・・}
となっています。
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個人差があります。


毎日3〜4リットル飲んでもならない人もいれば、数日おきに350ml飲んでもなる人もいる。
遺伝的要素が大きいので、親族に痛風持ちがいれば要注意。
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長期間飲まないとなりません。

プリン体カットのビールならなりません。明太子など魚卵などプリン体が入っている物を多量に食べないとなりません。ビールだけなら25年以上かかります。
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