消費税の実際の徴収の仕組みを教えて下さい。 税務署に消費税が納付されるのは、消費者が支払った消費税が

消費税の実際の徴収の仕組みを教えて下さい。

税務署に消費税が納付されるのは、消費者が支払った消費税が税務署に納付されるのではなく、小売に販売した卸売業者が、またその卸売業者に販売した生産者が売り上げた額に対して消費税を課し、税務署に納付している、売上税みたいだと聞きましたが本当ですか？

その際の10%,8%の区別、商品が消費者に届かず在庫になった際の取り扱いなど分からないことが沢山あります。
具体的に生産者から消費者までの課税、納付について正確にその仕組みを解説したサイトなどを教えて下さいますようお願いします。

No.1 回答者： mukaiyamo 回答日時： 2024/02/01 17:00

あなたは 10,000円の商品を買って小売店に 1,000円の消費税を払ったとします。

また、商品の原価構成は以下のようであるとします。

1. 原材料費 2,000円
2. 製造会社出荷価格 5,000円
3. 流通経路の運送費 500円
4. 問屋から小売店への卸価格 7,000円
5 販売価格 10,000円

このとき消費税は
1. 原材料生産者から国へ 200円
2. 製造会社から 1.番へ200円と国へ 300円
3. 運送会社から国へ 50円
4. 問屋から 2.番と3.番に 550円、国へ150円
5. 小売店から 4.番に 700円、国へ300円

これであなたが払った 1,000円の全額が国に収まりました。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …

税率 8% の商品でも仕組みは同じことです。

また、正確に言うと国に収まる消費税は 7.8% (軽減は 6.24%) のみで、2.2% (同 1.76%) は地方自治体へ入ります。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/i …

この回答へのお礼

ありがとうございます。

食堂などで、同じ商品を食堂内で食べると１０％、持ち帰りでは８％です。

仕入れ時点では分からないことです。

卸売業者はどちらで課税しますか？

小売り業者は販売形態によって精算しますか？

お礼日時：2024/02/15 13:47

No.2 回答者： mukaiyamo 回答日時： 2024/02/01 17:06

全部答えていませんでしたね。

＞商品が消費者に届かず在庫になった際の取り扱い…

それは 1.番から 5.番までのどこででも止まる可能性はあります。

それぞれ途中段階で、前過程の業者に支払う分は支払い済み、自社から国へはまだ売れてないので納めてはいません。

No.3 回答者： Moryouyou 回答日時： 2024/02/01 17:08

制度はいたって簡単なんですよ。

ただ、軽減税率だ、インボイスだ、
経過措置だと制度をわざわざ複雑に
してるだけです。

消費税は本来は売上税とです。
本体100円消費税率10%の10円
モノでどうなるかというと
　　　　　本体　　消費税　
①製造業は　30円　 3円　で売り
②卸売業は　50円　 5円　で売り
③小売業は 100円　10円　で売り
④消費者は10円消費税を払って買う
としたら、
　　　　　　消費税　
①製造業は　 3円を納税
②卸売業は　 5円-①3円=2円納税
③小売業は　10円ｰ②5円=5円納税

厳密には①製造業は製造に要した
経費に乗っている消費税を引いて
納税します。

昨年10月から正式に始まった
インボイス制度はそれぞれで
払っている消費税を請求書や
領収書で明確にして、それを
引き算した証拠を残して
納税することを厳密にした
というだけです。

これまで零細業者は消費税をとっても
自分の利益にできる免税制度に甘えて
いたので、そこがインボイスで明確に
なると逆切れしていじめだなんだと
騒ぐもんだから売上の割合で控除
できる簡易制度とか複雑な仕組が
入って訳が分からなくなっているのです。

No.4 回答者： Moryouyou 回答日時： 2024/02/01 21:41

下記を国税庁のサイトが最新の情報であり、確実です。

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shohi/ar …

No.5 回答者： ohkinu2001 回答日時： 2024/02/01 22:04

仕組みについては国税庁の資料に説明があります。

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kur …

基本的に業者は販売時に受け取った消費税から仕入れや経費に支払った消費税を差し引いた差額を納税します。

この仕組みにより、最終消費者と言うものを定義する必要が無く、製造業、卸売、小売、個人事業主など、業種や立場が何であろうと売却しなかったら最終消費者となります。