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SNSに身辺報告をしたり何処そこへ行った・何を食べた等を投稿することって、言ってみれば露出狂とやってる事は同じですよね?

露出狂がなぜ露出するかと言うと、「自身の肉体が置かれている環境に不満を抱いているから」
自身の体を異性に見てもらう機会がないから、不特定多数の異性に肉体を見せつけることで快感を得よう・心の平穏を保とうとしてるわけです。
逆にそれがもし、常日頃から自分のナニを見せる相手がいたら、わざわざ他に見せる必要が無くなりますよね。
何故なら、異性に自分の身体を見せることが「普通」の事、歯を磨くとか食べるとかのルーティンと同じようになるから。

でも露出狂は自分の身体を不特定多数に見せることに快感を抱いてしまう。
それってさっきも言った通り、根底には、自分の現状(今回で言えば肉体的環境)に満足していないから、肉体を晒すことに対して特別感を抱こうとしている心理が働いているという話になりますよね。

これをSNSの話に当てはめると、
自身が何をしているかとか、何を食べたかなどを逐一報告するのって、自分の現状・日常に満足していないからという事になると思います。
満足していないから、他人に報告することで特別感を出そうとしているわけです。

不特定多数にナニを晒すのが「身体の露出狂」でしたら、SNSで不特定多数に身辺報告をするのは「心の露出狂」って言えるんじゃないでしょうか?

A 回答 (2件)

ま、そうです。



もともとはネットのSNSは芸能人などが自分の宣伝のためにやっていたものです。
それを今は誰でも、どんな人でもスマホ持っていれば可能になった。

また、ネット情報というのはもともとは、それなりの機関、組織が情報をアップしていて、それらの知識を得るための便利な手段だった。
それが、そこらの素人もスマホで情報アップするようになったので、何でもアリになってしまったのです。

我も我もと露出しているので、羞恥心はマヒしてしまいます。
みんな裸だから恥ずかしくない、というヌーディストクラブと同じです。
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ギリシアなどの昔の人は私生活を公の場で晒すのは恥だと考えていたそうです。


人は公私の区別をつけるべきであり、私生活なら何をしようと自由だがそれを公の場にもち出すのは教養のない人間であるとされてきました。

では我々にとってネットは公なのか?それとも私生活の拡張なのか?これがあやふやなのです。

多種多様な人達に見られてるのだから公の面もある、しかし部屋の中でご飯食べながら自撮りしているので私生活の面もある。
リアルでは面と言えない悪口もネットではなぜか言えてしまう、そんな公私が非常にあやふやな世界なのです。

醤油差しをなめて問題になる人達で思うのは「何故動画を撮っている人は止めようとしないのか?」という所でした。
人間若い頃はバカをするものですが、それでも飲食店という公の場で馬鹿なことはなかなかできない、そういう教育を幼いころからされているからです。

ところが動画を取り始めるとそこがネットと同じ場所になってしまう。
公の場であることをすっかり忘れてノリが同じ人達とバカ騒ぎする場所へと転じてしまうんです。
ネットの普及により公を私が侵食し始めている、それに個人的には危機感を覚えます。
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