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中国はなんでイタリアに対して、一帯一路の利益を与えられなかったんでしょうか?

A 回答 (5件)

No.2です。


一帯一路を進めるには、中国から相手国への多額の資金投資がそれなりに長期間に渡って必要となります。
でも、2018年ころから中国は不動産バブル崩壊の兆しが出ていたのです。
なので、そのころから中国には、一帯一路を進めるための投資が減少しはじめていたようです。そして、もう中国は株・債権・金融機関が崩壊中なので、一帯一路に出す金なんてありません。
また、相手国も貧乏国が多く、中国が見込んでいたように借金を返済していないので、それも見込みハズレらしいです。
(アフリカでは、中国人が現地人の怒りを買って、虐殺(処刑?)される事件もあったようですが、詳細は不明)

イタリアのケースはさすがに発展途上国ではないので、大規模プロジェクトがらみの途上国のパターンとは違うみたいですね。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2024/03/04 21:58

まず第一に、中国の経済低迷により、中国がイタリアに経済的メリットを与えられなかったことが大きな理由です。

 イタリアは、一帯一路に参加しても、中国からの輸入が増加した一方で、中国への輸出は微増にとど立っており、イタリアの対中国貿易収支は、赤字が一層拡大しています。 また、中国国有企業の参入が明記されていた一帯一路の合意にもかかわらず、一部の目玉事業では中国の参入がないまま工事を進めなければなりませんでした。 例えば、イタリア最大規模のジェノバ港の防波堤拡張事業では、中国からの投資が見送られ、欧州連合(EU)のコロナ復興基金が主な財源となりました。

さらに、中国の自業自得によるイタリア側の中国との対立や警戒感も影響しています。 中国の覇権主義的な動きに対する警戒感はイタリアでも高まっています。
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池上彰さんの解説番組で解説していました。

イタリアは一帯一路で中国と貿易をしてもうけることを狙っていました。もちろん、中国もです。しかし中国の輸出はあってもイタリアからの輸出がほとんどなかったそうです。つまり

中国がイタリアから積極的に商品を輸入しなかった

のが原因だそうです。そもそも中国は自分が世界の中心と考えています。それが国名にも表れています。世界史図録によると中国は東西南北の4つの方角にそれぞれ悪い名前を付けています。つまり東西南北の民族は中国に劣る。そう考えているそうです。つまり中国はプライドが高いのだと思います。中国の歌にもそういう誇りが感じられます。だからこそ中国はイタリアの製品を輸入する気になれなかったのでしょう。イタリアの良さよりも自国の良さにこだわったのだと思います。それが一帯一路の利益を与えられなかった原因だと思います。
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一帯一路の計画は、相手国に、それに関連する大規模プロジェクトをもちかけて、資金供与して、最終的には中国への借金で首をまわらなくして植民地にするのが目的なんです。


そういう実態がアフリカ諸国やアジア各国で発生していたわけです。
イタリアはそれと同じだったというだけのことでしょう。

なお、一帯一路のプロジェクトは、真面目に積算した予算よりもずっと安い金額を提示して始めることが多く、最初から利益が出ないのは分かっている場合も多い。
けど、中国から相手国の重要人物に袖の下が渡されているので、プロジェクトはGoサインが出るようです。
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正確な表現にもならないケド、元々、日米の参加を目論んでいたと思います。


不参加になったことで、原資不足を引き起こしたから、配当が出なかったとか?
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