プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。
屋根の面土の漆喰がはがれました。
中の土が乾燥してボロボロ剥がれてきてます。
他の漆喰部分を叩くと軽い音がする場所があります。

どのように修理すればよいでしょうか?
また、道具はどんなものが良いですか?

DIYでなく、業者に頼むべきものかも
しれませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

No5の回答をみて、了解しました。


Pickieさん、私とどちらを信用されるか、わかりませんが、No2のやり方でいいと思います。
屋根から落ちないように気をつけてくださいね。
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それを全部取り去るというのは、のしがわらから全部やり直せという意味なのでしょう。

と私は捉えています。

>>>>それは、やはり、出来ることなら、使える瓦のみ使って、全部、葺き直すのが、ベストでしょうが、この場合、素人1人では、不可能でしょうね。

で、回答にズレが出ているのが、面戸の位置ですよね。
大棟とのし瓦との間の、面戸か、軒先鼻のことかですが、
どうやら、最初は、棟面戸と私が思っていたのが、軒先漆喰に変わってきているような感じを持ちました。

で、現状は、やる気があれば、どろコンと言って、ミキサー車で、何立米と言えば、土は持ってきてくれますので、軒鼻でしたら、作業スペースさえあれば、全く、古い土を落として、処分して、泥コンで、下地、そして、漆喰仕上げということでしょうか。

ナイロン紐の付いたくぎというのは、昔は、スサをしばった釘を軒の面板に打って、漆喰を絡ませ、落ちないようにする作業で、一般民家では、ほとんど省略する工程です。

軒鼻厄瓦を取らずに、軒先の漆喰を塗りなおすのは、出来る条件として、作業スペースがあること。足場板が、かけられること。そして、JIS-53Aが精一杯で、6×4版以上の瓦なら、作業できそうですが。。。

昔の土壁は、竹で、井桁を作り、荒縄を巻きましたが、いまは、わらが、手に入らないので、ナイロン平テープを巻いて施工しますよね。また、下塗り、中塗り後、紗生地を入れて、上塗りをして、チリ切れを止めますが、これだけで、工期が1年かかるので、現状は、吹き付けじゅらくとか、偽物仕上げですよね。

同じように、軒鼻漆喰も、ナイロン平テープを、縦に細かく裂いてくぎで、キズリ面に打ち込んで、漆喰落下止めにする工法が、ちゃんとあるのです。一般民家では、ほとんどしませんが。。。。

あと、簡単ということなら、防水性のある外壁用化学漆喰もありますし、防火延焼止めの場合は、ラスモルタル表面荒し仕上げに、漆喰ぬりとかもあります。

軒先漆喰は、軒裏に化粧垂木があるのか、無いのか、軒裏もラスを打って漆喰仕上げするのか、いろいろ考えられますのでね。(お城建築は、軒裏全面漆喰仕上げです。)

また、軒鼻やく瓦の、軒の出の長さにも、作業ができるかどうか、変わりますね。

たくさん、軒やく瓦を出すときは、軒瓦を1枚づつ、真鍮くぎで止めたり、銅くぎで止めます。この、最初の位置決めで、すべての仕上がりが決まります。

いわゆる割付作業ですね。あとは、屋根に、てり勾配、むくり勾配、てりむくり勾配が、あれば、のび長さ分だけ、平瓦が増えますし、相羽合わせという、瓦合わせ技術が、必要なので、この辺までくると、人間国宝級の瓦技能士の世界ですが。。。。

で。現場の写真でもあれば、話が早いのですが、質問者の面戸の場所により、回答も異なる訳ですね。

下り棟の漆喰とかなら、漆喰まんじゅうを打ち込んで、刷毛で、水を切って、きれいに掃除するだけでしょうし。。。

ちなみに、全く、当方は、素人ですので、よろしく。

屋根瓦の実割付図を、書いたり、破風板の原寸ステージ(コンパネベニヤに、破風の原寸を書いて、チェックして、墨だしするとかは、しますけど。。。)茶室の一文字茶室サイズ小瓦設計とか。。。

で、設計士でもありませんが。。。。
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すみません。

私は、回答者初心者なので、言葉だけではなかなかうまく伝わらなかったのかも、また、みなさんの回答が本当なのかも、なかなか読みきれません。
で、なにが言いたいのかといいますと、漆喰部分がはがれての補修ということなのですが、土がぼろぼろ、
それを全部取り去るというのは、のしがわらから全部やり直せという意味なのでしょう。と私は捉えています。そうなると、素人ではなかなか大変です。道具が要ります。
また、土を再生というより、袋詰めのすぐ使える状態になっている土を買ってきてきて、施工するほうが良いです。私は結構な数をこなしてきましたが、土を再生しませんでした。
水にぬらして粘土状にはなかなか難しいです。
その土の取り扱いだけでも大変。
いまは、のしからする場合、漆喰でできた既製品もあって、それでのしがわらを積みなおし、そのまま鏝で仕上げれば完了というようになっています。
みなさんのように、土を全部取りさらってってというのは、のしをはずさずにできるのか聞きたいです。
みなさんは瓦屋さんですか?
また、ナイロン釘などは、昔の土壁であって、屋根にするの?
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うちの場合は縄打ちはしてありませんでした。


釘を打つと下地の乾いた土が割れてさらに崩れてきそうです。
>>>>>縄うちとか、ナイロンのくぎ打ちとかは、補修のときにする作業ではなく、生地の木下地に最初から行いますから、最初は、土が、板(キズリ)に付いていないので、いくら振動させても、構わないのです。

つまり、悪く言うと、手抜き工事の後処理をどうするかですが、吸水マットに水を含ませて漆喰や下塗りの土に当て、よく湿らせて、粘性を高めてから、壁土を塗らないと、乾いた部分からどんどん割れて、きりがなく、修理不能です。

基本的には、全部古い土を落として作業するのが、普通です。古い土は、捨てず、もう一度、水を加えて、足で踏んで、良い土を作り直します。古い土ほど、よく練った土ほど、すさを混ぜなおして、繊維分を増やせば、割れが出来にくいです。
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こんにちは。


今回は、修理なので、簡単に、悪いところ、漆喰をはがして、土のある程度ぼろぼろ落ちそうなところをかきとって、そのあと、かわら用の漆喰で埋めればOKと思います。土に引っ付かないので、漆喰を埋めるのが難しいですが、団子状にして押し込めば良いです。
鏝は、めんど鏝があります。めんど鏝、ひとつは尖らしてスミまで入るようにします。やなぎは鏝でも良いです。鬼瓦などのところは、やなぎは鏝のほうが使いやすいと思います。
漆喰の硬さをうまく調節して、子どものつかう粘土ぐらいの固さがいいと思います。
漆喰は、建材屋(セメントや砂を売っているところ)に行けばあります。色も墨で調節するのも良いですが、もともと黒っぽい色のものもありますので、簡単な方で使ってください。
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この回答へのお礼

こんにちは。
詳しい回答ありがとうございました。

おっしゃるとおり、土に引っ付きにくそうです。
塗ってももろい古い土の部分で剥がれてしまいそうです。
どの程度土をかきとればいいのかという判断が難しいですね。
とりあえず、しっくいを押し込んでみます。

ご指導ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/25 06:17

一番良いのは、面戸瓦を使うことです。


漆喰は使いません。

立派な大きなお寺などは、面戸瓦、通称かに面戸を使います(名前の言われは、知りませんが、わたりかにの甲羅の格好だからと勝手に思っています。)

あと、漆喰で埋めなおすときは、
1)乾いた土をできるだけ落とすこと。
2)下地の杉材の腐りがある場合は、腐っているところを切り取り、新しい杉材のような、水に強い、木材で補修すること。
3)最初に下地に、縄打ちか、すさ打ちをすること。(大抵の瓦漆喰職人は、手抜きしますが。。。
すさ打ちとは、くぎに、30センチ(1尺)のすさかわらを2つ折りにして、くぎに巻きつけ、1面戸あたり、1本、打つこと。つまり、くぎに付いたすさのリボン状の帯びが、漆喰を掴んで、仮に、ひび割れても、落下しないようにしている。

が、縄うちは、すこし漆喰に、厚みのある場所は、粗縄(表面が、がざがさのものです。わら製のロープのようなつるっとした縄では、ありません。)を、横1列に打つことです。

4)下地のすさ入り足もみ壁土で、スサや粗縄に、上手に
土をかませながら塗ります。

5)仕上げで、白漆喰を水平に金こて(はがね製)でフラットに仕上げます。

普通のこては、隅まで出来ないので、先が小さくハート型した、面仕上げこてを使います。

なお、黒仕上げの場合は、墨汁ではなく、墨を磨って混ぜます。

なお、今は、接着剤も混ぜますが、木工ボンドを混ぜても構いません。

色粉は、色々ありますので、西洋瓦の場合、茶系にしたり、赤系にしたり出来ます。が、材料を選ばないと、色落ちや、色のにじみ、色むらが、置きます。また、墨汁は、油で墨をといているので、お勧めしません。

漆喰も、本漆喰、偽物の化学合成品、防水加工製品もあります。雨の直接かかる部分は、モルタル塗りの上にラスネットを張って、漆喰を塗ることも可能です。

先のスサ打ちのすさは、現在、手に入りにくいので、最近は、ナイロンの荷ひも平テープで、代用しますね。

金網ラスを貼れれば、それも可能です。また、紗という麻布を塗りこむ方法もあります。紗塗り込みは、平瓦との、チリが出ないです。ヒビ割れもしにくいです。

まだ、実務上のノウハウ、墨打ちの仕方、水糸の張り方や、角の納め方などいろいろありますが、専門家さんに、お任せします。この辺の技術のある職人さんは少ないですよ。各県に数名では、無いでしょうか???当方は、ド素人で、建築関係では、ありません。
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この回答へのお礼

こんにちは。
詳しい回答ありがとうございました。

うちの場合は縄打ちはしてありませんでした。
釘を打つと下地の乾いた土が割れてさらに崩れてきそうです。

下地、漆喰をはがれないようにするために
乾いた土をできるだけ落とすのだと思いますが、
新しい下地を塗っても、もろい古い土の部分で剥がれてしまいそうです。

ご指導ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/25 06:15

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