アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

本日、質問させて貰ったのですが、今のところ1件しか回答がありません。
もしかしてタイトルが前日と同じなので前日と同じ内容と思われてるのかもしれないと思い、改めて質問します。
昨日の回答で、空き容量に追加で書き込みをするにはTAOかSAOを設定するという事が分かったのですが、セッションを閉じるとかトラックを閉じるとかの意味がよく分かりません。この二つの違いはなんですか。
気軽に追加コピーをしてファイルを開くのに良いのはどちらが便利なのでしょうか。どちらでもあまり変らないのでしょうか。
また、音楽を入れた場合、PCは元よりCDプレイヤーやCARオーディオのCDプレイヤーでの再生の時、追加したものが聞けない事がありますが、これはどうしてですか。
再生機器によって何か違いが有るのでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

前の質問が何か分かりませんが、同じ内容質問なら閉じてからの質問ですよね?早く知りたいのは分かりますが、ちゃんと締め切ってから質問されないと、解答が付きにくくなりますよ。



本題です。
Q/セッションを閉じるとかトラックを閉じるとかの意味がよく分かりません。

A/まず、CDの基礎を知る必要がありますね。
一般にCDはフロッピーディスクやハードディスクとは違い、追記(後からデータを追加する)ということは考えられていませんでした。ご存じかと思いますが、音楽CDが登場したのは1981年ですが、その当時は工場でプレスするため、個人で書き込むことはもちろん、追記すら想定してませんでした。

その後、90年代になってやっと記録ができるCDが登場したのです。そこで問題となったのは、CDの書き込みの方式です。
そもそもCDはリードインと呼ばれる情報がまず記録されます。これは、本でいう表表紙の部分になり、索引までが記録されていると考えれば分かりやすいでしょう。
これがないと、データがどこに記録されているかを識別できませんので、データを読めないのです。

その次にデータそのものを記録します。

最後にリードアウトと呼ばれる裏表紙に当たるデータを記録します。これにも、データ読み出しに必要な情報が記録されています。

このリードイン、データ、リードアウトを記録することをセッションと言います。CDではこのリードイン、リードアウトがないとデータを識別できないため、記録の度にリードイン、データ、リードアウトの順でデータが記録され、追記を繰り返せばその回数分リードインとAutoもできるのです。
セッションを閉じるやトラックを閉じるとはリードアウト情報を保存することを指します。


Q/追加コピーをしてファイルを開くのに良いのはどちらが便利なのでしょうか。どちらでもあまり変らないのでしょうか。

TAO(Track At Once)はデータをトラック毎に書き込む作業を指します。この記録では、データとデータの間にリンクブロックと呼ばれる空域ができるのが特徴です。例えばこの方式で音楽を記録した場合、リンクブロックができるため曲と曲の間にギャップ(無音部分)が必ず作成されるという特徴があります。

記録はあらかじめリードイン分の空き領域を先頭ブロックに用意した上でデータから記録を開始、その後リードインを戻って記録、その次に、リードアウトを最後に記録します。


SAO(Session At Once)は、リンクブロックの無い記録方式です。セッション毎に記録を行うためブロックができないのです。

Q/音楽を入れた場合、PCは元よりCDプレイヤーやCARオーディオのCDプレイヤーでの再生の時、追加したものが聞けない事がありますが、これはどうしてですか。

A/これは、最初の解答に戻って考えれば分かります。そもそも、CDは追記を考えていなかったということです。追記を考えていないと言うことは、セッションが複数合っても最初のセッションのリードアウトより後にデータがあるとは認識しないということを指します。
一般に、追記された複数のセッションを認識するには、マルチセッション対応(マルチリード対応)のCDプレーヤーが必要です。パソコン以外の市販CDプレーヤーの多くは、マルチセッションには対応していないものも多くあります。

そのため、認識できないのです。
認識するディスクを作るには、追記をせずに1度でデータを全て記録しセッションを完全に閉じたディスクを作ること。1回(シングルセッション)で追記禁止処理(ファイナライズ)をすれば純粋な音楽として認識されます。
これをDisc At Onceといいます。この方式で記録するしかありません。後は、CDプレーヤーやCARオーディオをマルチリード対応に買い換えるかですね。

最後に、CDは追記の度にセッションを作成します。セッションは1回の作成でおよそ14MBのデータを消費するようにできています。どんなに小さなデータを記録してもダミーデータを入れるため、14MB分の領域を消費するのです。そのため、1バイトのデータを10回記録すれば、データは10バイトでありながら、意味もなく消費される領域は140MBになります。
そのため、できる限り一回で多くのデータを記録した方がディスクを効率的に使うことができます。
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