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こんにちわ

粗利益と営業利益はどう違うのでしょうか。どちらも売り上げから経費などを引いているようなのですが、

会社を見る場合どちらの数字が高い方が儲かっている会社なのでしょうか。

A 回答 (3件)

単純に説明すると上から



売上総利益(粗利益):売上総利益=売上高-売上原価
営業利益:営業利益=売上総利益-販管費(営業に掛かった費用)
経常利益:経常利益=営業利益-営業外損益
税引前当期利益:税引前当期利益=経常利益-特別損益
当期利益:当期利益=税引前当期利益-税金(法人税+住民税+事業税)

という計算になります。

単純に金額だけで見るのであれば、粗利益が大きいほうがよいのですが、
売上1億の粗利益5000万の会社と、売上3000万の粗利益2500万の会社では
後者の会社のほうが額は少ないですが粗利益率が高いので優秀な会社と言えるでしょう。

ただこれも業種により計算方法や優秀といえるパーセンテージが異なってきますので
一概に金額だけを見て儲かっているかどうかの判断は難しいと思います。
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この回答へのお礼

よく分かりました。
ありがとうございます。
うちの会社だと売り上げは多いのですが粗利が少なく、気になったので質問させていただきました

お礼日時:2005/06/25 02:03

粗利益は、通常、正式には、売上総利益を指します。

つまり、商品の販売であれば、商品の販売価額(売上)-商品の仕入価額(売上原価)です。
営業利益は、売上総利益から、管理経費と販売経費を控除して算出します。ですので、通常、粗利の方が、営業利益より大きくなります。

質問者さまは、「粗利も営業利益も売上から経費などを引いて算出するよう・・・」と仰っていますので、もう少し説明を加えておきます。

粗利=売上総利益というのが、正しい理解ですが、特に、粗利は、社内の(利益)予算など、管理目的に使われることが多い概念です。
したがって、会社が粗利として営業担当者に意識付けを行うの有効であれば、(営業活動を管理するのに便利であれば、)
売上-(仕入価額+売上に直接係わる経費)=粗利
を、その会社の粗利概念として、用いることもあると思います。
売上に直接係わる経費は、仕入運賃、在庫保管料、倉庫の減価償却費、販売のための仲介手数料など売上ごとに個別に把握できる経費ですが、販売運賃や販売促進費なども個別に把握できれば売上に直接関わる経費と考えることもできるかもしれません。

また、もっと広い概念で、月次の営業担当者ごとの粗利というときに、各営業担当者の責任経費として、その者の月次給与や営業車の月次経費などもその者の月次の売上から控除して、粗利と称することもあるかもしれません。(これはあくまでも、かも、ですが)

粗利は、売上総利益や営業利益と異なり、会計上の厳密な定義がありません。そして、予算管理上用いられることが多い概念ですので、会社ごとに独自の粗利の定義を持っている可能性があることに留意すべきです。

いずれにせよ、絶えず、粗利>営業利益となります。
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粗利益は、単純に、売値-仕入値。


営業利益は、さらにそこから、営業に関する経費を引いたものです。
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