プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

今度,PCRから電気泳動をしようと考えているのですが
皆さんは希釈,及び作成した
TAE,ローディングバッファー,アガロースゲルを
どのくらいの期間を基準に新たに作成しているので
しょうか?
御意見宜しくお願いします.
またそれらに関して参考文献などがありましたら
宜しくお願いします.

A 回答 (4件)

私はこんな風にしています。

今までいたいくつかのラボでも、みんなこういう感じでした、

ローディングバッファー:ふだん使っている分は、エッペンチューブに入れて、使い切るまで室温で保存(ベンチトップに常備)。最近はSDS入りのものが一般的だと思いますが、これならまず腐りません。逆に、冷蔵保存するとSDSが析出して厄介です。ストックは冷凍保存しておけば半永久的に保ちます。

TAE:50xのストック溶液は、オートクレーブをかけ、室温、または冷蔵で無期限保存。1xTAEは、5-10 LのタンクにmilliQ水で希釈して作り、使い切るまで室温保存(非滅菌)。日常的にフラグメントのチェックなどに使う分には、泳動槽に入れっぱなしのバッファーを使い回す。蒸発して減った分は蒸留水で補う(目分量)。TAEで補ってしまうとだんだん濃度が高くなり、過剰な電流がながれ、過熱したりフューズが切れたりする。ここ一番の泳動のとき(論文データとして使う可能性があるとか)、切り出しをするとき、サザンハイブリをするときを機会にして、新しいTAEに換える。

アガロースゲル:型ごとタッパーに入れ、蒸留水を少々かけ(タッパーの底にも少々)密閉して冷蔵保存。1ヶ月は楽勝で保ちます。私は、アガロースを溶解するのに、急がないときはオートクレーブを使うのですが、そのせいか、この状態で室温保存しても数ヶ月保っています。それでもやっぱり、ここ一番のときは、新しいのを作るんですが。
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私がいた研究室の場合ですが



TAE
50×TAEはオートクレーブした後室温保存。
使い切りで大体2ヶ月くらい使った。
※私は実験の都合上1M Tris-HCl(pH8)、0.5M EDTA(pH8)を別途持っていたのでそれを使用して1×TAEを作ってました。いずれもオートクレーブ後室温保存。2ヶ月くらいで使い切り(単にその頃なくなるだけでもっと持つとは思います)。
泳動バッファーはBPBの青色が目立ってきたら替えた。あとは泳動後切り出すとかするときは必ず替えた。

ローディングバッファー
冷凍保存。1ml程度なら室温に置けばすぐに溶けるので。使い終わったらまた冷凍。最後まで使い切り。

アガロースゲル
ラップをかけて冷蔵庫で1週間くらい。
縮んだりするし、頻繁に使うのでそもそも長期保存する間もなく無くなった気がする。
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TAEのx50 stockは室温長期間保存可能なので無くなりそうになったら暇な人が暇な時に3L位作っています。


LoadingBufferは制限酵素とかマーカー買った時についてくる(10xとか6xの)奴で室温で保存。
アガロースゲルは1L位のビンに500ml程度作って、使うときに適時レンジでチン、足りなく少なくなったら足していきます。密閉できるビンでないと乾燥して濃度が変化してしまうので注意。基本的には型に流した状態では保存していません、穴開きませんかw?
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TAEに関しては50×でstockを作成して、使用しています。

stockは長期間(1年以上)保存しても問題ありません。LoadingBufferは、制限酵素などに添付されている物を使用しているのですが、これもかなり長期間使用できます。アガロースゲルについては、私は要事調整で作成しているのですが、作り置きする場合は長くても4℃で1~2週間以内に使用した方がいいと思います。(カビが生えるおそれがあるので)
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