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 昔の車で、よくプラグがかぶるとかって表現が
使われていますが、どういうことですか?
そのときは、アクセルをふかして、高回転でエンジンを
まわせばいいらしいのですが。

A 回答 (5件)

簡単に言ってしまえば未燃焼の燃料がプラグの電極に付着して、濡れたような状態になり火花が飛びにくくなった状態です。

ひどい場合には完全に火花が飛ばなくなりエンストします。原因としては混合気の空燃比が濃くなりすぎ、燃焼できなくなってしまう事によって起こります。現在のように電子制御エンジンが主流になる前にはよく聞いたのですが、最近の電子制御エンジンでは燃焼状態を検出し、空燃比を制御しているため、めったに起こりませんが、キャブレターの使用が多いバイクなどではチョークの操作が不適当な場合などよく起こることがあるようです。

また、それ以外の原因としてチューニングされたエンジンなどで高回転重視の設定がされていると、低回転時には燃焼が不安定になりカブル場合もありますが、このような場合はエンジンをレーシング(無負荷で回転を高く保つ事で、むやみにアクセルを開け閉めして空吹かしすることではない)して燃焼状態のよい回転数で運転することでカブリが解消する場合が多いのです。古い車でダブルチョークシングルステージのキャブレターを装着したスポーツカーなどではこの状態に陥りやすいので、アイドリングが不安定になってくるとエンジンをレーシングしてやる必要のあるものも少なくありませんでした。他にはプラグの熱価がエンジンに合わない(高すぎる熱価のプラグの使用)によっても起こる場合があります。熱価の高いプラグは電極部分の冷却性が高いので、高い熱価が必要とされるエンジン以外に取り付けると、電極の温度が低くなりすぎカブリやクスブリの原因になります。

もし、プラグがカブってしまっい始動不良やエンストしたときは、アクセルを全開・チョークのあるものはチョークも完全に戻す(開けたり閉めたりはしないで全開のまま保つ、開け閉めを繰り返すと、加速ポンプを装着したタイプでは返って状態を悪化させます)にしたままで、クランキングすることによって始動できることが少なくありません。これはクランキング時のようにエンジンの回転が低く吸気の流速が低い状態でアクセルを全開にすると、ベンチュリー部の負圧が不十分となり、燃料の吸出しが減り結果として空燃比が薄くなり、カブリを解消できる可能性があるからです。このようにして始動した場合はすぐにアイドリングに戻さず、2000~3000回転程度を保ってしばらくレーシングし燃焼を安定させてやることが必要です。
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最近の車はインジェクションが主流ですが、バイクは


今でもキャブレターが主流です。2ストロークのバイクだと、
走行中に、瞬間的に『かぶる』事があります。
キャブの2ストエンジンは、スロットルを開けると、
とにかくガソリンを流し込んでしまったりします。
燃調が合っていない時(濃い時)に、スロットルを一気に
『カパッ』と開けてしまうと、瞬間的にエンジンが息継ぎ
をした様な感じで吹けなくなります。最悪の場合、停止してしまいます。走行中であれば、瞬間的にエンスト
しても、押し掛けされているのと一緒ですぐ再始動して
しまいますが、アイドリングなどでは、そのまま止まって
しまいますね。その時は、モロにプラグが濡れてしまって
いるのか、キックをしてもなかなか再始動できなかったり
します。
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なつかしい、表現ですね。


キャブレターで燃調するタイプは、そのようなことがあるようですね。つまり、燃料と空気の混合比の調整が、うまくいかなくて、不完全燃焼を起こした結果、スラッジ(カーボンなどの堆積物)がプラグのスパーク部に堆積して、点火(スパーク不良)を起こし、点火不良を起こし、パワーダウンを引き起こす現象です。
その対策としては、燃調の根本的な調整か、一時しのぎとして、プラグを取り外し、ガスバーナー等で焼くといった方法がありますが、交換するのがべストです。
現在は、燃料噴射に関しては、電子制御ですので、このようなケースは減ったと思いますが、あるとしたら、エアフロメーター(空気量制御のセンサー)の汚れが影響するのではないでしょうか。
いずれにせよ、「かぶった」時は、燃料-空気混合調整がうまくいってないということですから、燃調の根本的な原因追求と改善が第一で、高回転でエンジンをレーシングするのは、一時しのぎで、根本的解決ではないと思います。
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こん**は



これに関する知識はうる覚えですので自信は余りありませんが
たしか、点火プラグにガソリンがかぶってしまい点火しない状態に
なった物だと思いました
ですから、プラグがかぶったら点火できませんのでガソリンが乾くまで
ジッとしているのが正しいと思います
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エンジンの回転数が上がらず、混合気が燃焼しきれない場合、燃えきらなかった燃料はカーボン(すす)となって、プラグにこびりついてしまって、火花が出にくくなる症状のことをいいます。



アクセルをふかせて高回転をキープすれば改善するでしょうが、運転を終えたらプラグを外してカーボンを取り除いてあげれば完璧でしょう。
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