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この前「戦場のピアニスト」を見ました。みんな感動したと言っていましたが、どこで感動するのか分かりませんでした。皆さんはどこのシーンで感動したんですか?

A 回答 (10件)

私も、泣いたシーンが特にあった訳ではないし、


感動した映画の一つとしてこの映画の作品名を挙げる事は無いとおもいますが心に強く焼きついたシーンはあります。
収容所に送られる前に土色の広場に皆が集められ、じりじりと太陽が照る中、みんな列車に乗るのを待っていると、
少年がキャラメルを売りにきて、たった一粒のキャラメルを家族全員で切り分けて食べるシーンがありました。
キャラメルというのはあの状況では大変貴重で、贅沢なものです。でも、平和だったら、あんなに小さく切り分けて食べる必要もありません。そして、値段もべらぼうに高かった。
けれど、お金はもう必要なくなる(使えなくなる)事はわかっていたし、多分、この先キャラメルなんか食べられる事もなさそうなのも皆分かっている。そして、何より久しぶりのキャラメルです。
たった一つ分のキャラメルを皆で分けて食べる。
それは、久しぶりに味わう幸福感と、
皆で分けて食べなくてはならない状況にいるという悲壮感が同居していました。あの状況で食べるキャラメルとは一体どんな味だったのでしょう。どんな気持ちで食べていたのか・・・。
私は、あのシーンだけは忘れられません。
平和とは、何を示すのか。あのシーンに凝縮されている。と私は思いました。
肝心のピアノの事はあまり覚えていないのですがね・・・。
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 自分がピアノをやっているので、ラストシーン、主人公が大きなコンサートでピアノを弾く場面は思わず拍手をしたくなりました。

音楽は何よりも強いのだということをさりげなく示す演出に感動しました。
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広場で収容所に送られるのを待っていた人々が去った後に、その人たちがおいていった荷物が散乱して風に吹かれていたシーン・・・強烈でした・・・



テレビでも流れていましたが、見渡す限りの廃墟と化した街・・・
経験した人にしか描けないと思いました。

主人公は戦争をいつか終わる天災のように感じて生き残ることだけ考えているようでした。  ヒーローでなかったせいか感情移入できました。
きっと普通の人にとっての戦争ってこうなんだろうな。

「感動」を期待すると、失望するかもしれませんが、見終わって何年たっても心に残る作品です。
へんに気負った反戦映画よりずっと戦争のむなしさを訴えていたように思います。

ただ、ナチスの将校の前で超絶技巧的なテクニックを披露したのは、ちょっとありえないと思いましたね。窓も無いような廃屋に放置されたピアノがあんなに鳴るわけないし・・本人の手記でもピアノの状態が悪かったと書いてありました。弾いたのも違う曲らしいです。まあ、映画ですから見せ場が必要なんでしょうね。

とにかく私の「忘れられない映画」のひとつです
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初めまして。

私も感動は、しませんでした。っていうか見なきゃよかった…というような暗い気持ちになりました。泣くこともありませんでした。悲しいというかこれ以上心が壊れようがないんじゃないか…?と言う感じ?上手く言えないけれど、突然でショックが大き過ぎて涙もでないと言うときの感情に似ていました。しかし映画を見てから今まできちんと読んだことのなかったアンネの日記などを読みました。戦争の映画は、あまり好きではないですね…。特に実話が嫌です。逃げているだけかも知れませんが、戦争は、したらダメや。。と強く思いそんな時代に、そんな土地に、生まれなくてよかった…と無責任ですが思う自分がいます。
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しいて言えばノクターンの音色にです。


あまりにも映画全体のイメージに合っていました。
作られた物語に慣れすぎた我々に実話の鮮烈さが非常に新鮮だったと思います。

小説のような劇的な巡り合わせやどんでん返しはない。
それでいて人の心を揺さぶらずにはいられない感動があの映画にはありました。

最初にラジオ曲でピアノを弾くシーンと、戦火を免れた最後に舞台でピアノを弾くシーンに感動しました。
その間にどれだけのことがあったかと…繰り返し思いを巡らせずにはいられません。
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感動といっても「泣く」ことだけが感動したこというわけではないですし。


簡単には語れないと思います。

私は、この映画を見て心にグサっときたという意味では感動したのかな?
実際私はこの映画を見てそういう意味での涙は流してないです。
(家族がガス室へ歩かされてゆくシーンとかでは涙しましたが)

あの映画は全体を通してみて、なにかを感じたので、「感動したシーンは?」と聞かれてもあまり答えられません。
戦争の悲惨さと、敵といっても相手も普通の人間で、個人個人では別に普通でいい人もいて、出会ったのが戦争中でなければ友人になれたかもしれない人もいて、
助けてくれた人が処刑(でしたっけ?)されていて・・・
ピアノを弾くという簡単なことが、平和でなければできないことで・・・
あれだけの経験をしてきた人が終戦後、どんな思いで生活しているのか。
最初と最後で同じピアノを弾く姿でもその人の背景はどれだけ違うのだろう・・・
などなど、いろいろと考えさせられたというか、
とにかく、あの映画全体がすごく印象に残っています。

う~、こういう「どこがよかった~」というのがない映画を語るのは難しいですねぇ。
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いや、名声ゆえに甘やかしてもらった主人公や、戦後の誤算が働いていたかもしれないナチスの将校にまつわる、ありふれたホロコーストものだと思いますよ。



ただ、戦争云々というよりも、一人の男の、とてつもない強運と生に対する凄まじいまでの貪欲さの実話に引き込まれました。また、ゲットー育ちの監督といい、父の知名度から逃れるようにして日本に住み着いたシュピルマン教授といい、「人生は小説よりも奇なり」みたいな感動があります。

銃撃シーンでは音楽を排除して、つぼを押さえたピアノを入れる作りも、ハリウッド(出身のクルー)にやられた!という感はありましたし、個人的には、勧善懲悪ではないものに感動するので、そこもポイントでした。主人公の境遇が悲惨になっていくにつれてユーモアが湧いてくるのも巧いと思いましたね。巧いつくりに感動するタチなんで。
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さまざまな苦難辛苦にあいながら、よくぞ生き残ったとエールを送りたくなりますね。


感動といえば、最後のドイツ兵の将校との友情でしょう。
戦争という人間の暗部を描いたあとに、最後に希望をもってきたところに感動を強く印象づけます。
お互いに無骨なところもいいですね。
感動を押し付けていないというか、リアリズムがあります。
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見終わってからジワジワとくる映画だと思いました。


ゲットーで重労働に明け暮れるピアニスト。
その姿はピアニストとはほど遠いもの。
彼に恵みと温情を与えたナチス将校。
ピアニストは戦後に復帰したが、不幸な運命をたどったナチス将校。
戦争によってたくさんの人々の人生が変えられたのだ。
そんな想いが見終わってからジワジワと胸にきました。
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こんばんは~☆



感動したのかは解りませんが、ひどい戦争・・ホロコーストの実態の厳しさなどシーン、一つ一つを食い入るように見ました。勉強になったって思いました。

でも感動したのかな???泣きませんでした。

アカデミー賞でのエイドリアン・ブロディの受賞スピーチではワンワン泣いてしまいましたけど・・・
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