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私は看護の専門学校に通ってるんですけど、生化学の授業があるんですが何も理解できません。どうやって勉強したらいいのかも分かりません。何かよい勉強方法ってあったら教えてください。あと分かりやすい参考書とかあったら教えて下さい。

A 回答 (3件)

No.1です。


お使いになっている教科書は医学書院の「系統看護学講座・・・生化学」という本でしょうか? (他にもあるようですが。。。)
A4判で280ページほどの本でした。
もしかしたらお使いになっているのはこの本と違うかもしれませんが、いずれにしても看護学校の生化学の教科書は、それほど大差はないと思いますので、この本について感じたことをいくつか挙げてみます。

まず内容ですが、当然のことながら、大学の理学部・農学部などで学ぶ生化学と比べても、カバーする範囲は、さほど変わりません。植物の光合成・炭酸同化のように明らかに医学と関連のない分野は除いてありますが、他は大体同じようなものです。
大学の教科書に比べてページ数は少ないですが、だからと言って内容が簡単なわけではなく、説明が簡略すぎて、かえって難しくなっているように私には感じられました。
これをどのくらいの時間をかけて学ぶのでしょうか?
もし仮に、週2時間で半年で学ぶとしたら、かなりきついのではないでしょうか。

しかし、そうなると、当然「ここが重要」というポイントがあるはずです。それは授業の中で先生が力を入れて説明されると思います。とりあえず学校での試験を乗り切るには、授業の内容(ノート)を理解することでしょうね。試験の過去問を先輩に聞いてみるのもよいと思います。そして、重要なところを理解するために必要な部分の説明を教科書で読んで補うというのが、とりあえず有効かと思います。

重点はやはり代謝ですね。解糖・クエン酸回路などはそのなかの最重要項目の一つでしょう。
しかし考えてみると、生化学を職業としている人でも、クエン酸回路を本を見ないで全部すらすら書けるという人がどれほどいるか、あやしいものです。これが専門という人は別として、その他の多くの人は、ごく大雑把に覚えている程度だと思います。

例えば解糖・クエン酸回路で何が重要なのか?

解糖は、主要な栄養源であるグルコース(ブドウ糖)をピルビン酸にまで分解し、その過程で発生したエネルギーをATPとして蓄えます。ここまでは酸素を必要としません。地球上に酸素が乏しかった頃に現れた原始的な生物(嫌気性細菌)でも解糖系の酵素は持っています。

しかし、酸素を強力な酸化剤として利用できるように進化した生物はピルビン酸をさらに完全に酸化して、CO2とH2Oに変えることができるようになりました。これによって、解糖系だけの場合に比べて、はるかに多くのエネルギーを生産することができるようになりました。
解糖系だけで生産されるATPの量と、解糖系 + クエン酸回路で生産されるATPの量を比較すれば、そのことがはっきり理解できると思います。

反応そのものについてですが、ピルビン酸は補酵素A(CoASN)と反応してアセチルCoAとなり、これがオキサロ酢酸と反応してクエン酸になります。ここから回路が1回転して、オキサロ酢酸→クエン酸に戻ります。
いま私が名前を挙げた物質は最低限覚えるべきものだと思います。途中は省略して、いま名前を挙げた物質だけで代謝の図を描いてみてください。それで最低限クエン酸回路の意味はわかると思います。
これ以上どこまで詳しく覚えなければいけないかは、教える先生しだいだと思います。

参考書に関してですが、教科書とか参考書というような、「硬い」本だけでなく、例えば講談社ブルーバックスのように、素人(+α)程度の人を対象として書かれた本が、たくさんあります。物語風に書かれているので、割りに抵抗なく読めると思います。この「抵抗なく読める」ということが重要なのです。生化学は難しいと言う心理的なバリアー(実際難しいのですが)を除くことがまず先決ですから。
素人相手の本でも、案外バカにならないですよ。
私も専門外のことについて、手っ取り早く勉強したいときは、こういう本をよく読んでいます。

生化学ではいくつかの約束ごとのようなものがあって、例えば、リン酸化反応は、物質にエネルギーを蓄える(活性化する)反応で、逆にリン酸を放出した物質はそれによってエネルギーを他の物質に与えます。(つまり活性化する。)
こういうことを覚えるだけでも、かなり話の流れが読めるようになります。

>何も理解できません。

ということですが、お気持ちはわかりますが、これだとアドバイスするのが難しいです。
具体的に、例えばDNAについてとか、酵素について、こういうところがわからないと具体的に問題を絞って質問していただけると、もう少しお役に立てるかと思うのですが。。。

また質問があれば、私のわかる範囲でしたら回答します。
がんばってください!
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看護学生です。

今2年生です。
去年、私も同じことを考えていました。
でも、国家試験で生化学はほとんど必要ありません。
なんでこんな勉強するんだろう、って思っていました。
それは、栄養学を理解するためだったと、今年になって分かりました。
クエン酸回路、糖代謝、脂質代謝など分かっていないと栄養学が理解できません。
栄養も国家試験ではあまり出ない分野ではありますが、
実際患者さんに栄養指導をするときや、患者さんの体の状態を知るためにはとても必要な勉強です。
ですから、栄養学のための代謝などを理解できたら充分!
とにかく今は定期テストを乗り切るために、ひたすら暗記!だけでいいと思いますよ。
幸いうちの学校は生化学持込だったので、優秀な成績を修めました。
しかし、全く理解していなかったので、今年またもう一度勉強する羽目に・・・。
とにかく、代謝系統のところは勉強しておいたほうがいいですね。
でも、ピルビン酸とかは国家試験にも出ないですし、今だけのために覚えるだけでいいと思いますよ。

と、これは私の考えと勉強の仕方なので、
もっと極めたいのに、とお考えなら申し訳ありません。
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私は一応、生化学の専門家です。



>何も理解できません。どうやって勉強したらいいのかも分かりません。

ということですが、今までにどんな分野を勉強されたのでしょうか。
生化学といっても範囲が広いですが、私は看護学校の生化学の授業の内容を知りません。
ただ、私が入院していたとき、実習の看護学生さんが、「生化学は難しい」と言っていたのを覚えています。
たしかに生化学は難しいと思います。
元々生化学は有機化学の基礎の上に成り立っているものですが、看護学校の場合は大学ほど時間が取れないために、有機化学の基礎が不十分なまま生化学を学ばざるを得ない状況なのではないかと想像します。

看護学校の生化学と言うと、代謝の分野が中心でしょうか?
DNAからのタンパク質合成の仕組みとか、遺伝子操作の話なども出てくるのでしょうか?
植物の炭酸同化の話などは、たぶん出てこないでしょうね。

生化学には独特な言葉の使い方とか、約束事みたいなものがあって、それを覚えてしまえば、その後は意外に簡単だったりします。

今までに学習した分野がどんなものか、(例えば教科書の章の名前とかでもいいです)教えていただけると、多少は具体的なアドバイスができるかもしれません。
あと、今お使いになっている教科書の名前も教えてください。

この回答への補足

返信ありがとうございます。教科書は医学書院の生化学っていう教科書なんですけど・・・授業でやったことは、クエン酸回路や代謝とか遺伝とかDNAのことをやりました。訳が分からなすぎてあまり覚えてないんですけどそんな感じだったと思います。何かよいアドバイスありましたら教えてください。

補足日時:2005/07/03 17:59
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