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こんにちは。マッサージ・ツボについての疑問です。

私は今、医療系の学校に行っています。そこでいろいろな神経や筋を勉強しています。
マッサージの本を読んでみると、「手のツボを刺激すると目の疲れが取れる」とありました。視神経系は手のほうにはないのに、なぜ疲れが取れるのか意味がわかりません。足のツボを刺激すると胃腸が良くなるとか・・・なぜでしょうか?
本を調べてみたのですが、「血管の循環が・・・分泌物の増大・・・」と、子供だましのことしか書いていません。分泌物が増えて必ずしも体に良いわけが無いし、血管なんて全身を巡っています。
マッサージは恐らく実際に効果はあるとは思いますが、なぜこのようなことが行なわれているのか、なぜ効果があるのかが全く分かりません。

どなたか、ささいな情報でもいいのでマッサージの効果、ツボが存在する理由、刺激の伝達経路等‥分かる方よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

解剖学的な知識は参考になりませんので、頭を真っ白にした状態で読んでください。



東洋医学には経絡(気の流れ道)という概念があり、簡単に言うと経絡(気の流れ道)が手から顔へ、または顔から手へ通っているために、気の過不足を何らかの手法で調整できれば目の異常が手で調節できるというわけです。
足のツボで胃腸が整う・・・というのも同じ原理です。

もっと専門的に言えば前述の説明は決して正解ではありません(専門家の方は判ってくれると思います)が、わかりやすく説明しようとするとこういう方法しかありませんね・・・。

科学的な研究も進んでおり、足三里への刺激が胃腸の蠕動運動を促進する事などは証明されています。
理由は・・・これまた難しいのですが、簡単に言えば体性-内臓反射です。

経絡の流注と神経の走向は必ずしも一致しませんが、経穴の場所は神経や血管が集中しており、皮膚の電気抵抗にも変化があることなどが確認されています。

・・・いろいろと書きましたが、古典医学を学ぶ者としては科学的な証明よりも臨床的な結果が大事だと思っています。
科学的にはわからないけど実際に治るという事だけで十分です。
その理由は簡単、『古典医学の科学的解明はおそらく無理』だからです(これを解明できればノーベル医学賞は間違いなしと言われています)。

東洋医学はそれだけ奥が深いわけです。
鍼灸師でした。
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この回答へのお礼

こんばんは。お返事ありがとうございます。

古典医学の「気」ですか。気で体を治すってのは面白いですね。確かに、反射や電気刺激ならば可能かもしれません。私は少し頭でっかちに考えすぎていたようです(>_<) sinnkyuusiさんのご回答を読んでると、古典医学にとても興味が湧いてきました。気やオーラなるものの効果を昔の人はどのように解釈していたのか、自分なりに勉強してみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/04 01:17

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