プロが教えるわが家の防犯対策術!

テナーサクソフォンの音域をネットで調べてるのですが、音楽の楽譜がよくわからず困っております。
いったいテナーサクソフォンというのは、
ピアノの鍵盤の音名(C1やD2など。)に例えると、
実際にはどのくらいの音域をだすことができるのでしょうか?
また、ピアノを弾いている人、サクソフォンを吹いている人にそれぞれ同時に
「ド」を鳴らしてくださいというと、
前者後者違う音名を鳴らす!
みたいなことを聞いたことがあるのですが、
よくわからないので音楽に詳しい方がいらしたら
教えていただけると助かります。

A 回答 (3件)

#1です。



>サクソフォンの音というものが、たとえばピアノ88鍵盤の中央の音(C4ですか??)と同じ音を出したい時、サクソフォンの方ではD4の「レ」の音が鳴るフィンガリングの機構にすれば音名の方は正しく対応できているのでしょうか?

「レ←→C4」ですので、大正解です。

サクソフォンのフィンガリング(運指表)の載っているサイトを探してみたのですが、図入りとかでわかりやすく解説しているところが見つかりませんでした。
運指表は、楽器屋さんとか大型書店とかで売っている、サクソフォンの教則本を参考にされると良いと思います。

>サクソフォンをキーボード(MIDIなのですが。。)の鍵盤の音名と対応させて、あるロボットシステムを構築しようと考えているのです。

サクソフォンを演奏するロボットですか?

「MIDI→サクソフォンの運指」の部分については、変換表に対応させたシーケンス変換をして、アクチュエーター駆動させるだけのことですが、それ以上に、歌口部分のアナログ的な駆動に苦慮すると思いますよ。

サクソフォンの発音には「リード」という葦(あし)で出来た振動体が使われますが、自然素材であるために、水分がなくなって来ますと、割れてしまいます。
ですので、発音に圧搾空気を用いるロボットシステムにおいては、最初からプラスチック製のリード(市販されています)仕様で検討されると良いと思います。

夢の実現を祈ります。
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この回答へのお礼

今まで私の長い質問に付き合って頂き、またサクソフォンのフィンガリングサイトまで探してくださって本当にありがとうございました。

夢の実現に向けて頑張りますね!
今回このようなことに携わり初めてサクソフォンの音色を聞いて、
サクソフォンっていいな!と思いました。
機会があればやってみたいです^^
ありがとうございました~~~~!!!!!

お礼日時:2005/10/31 00:18

#1です。



>このHPでは、ト音記号のミから、へ音記号のラまでの音域であると図示してあるという理解でよろしいのでしょうか?

このHPの図では、へ音記号のラ♭からト音記号のミ♭までになっています。
昔のサックスはこの音域でしたが、現在造られているものにはたいていHigh-F#キー(サックスの音で、です)が付いていますので、高音側は、ト音記号のミになります。

>ト音記号のミというのは「Eの何番であるのか?」・・・

ト音記号で、下に線を一本引いたところのドが、88鍵盤の真ん中に最も近いドの音になります。
私の持っているチューナーの表記では、このドから上に上がったシまでが、オクターブの4番ということになっています。
ですので、ト音記号のミは「E5」であり、へ音記号のラ♭は「A♭2(G#2)」ということになります。

>サクソフォンは「Bb管である」ということですので、前者が「Eから1音と半音さがったD♭の何番であるのか?」後者も「Aからは1音と半音さがったG♭の何番であるのか?」というのがわかりません。

このHPの図は、テナーサックスの音域(下のシ♭から上のファ)は、へ音記号のラ♭からト音記号のミ♭までに対応する、ということを示しています。

ピアノでの音階のことを「実音階」と言います。
このHPの図は、「実音に変換済み」なので、上げ下げして考えなくて良いです。
以下の様なテナーサックスと実音の変換表を作ってみると、理解しやすいと思います。

テナーサックス←→実音
シ♭(ラ#)←→G#2(A♭2)
シ←→A2
ド←→A#2(B♭2)
レ♭(ド#)←→B2
レ←→C3
ミ♭(レ#)←→C#3(D♭3)
ミ←→D3
ファ←→D#3(E♭3)
ソ♭(ファ#)←→E3
ソ←→F3
ラ♭(ソ#)←→F#3(G♭3)
ラ←→G3
シ♭(ラ#)←→G#3(A♭3)
シ←→A3
ド←→A#3(B♭3)
レ♭(ド#)←→B3
レ←→C4
ミ♭(レ#)←→C#4(D♭4)
ミ←→D4
ファ←→D#4(E♭4)
ソ♭(ファ#)←→E4
ソ←→F4
ラ♭(ソ#)←→F#4(G♭4)
ラ←→G4
シ♭(ラ#)←→G#4(A♭4)
シ←→A4
ド←→A#4(B♭4)
レ♭(ド#)←→B4
レ←→C5
ミ♭(レ#)←→C#5(D♭5)
ミ←→D5
ファ←→D#5(E♭5)
ソ♭(ファ#)←→E5

移調楽器の多いオーケストラとか吹奏楽団では、標準にしている音階は実音階で、対話で音名が出た時には、それは実音階の音名であると解釈します。
合奏における実用上は、オクターブの違いを気にすることはほとんどないので、「アーの音(実音でラのこと)を出して下さい」とかで通じます。
移調楽器の奏者は、上記の「実音変換表」がアタマに入っていますので、困ることはないのです。
(移調楽器での音名を言う場合には、「テナーサックスでのド」とか「B♭管でのラ」とかのように、”ことわり”を入れます。)

実音名は、クラッシック系ではドイツ語読みがほとんどです。
C:ツェー、C#:ツィス(D♭:デス)、D:デー、D#:ディス(E♭:エス)、E:エー、F:エフ、F#:フィス(G♭:ゲス)、G:ゲー、G#:ギス(A♭:アス)、A:アー、A#:アイス(B:ベー)、H:ハー
と読みます。ドイツ語での「B」はB♭示します。
B自体がフラットを示すので、シにはHを当てはめているので上記の様になっています。

>フラジオという技法についてですが、これはサクソフォン熟練者でないと簡単にできる技法ではないのでしょうか?
>アンブシェアの形やフィンガリングの微妙な抑え方の違いなどから奏でることができる技法なのでしょうか??

フラジオ奏法は、初心者が練習する項目ではないことは確かです。
基礎的なことがきちんと出来ていないのに、いきなり上級者の仲間入りをしたいがために挑戦する人が絶えませんが、そうした人の出す音は自己満足的なもので、聴き手にとっては耳障りで、安らぐことはありません。
まずは、基礎的なことだけで「お聞かせ出来る」くらいになってからのことでしょう。

私はどちらかと言えばクラッシック方面で活動していますので、実用的にフラジオ音域を使うことはほとんどありません。
ですが、フラジオ音域を出せることは、「(サックス吹きの)上級者としての心得」ではないかと考えていますので、「出せるけど使わない」というスタンスで練習しています。

この回答への補足

ご返信ありがとうございます。
truth77さんの貴重な時間をこのような質問に対し詳しく答えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
とても丁寧に教えてくださったので、私的には大分理解が深まりました^^

しかし本当に申し訳ないのですが、もう一度だけ質問お願いします!!
(音楽が本当に疎いんです。。恥)

実は私は今、サクソフォンをキーボード(MIDIなのですが。。)の鍵盤の音名と対応させて、あるロボットシステムを構築しようと考えているのです。

それでサクソフォンの音というものが、
たとえばピアノ88鍵盤の中央の音(C4ですか??)
と同じ音を出したい時、
truth77さんが回答してくださった変換表を参考にしますと、

C4のキーボードの鍵盤を押した時、
サクソフォンの方ではD4の「レ」の音が
鳴るフィンガリングの機構にすれば音名の方は
正しく対応できているのでしょうか?


勘違いしてしまっていたら真に申し訳ないです。
お手数ですが、お暇のある時で全然かまいませんので
ご返事よろしくお願い致します!!

補足日時:2005/10/30 00:55
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サックス吹きです。

ソプラノ、アルト、テナーサックスを吹いてます。

>実際にはどのくらいの音域をだすことができるのでしょうか?

基本的には2オクターブ半の音域があります。
オクターブの数値がはっきりしないのですが、私の持っているチューナーの表記では、2A♭~5Eの範囲になっています。

「基本的には」と、ことわりを入れたのは、フラジオと呼ばれる倍音奏法を使って、基本音域を越える高い音を出すことが出来るからです。
この奏法はクラッシック系統では使われず、ジャズやフュージョン方面では多く見られます。

>ピアノを弾いている人、サクソフォンを吹いている人にそれぞれ同時に「ド」を鳴らしてくださいというと、前者後者違う音名を鳴らす!みたいなことを聞いたことがあるのですが、

それは、サクソフォンが移調楽器であるからです。
テナーサクソフォンでの「ド」は、ピアノでは「シ♭」になります。(「B♭管」と呼ばれます。Bはシのことです)
同じ管楽器でも、フルート、ピッコロ、オーボエといった楽器は移調楽器ではなく、「ド」を鳴らして下さいと指示すれば、ピアノと同じ音(オクターブが異なったりはするでしょうが)が出て来ます。

では、どうしてテナーサクソフォンがピアノと合わせられるのか?ですが、それは、テナーサクソフォンの楽譜を移調して書いているから合うのです。
つまり、「テナーサクソフォン用」として、移調して書いてある独自の楽譜を見て演奏しているから合うのです。

この回答への補足

迅速なご返事大変ありがとうございます。

私もインターネットで探してみたのですが、
こちらのHPより
http://www.kkdac.co.jp/home/beginnerpage/b-tsax/ …
テナーサクソフォンの音域を調べることができました。
このHPでは、ト音記号のミから、へ音記号のラまでの
音域であると図示してあるという理解でよろしいのでしょうか?
(楽譜が読めないものですいません。)

また、そのト音記号のミから、ヘ音記号のラまでの音というのは、通常のピアノ88鍵盤の音の「音名」として例えますと、ト音記号のミというのは
「Eの何番であるのか?」
また、一番低い音であるへ音記号のラというのは
「Aの何番であるのか?」
はたまた、サクソフォンは「Bb管である」
ということですので、

前者が「Eから1音と半音さがったD♭の何番であるのか?」

後者も「Aからは1音と半音さがったG♭の何番であるのか?」

というのがわかりません。
(↑自体違っていたらすいません。。。)

また、フラジオという技法についてですが、
これはサクソフォン熟練者でないと簡単にできる
技法ではないのでしょうか?
アンブシェアの形やフィンガリングの
微妙な抑え方の違いなどから奏でることができる
技法なのでしょうか??

もう一度同じようなことお聞きして失礼ですが、
よろしくお願いいたします!

補足日時:2005/10/28 22:42
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