プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

学生実験で、球型ポリマーの合成をし、ポリマーができる最適条件を調べる実験をすることになってしまいました。
実験書はなく、自分たちで作らなくてはならないため、資料を調べてみても適切な資料がなく困っています。
まず、ポリアクリルアミドゲルを作らなくてはならないのですが、合成方法が載っているような参考文献や、合成方法を教えていただけたら幸いです。
お願い致します。

A 回答 (3件)

アクリルアミドのモノマーのほかに、架橋剤として、NN'-メチレンビスアクリルアミドというモノマーも必要です。

これらを、10:1(重量比)で混合させておきます。この混合物例えば100gに反応触媒として、過硫酸アンモニウム(アンモニウムパースルフェート、APS)を1gさらに混合させておきます。一方、アクリルアミドが溶けないn-ヘキサンを1Lぐらいをビーカーなどにいれて、モータに撹拌翼をつけたもので比較的勢いよく撹拌をしておきます。(液体の渦巻きが出来るぐらい)そこへ、先ほどのモノマー類と反応開始触媒の混合物を徐々に滴下していきます。滴下した後も撹拌を2時間ぐらい続けておくとアクリルアミドのゲル粒子が出来ると思います。ポイントは、アクリルアミドが溶けない媒体に滴下し、微粒子としておいて、反応を進めることです。モノマー類と触媒を混合した段階で反応が開始しますので、すばやく行ってください。

この回答への補足

先日、先生に聞いてみたところ、球状にするためには、ゲルが水系であるため油中に分散させるといわれました。
油中で、合成させるのではないのでしょうか?
お願い致します。

補足日時:2005/11/04 20:06
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この回答へのお礼

詳しい説明、ありがとうございます。
参考にしてみようと思います。

お礼日時:2005/11/04 20:06

油の中から微粒子を取り出す方法ですが、サラダ油なら難しいです。


有機溶剤ならば、凍結乾燥させればOKなのですが・・・
でも、微粒子のゲルがしっかりできていれば、おもいきってざるですくってみてはいかがですか?たとえば、てんぷらをするときにつかう、細かい網になったたまじゃくし(てんかすをすくうやつ)などで丁寧にトライしてみてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考にしてみようと思います。

お礼日時:2005/11/17 20:38

そのとおりです。

アクリルアミドは水溶性なので、いわゆる油中で合成します。それが、有機溶剤であるn-ヘキサンにあたります。本当のあぶら類中で合成もできないことはないですけど、作業が煩雑になり、微粒子を取り出すことがむずかしくなりますよ。

この回答への補足

油中で分散させ、ポリマーを取り出す際、どのように取り出せばいいでしょうか?
n-へキサンを使うことはできず、サラダ油や、オリーブ油を使うのですが…。

補足日時:2005/11/11 19:59
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ご回答を参考に、実験書を作成してみようと思います。

お礼日時:2005/11/10 18:04

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