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波長の長い可視光線に対してコンプトン効果は見られないのはなぜでしょうか?
E=hc/νから波長が長いとエネルギーが小さくなることがわかります。長波長ではコンプトン効果を起こさせるエネルギーが足りないから、コンプトン効果が見られないと考えました。
この考えに間違いがあったら指摘してください。物理は初心者なのでわかりやすい説明でお願いします。

A 回答 (1件)

 長波長の光子はエネルギーが小さいので、コンプトン散乱を起こさない、ということでよろしいと思います。

コンプトン散乱は、自由電子による光子の散乱ですが、物質中の電子は普通原子に束縛されているので、自由電子の状態にはありません。コンプトン散乱が起こるためには、束縛状態から自由電子状態になるためのエネルギーがまず必要です。したがって、大きなエネルギーを持つ光子出なければ、コンプトン散乱は起こらない、ということだと思われます。
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