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心理学にはいろいろと理論が存在し、コントロールが効く科学の1つとされています。もちろん例外的なことはありますが・・・

そこでお聞きしたいのですが、心理学の知識を実用的に使うことはできましたか?
例えば認知的不協和理論による説得術や認知的均衡理論、嘘を見破る方法などいろいろとコントロールする方法、読み取る方法があるとされています。それらを役立てることができたのかお聞きしたいと思っています。

もちろんその状況が確実にその心理学の理論が役立っているかは立証できないと思います。なので多少あやふやでも結構ですので、なにか実体験がありましたら教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

こんにちは。



心理学科の2年生です。2年生の知識なんて一般の方の知識と変わらないと思いますが、それでも「ああ、これは心理学だな」って思うことはあります。
質問者様が挙げていらっしゃる例とは関係ない話ですけれど。

車に乗ると絶対に酔ってしまう友人がいます。
この友人が、酔い止めの薬を持ってくるのを忘れたので「あ、私もってるよ」と大嘘をついて、袋から出した飴をあげました。
彼女は酔いませんでしたので、プラシーボ効果が利いたのではないでしょうか。

値切りでよくやる手段ですが、5000円で売られている商品を「3000円までならだしてもいいな」と思ったとき「1500円でなら買います」とありえない額を提示してから「じゃあ3000円で」というと、結構受け入れてもらえるとか。

今日は、狙っている人と話すチャンスがあるから、ハイヒールを履いて足を長く見せよう!とか(笑)

嘘をついているのかな?と思う人に質問をして、視線はドコを向いているのかを見てみたりもしますが、やはり個人差があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
もちろん私が適当に挙げた例以外でも歓迎です。
プラシーボ効果と認知的不協和理論のドア・イン・ザ・フェイス・テクニックですね。自分も意識してみますね。
やはり嘘を見破るのは難しいですね・・・
ハイヒールについての理論は自分はわからなかったです。

お礼日時:2005/12/18 22:26

人を説得する場合には情報の両面的提示を心がけています。


これはホヴランドらの説得研究の知見に基づいていると同時に
相手に自己決定感を持たせる意味もあります。
期待はずれだった場合に諦めがつきやすいですから。
(理論的には認知的不協和理論でも自己知覚理論でも,
はたまた精神分析の防衛機制でも説明できるでしょうが)

あと飼い犬のしつけに学習理論の知識は大いに役立っていますよ。
自分自身のしつけは思うようにいきませんが(苦

しかしながら
心理学を学んだことが日常生活の中で最も役立っているのは,
特定の理論や技法の応用ということよりも,
日々マスメディアやウェブ上に垂れ流されるいい加減な調査データや
通俗心理学,通俗脳科学の言説に惑わされないという点かもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
詳しくは知りませんが、学識がないものには片面、学識があるものには両面提示にすると効果があると聞いたことがあります。
確かに心理学はコントロールで使うよりも、マイナス面を防ぐために使うほうが身近で効果的ですよね

お礼日時:2005/12/19 19:30

>心理学の知識を実用的に使うことはできましたか?


これを一番聞きたいのですね

心理学よりも脳学のほうがおもしろいですね
男の脳の働き 女の脳の働き
これ...全く 別物なのです
脳学 心理学に関する本を読みましょう
心理学の実用性の意味が何となくわかるでしょう
脳学ほど複雑で面白い学問はありません
私の現在の人生経験からの結論です( ^O^ )
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
脳学もおもしろそうですね。できればその脳学を利用してコントロールできた実体験を聞きたかったですが・・・
自分も読んで見ますね

お礼日時:2005/12/19 19:25

こんばんは。



最初に話しておきますと、そもそも「『心理学』という学問は実用的なものである」「心理学の理論って役に立つんですよね?」という前提があるとしたら、そこが微妙に誤解されています。


1)心理学研究でわかった人間の知覚や行動の特性に合わせて
  ものを作るなどして、役に立てているのは別の分野である

本屋には「すぐ役に立つ心理学」「恋愛関係を読み解く心理学99」などの本が多数売られていて、タイトルが何か誤解されるようになっていますが、そもそも心理学は、「誰かの役に立つために」研究されているわけではありません。

「人間はどのように色をみているか」「人間の判断というのはどのように行なわれているか」など、人間の知覚や思考、判断や行動の特性がどのようなものなのか、について調べて解明していくのが心理学の基本です。解明できれば終了ということでしょう(だからカウンセリングなどがはいってくる「臨床心理学」は、多少応用寄りなのですね)。

心理学で解明された、人間の知覚や思考、判断や行動の特性にもとづいて、ものを作ったり対人関係に応用したりなど応用をしていくのは、別の分野になります。
なので、この心理学カテゴリで「どの内容がどの分野にどう応用されていますか?」と質問されても、No.1さんのような他の分野の専門家でないと、答えるのは難しいと思われます。同様に、「大学の心理学科」に入って「応用についてのみ勉強したいんです!」「大学の心理学って応用がないのでつまらない」というのは、無茶というものです。そもそもが基礎系の学問なので。


2)心理学研究でわかった人間の特性に合わせて、
  多くの分野でいろいろ応用がなされている。
  ただ、特定の理論だけが応用されているわけではない

ここ20~30年ぐらいでしょうか、これまでに心理学などで解明された人間の特性を、他の分野の内容に取り入れることで、そのシステムや生産物が良くなるだろうという流れが定着したのは。この「他の分野」というのは、工学や建築やマーケティングや環境など、応用分野とされるほとんどの分野だと思われます。
(youngchildさんは、人間関係の分野のみを列挙していましたが、それ以外の分野のほうが多いです)

心理学研究のどの部分がどのように応用されているかについては、たくさんありすぎて、ひとつひとつを列挙するのは不可能です。もし気になる分野があれば、ここのサイトの他の各カテゴリへ行ってみて、同じ質問をしてみるのが良いかと思われます。

ただ、何か特定の理論や方法だけが用いられているわけではありません。
たとえば、建築や環境の応用分野で「ガードレールは何色にすべきか」「標識の色は何色が目立つか」などの話でも、特定のモデル理論が使われているわけでもなく、「人間の色覚特性全般」の話をベースにいろいろ考えられています。



3)各人間の特性は、すべての状況ですべての人間に対して
  使えるというわけではない。

人生がマニュアルどおり行かないのと同様で、何かの理論をそのまま応用してみただけだと、役に立たない場合のほうが多いでしょう。

もちろん認知的不協和理論などの有名な理論は、ある種の人間の特性をはっきり表わしていると認められているでしょう。しかしあくまでも「ある条件の下で実験をやってみた結果得られたデータから作られた理論」であり、状況が大きく違うような場合ですと、いろいろな別の干渉要因が関わってきますので、実際のいろいろな場面で理論をとりあえず応用してみたとしても、役に立たなくなることがあります。

また、有名な理論のもととなる実験では、被験者を十数人~数十人とってみてその平均を取るなどのことが行なわれていますので、実際に被験者のなかには、まったくその理論の効果がなかったり、全く反対の傾向を示す人もいるでしょう。なので、10人に理論を応用してみたとしても、10人全員にその効果があるとは限りません。

ましてや、「嘘を見破る方法」「相手の心理をコントロールする方法」などは、理論としても確立していないので、役に立っているかどうか以前の問題でしょう。


まあそれでも、No.1さんが実際に理論の一部を使ってお仕事なさっているように、心理学の理論は人間の特性の一端を示しているわけであって、それを使ってみたほうが、1から経験をつんでいくよりは、改善が早かろうと思います。ただ、その理論をあらゆる面で上手く使えるようになるには、やはりyoungchildさんがどれだけ経験を積むかにかかっているかなと思います。

この回答への補足

心理学というのは科学と名乗るには、統計に頼って100パーセントがない以上曖昧な存在だと思います。
なので確実はありません。
ある理論を知っていて、その理論の予測する通り行ってもそれに心理学の理論の力が発揮されたとはいい切れません。そのような「絶対」を聞きたいのではなく、「もしかして・・・」という個人的な想像を知りたかったのです。

心理学については多くの本が売られています。それらに載っているのは一般的な条件で実用性を求めて作られていると思います。それらを意識して試してみた方がおりましたらよろしくお願いします。

補足日時:2005/12/18 00:11
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
長文でまことに申し訳にくいですが、少々期待した回答とは違うようです。ですが、心理学について大変勉強になりました。

(1)>、「誰かの役に立つために」研究されているわけではありません。
私は少々違う意見です。心理学は他の科学とは違い、多少人の役にたつことを前提にしていると思います。スキナーは他の科学に任せておくと破壊をしかねない。なのでそれを監視する意味でも新しい学問が必要であると考えていたと思います(うろ覚えですいません)確かにマインドコントロールなど悪用は可能ですが、それらの対策としての存在であるべきだと思いますし、この考えを完全な否定はできないと思います。核のように害だけの存在は心理学にはないと思います。

議論を交わすつもりはないのですが・・・
気を悪くしてしまいましたらすいません。回答は本当に感謝しております。

お礼日時:2005/12/18 00:10

マーケティングとか販促の仕事をしています。



書籍のみで大学で受講などはしていませんが、認知心理、消費者心理、パーソナリティ分析(ビックファイブ)はしばしば利用しています。

実用例ですが、

1.カタログ通販の仕事で、キャッチコピーとレイアウトを変更するだけで、売上が3倍になった
(認知心理+消費者心理)

2.住宅やインテリア関係の仕事で、ユーザーのパーソナリティ分析を行なうことで、新商品開発や、ブランドアピールの方向を定めることができた
(パーソナリティ分析)

などあります。

大別すると、
・ターゲットとなるユーザーに、こちらが望む行動を促していくため
・ユーザー本人の自覚の弱い、潜在的なニーズを突き止め、新しいドライバー(商品やブランド提案)にしていく
という2パターンがメインですね。

あと個人的には、他者を客観的に理解することで、対人的なストレスを低減するのに役立ちますね。

こんなもんです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
どのような理論を利用したのか教えてほしかったです(笑)確かに大学で学ぶ心理学より書籍のほうがより現実的で活用の効く理論が書いてありそうです。
理論がわからないと相手に心理学で動かされるということはありえそうですね

お礼日時:2005/12/16 20:33

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