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銭湯へ行くと、湯場に大きなガラス越しのテレビを見ることができます。
このガラスが曇らないのはどうしてなんでしょうか?
少しくもっていても水をかけるとよく見えるようになります。
その仕組みを教えてください。
予想では、曇る=水蒸気がつく、ということは水蒸気がつかないほど表面がつるつる加工されているというものです。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

現在、鏡や窓を曇らせない技術として、以下の三つの技術があります。



1.加温

 鏡や窓の曇りは「結露」という現象です。結露は、空気中の水蒸気量が鏡の温度における飽和蒸気量を超えることによっておこります。よって、鏡や窓の温度を室温以上に加温にすることによって、結露を防ぐことが可能です。
 高級ホテルの洗面所の鏡や高級車のドアミラーには、ヒーターが内蔵されているものがあります。鏡を加温することによって、結露(曇り)を防ぐことができるのです。

2.親水性ポリマーコーティング

 加温するには電源が必要であり、電気配線が必要になってきます。また、電気代も必要です。より簡便な防曇(ぼうどん)技術として、鏡や窓の親水性ポリマーをコーティングするという方法もあります。現在、一般家庭用のユニットバス内の鏡などに、多く使われております。
 本来、ガラスは水となじみやすいため、よく洗浄された窓ガラスや鏡には水滴はつきません。実験で試験管を洗浄するときも「水滴が付かなくなるまで」というのが一つの基準になっています。しかし、ガラスの表面を清浄なまま保つのは非常に困難なことです。ガラスを放置すると、すぐに表面の油膜がつき、水滴が付くようになってしまいます(細かな水滴=曇りです)。ガラスの表面に親水性ポリマーをコーティングすれば、油膜の生成を防ぐことができ、また親水性なたま水となじむため、曇りの発生を防ぐことが可能です。
 この方法の欠点は、所詮コーティングですので、長期間使用すると、いずれコーティングがはげてなくなってしまうことです。

3.光触媒超親水化

 この技術は、酸化チタンというセラミックをガラスの表面にコーティングすることにより実現できます。ポリマーとは異なり、半永久的に曇りを防ぐことが可能です。しかし、この光触媒超親水化という現象は紫外線を必要とします。十分な紫外線が確保できる屋外でのみ使用でき、室内のガラスなどに用いることはできません。建物の窓ガラスや外壁には多用されているみたいです(例:丸ビル)。詳しくは「光触媒」や「超親水化」でネットの検索をしてみてください。
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No.1のご回答のようなこともあると思いますが、それに加えてガラスの温度を室温よりも少し高めにしておいても曇りを防げるとおもいます。


これも車のデフロスターと同じ事で・・
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車の窓ガラスの曇り止めと同じだと思いますが、


曇るということは細かい水滴が付いている状態で、
水滴ができないように超親水加工をしているのだと思います。

つまり、水が付いたとき水の玉にならずに、水の膜になるように加工しています。
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